年賀はがき抽選 サピエンス全史

1月15日が、昔は成人の日だった。晴れ着を着た人が雪に降られている風景がテレビで撮されていたが、いまはセンター試験の日だ。毎年雪国では電車が遅れて混乱するが、今年は特別強い寒波がやってきており、日本海側や名古屋付近では電車やバスが遅れて大変だったようだ。

東京は雪に気配はないが、とてつもなく寒かった。ストーブにあたりながら、年賀はがきの当選番号を探す。12枚、切手シートが当たった。昨年よりもだいぶ確率が良かった。今年はいいことがありそうだ。

気分は高揚し、寒い中でも池袋まで歩いて行き、ヤマダ電機でパソコンのマウスを買った。マウスというのはねずみのしっぽみたいな線がくっついていたが、いまのは無線で使うことができる。線が混んがらなくていい。

そのあとジュンク堂に行き、ヘブライ大学のハラリ教授が書いた「サピエンス全史」という本を立ち読みする。池上彰さんが絶賛する本だ。立ち読みするにはちょっと無理な内容だ。目次だけ見ても134億年の歴史を書いた壮大なもので、人類の行く末を予言する本であろう。

ハラリさんは東大に交換教授として来日していた。身元引受人は我が友人のTaguchiさんだった。彼女に連れられて神田の出雲そばでハラリさんと一緒におそばを食べたことを思い出す。さらに我が友人のkawaiくんがへブライ大学に留学した時にお世話になったのもこの方だ。いちどみなさんと一緒にこの本の批評会をやりたいものだ。そのためには買わなきゃいけないが、上下巻で5千円もする。いやそれだけの価値はありそうなので、あす買いに行こう。