じめじめむしむしの気分を払いに本屋に行った。最近活字を読むことが少なくなって本屋にはご無沙汰だった。最初に目に留まったのは『日本列島100万年史』…台地に刻まれた壮大な物語…というBLUEBACKSだった。著者は山崎晴雄さん、久保純子さん。二人とも我が後輩で、むかし母校に講師に行っていたころよくお目にかかった。クボジュンさんはNHKのアナウンサーと同じ名前でよく覚えている。まだまだかわいい活発なお嬢さんだったがいまや早稲田大学教授とあった。お二人とも日本の第四紀学(だいよんきがく)の中心メンバーだ。
第四紀学というのは私たちが生きている現代の地球の歴史を扱う分野で、どうやってその地形が成り立っているのかを知る地形発達史が中心です。『ブラタモリ』は崖や段丘、坂などを材料にして地形を語っています。さらに今話題になっている(?)『チバ二アン』という地質の時代区分も第四紀学の分野です。ついでにいえば、私のやっている『ぶらりバークラブ』『峠楽会』も地形を語るという意味では第四紀学の一部かもしれません、と我田引水。ともかく、我が後輩がいい本を出してくれたのでうれしくなりました。
私は相変わらず写真の整理。数年前オーストラリアに行く理由を「南半球には行ったことがない」と言って奥さんにオーケーをもらったが、実は行ったことがあったのだ。その証拠写真が出てきた。写真の赤い線が「赤道」である。赤道=エクアドル(スペイン語)。右足が南半球にふいこんでいる。今から何年前の写真だろうか。たぶん20世紀の時代のことだろう。
ところでトルコにいたときの喫茶店での写真。どっかで見たことがあるような人だなと思っていた。
寒河江からルビーの輝きというさくらんぼを送って頂いた。某企業の寒河江工場にいた卒業生が毎年送ってくれていた。しかし昨年は来なかったので、ちょっと心配していた。今年また送ってくれたので、急いで電話したら「昨年は失業中だったので送れなかったが、今年は再就職ができたので送ることが出来るようになった!」とのこと。よかった。ありがたくいただくことにしよう。
銀座通りは誰でも知っているが、金座通りがあるってことは知らなかった。人形町から久松警察署の前を通り路がそれである。久松警察署の前に写真のような案内板があった。江戸時代に「金座」があって金貨を作っていたんだろうと軽く考えていたが、どこにも「金座」跡などない。
日本で一番先に朝日が昇る場所として知られる犬吠埼。近年このあたりがジオパークとして認定されている。そのあたりの写真が欲しくて、昔行った記憶を辿って写真を探していたら、なんといま話題の「加計学園」が写真に写っていた。私もなかなか先見の明があるなあ。津波が来たらさらわれてしまいそうな場所(東日本大震災の時には銚子はあまり被害はなかった)に立っている。薬学部、危機管理学部とかがある千葉科学大学である。




