新内閣 一億総活躍内閣

新しい内閣が発足した。昨日のテレビではもう新国土大臣が9月の豪雨の被災地を訪れていた。それはけっこうなことだが、でも新大臣はまだ国会で挨拶もしていない。天皇さんに認証されたのだからそれでいいと言うのはちょっとおかしいのではないかな。いずれ国会で挨拶をするのだから、順序は問題ではないという感じだ。 たぶん国会を開いて挨拶をしたら、何か傷が出てきてもめるだろうから、しばらくは表に出ないようにしようと言う配慮だろう。

河野太郎という新大臣は原発再稼働大反対というブログを閉じてしまった。国会が開かれていたらその点を着かれるだろう。大臣になりたくて自説を引っ込めてしまったと言うのはちょっと恥ずかしいではないか。安倍さんという人は反対派を餌で釣って取り込むと言うのはうまいなあ。石破さんだって、派閥を立ち上げたばかり。なのにのこのこと内閣に閉じ込められた。石破さんを担いだ人たちは二階に上がってはしごを外された思いだろう。

目玉は一億総活躍大臣というのができたことだが、いったい何をする大臣なのだろうか。大臣というのはナントカ省を統括する親分だが、省もないということは事務局がない大臣なのだろうか?? まあ好きにやってくれという感じだが、安倍さんほんとうは何をしたいのだろうか。やっぱり国会で何をやるか「ていねいに」国民に説明してよ!

カワカブ会(梅里雪山会)

先日行ったインドラダックの報告会が中央区の区民センターで開かれた。12人参加のうち10人が出席して報告がなされた。それ10分の持ち時間だったが、皆さんすばらしい映像、表現で、画像だけの私はちょっと恥ずかしかった。私は4000mの高度に慣れるために必死で、珍しい地形地質の写真を撮るのがやっとだったが、私よりも年配の方々でも、登るのは当然!写真やビデオ、絵を描いたり物語を作ったりしていました。世の中にはすごい人たちがいるものだ。

地平線会議で見かける人たちも何人か来ていた。「ミワさんも誰かに連れていってもらうのですか?」と言われたが、「老いてはこの従え!」です。連れて行ってくれたのは我が子と同年代の小林さんだ。彼の一番思い入れの強い梅里雪山(カワカブ)の名前をとってカワカブ会と称して、チベット文化圏の巡礼路におじさんおばさんを連れて行ってくれている。ありがたいことだ。150912futola上の写真はインド・スリナガールとラダックのレーを結ぶ国道1号線の最高の所の峠。4100mある。バイクが次々に越えて行った。国境ではないが、国境に近いところなので緊張する場所だった。