秋の風邪、さてどうなるか、安倍の後!

安倍総理はまたもや病気を理由に政権を投げ出した。病気と言えば皆さん優しいから、ご苦労様でしたと言ってくれるだろうことが見え見えだ。この先、コロナの終息は望めない。小池都知事の言う通りwith corona で行くしかない。10月にはオリンピックの中止を言わなければならない。「コロナに勝って完全な形で2021年にオリンピック、パラリンピックをやる」と大見えを切ったが、今回「コロナに負けて中止になりました!」と言うことだ。それだけはいやだったのだろう。

さらに株価だけは黒田日銀総裁の操作によってV字回復をした。しかし景気は昨年の増税の時からどんどん悪くなっている。コロナのせいにしているが、より構造的な原因だということに皆が気がつき始めている。アベノミクスが破綻していることがばれる前にやめなければ。失業者や貧困層がどんどん増えている。この人たちの怒りが政権に向かってくるのも時間の問題だ。

まだ理由はある。目玉政策のIR事業汚職で議員が逮捕された。口裏合わせの疑惑が出てきて再逮捕された。河井元法務大臣夫妻も捕まっている。この裁判も進んでいて有罪は確定的のようだ。となると政権幹部への追及も始まる。総理の身で聴取を受けるなんてできない。議員を辞めたらもっと追及が激しくなる。そこで総理はやめるが議員の特権をなくしたくないので、病気だががんばって議員は続ける。

もし後任が石破や岸田になったら、裁判にかけられるかもしれない。そこで同じ穴の狢(むじな)の菅に後を託すことにした。菅は実質安倍政権の管理者だから同罪のはず。自分が捕まるかもしれないような運営はしないという確信があるので、安倍総理は、意中の人だった岸田を外して菅になるように工作をした。そのとりまとめは麻生元総理が仕切ったと田原総一郎が言っている。なるほど。親中国派の二階幹事長の目を亡くす方向なのだろう。派閥の動きは見え見えでまるで田舎芝居! ゴメン田舎の人に失礼だな。