桧原神社から伊賀神戸神社へ

東京から名古屋、近鉄で名張駅に行き、そこでレンタカーを借りた。運転しないことになっているが田舎道で奥さんが隣に着くので特別例外で運転する。でなけりゃとても到達できる場所ではない。

三輪神社末社の桧原神社から始める。最初崇神天皇の皇居内に祭られていた天照大神は一緒に祭られていた大国主と仲が悪く、厄災を招くというので、別々にされて桧原神社に祭られた。一方の大国主は大和神社に祭られた。それで厄災はおさまった。

桧原神社:三輪の三つ鳥居のみ。本殿拝殿はない。

桧原神社:三輪の三つ鳥居のみ。本殿拝殿はない。

三輪神社の前の「森正」という三輪そーめんのお店はこのあたりでは一番のお店。わが奥様のお友達の実家で、本日はお店に出ていた。aDSCN4392次は大宇陀にある阿紀神社。蛍能が有名なのだそうだ。鰹木が10本あるのは伊勢神宮と同じ。ふつうは許されないがここは元伊勢だからオーケーなのかもしれない。

aDSCN4420名張駅に戻って市内の蛭子神社に寄る。名張の観光案内書にはここも元伊勢とあるが、私の見た限りでは元伊勢とは言えない感じ。ちょっと寄っただけで駅に戻る。なんと事故で列車は大幅遅れ。ということは次の神戸神社にレンタカーで行っておけばよかった。

上林という伊賀鉄道の駅まで行き、そこから歩くことにしたが無人駅で人は誰もいない。揖斐川が流れているのだが、どこに橋があるかもわからない。自転車の中学生に聞いて、交番の近くから橋を渡り4番目の神戸神社に入る。ちょうど日が沈む時で、真新しい鰹木が一瞬ピカーと輝いた。これはすばらしかったが、帰りの道は暗くなりかかっており、急いで上林駅へ。

真新しい社殿。伊勢神宮の柱をもらった!

真新しい社殿。伊勢神宮の柱をもらった!


上林駅から伊賀上野へ。駅前はさびしくホテルまでの道は真っ暗。雨も降ってきて気分はめいるがホテルは立派だったので安心。奥さんに怒られないで済む。