根津美術館・お茶会

 表参道から歩いて根津美術館に向かう。トランプ効果で人出は多い。お巡りさんに道を聞いても無駄。どこか地方から呼び寄せられているらしい。こんな時だから最高の警備体制なのだろう。ちょっとやりすぎみたいだが、まあこのご時世しかたがな い。

おもてなしの精神らしいが、先週来ていたフィリピン大統領とはあまりにも扱いが違い過ぎる。ちょっとごますり過ぎる。「おもてなし」ではなく「饗応」みたいだ。おもてなしは見返りはないが、饗応は大いに見返りを求めている。我々の税金を湯水のごとく饗応するのはいかがなものか。この前はプーチン大統領に大変な大盤振る舞いをしたが、何にも見返りはなかった。今回はどうなのだろう。

などと思いながらお茶会に臨んだ。正座をすることがなかったので、すぐに足が攣ってしまった。「痛い!」と胡坐に変えたがますますひどくなった。しかし隣で奥さんが「静かに!」とジェスチャーで知らせるが、痛いものはどうにもならない。胡坐で必死に伸ばして何とかなったが、お菓子もお茶も味はまったくわからなった。そのあと懐かしい仲間と一緒にお食事。お菓子もお食事も超一流だが、私には猫に小判!