お遍路から戻りました。

四国遍路1週間の歩き旅でした。伊予の国に入ってからは峠越えが多く、距離は、はかどりませんでした。1週間で100キロちょっとです。これでやっと全行程の半分ぐらいかなという感じです。札所の数も43番まで、88番のうちほぼ半分。でもこれからは四国山脈を越えるのでますます高度は高くなります。我が高齢者にはなかなか難しいコースです。幸いなことに友人が松山にいて、応援してくれるとのことなので心強く思っています。

春にもう一回行って、あとは涼しくなる秋ということにします。まだあと7回ぐらい。40日はかかるでしょうね。それまで体がもつかどうか、われえながらちょっと心配です。まあ先のことを心配しても仕方がない。松尾芭蕉先生の「夢は枯野を駆け巡る!」ですなあ。

第6日目 卯之町から内子へ

途中、少しバスと列車を使いましたが、峠を2つ超えて、内子の街へ降りてきました。この街にはすばらしい芝居小屋がありました。多くの歌舞伎や狂言が演じられました。我が奥さんは大喜びで、今回の遍路旅の一番の見どころだと喜んでいます。
内子で今回の遍路旅は終了。列車で松山に来ました。古い友人のOさんと食事をしました。明日の午前中の便で羽田に戻ります。
写真は後程。とりあえず表紙を作りました。

第5日目 43番にお参り

昨日は宇和島のホテルに泊まりました。本日の天気予報は大荒れとのこと。しかし朝起きたら青空が出ている。急いで計画変更して、昨日お参りした42番の仏木寺にバスで行く。その先に歯長峠という難所があるが、雨では無理と思っていたので、列車で行くことにしていた。しかしこの天気、午前中は持ちそうなので頑張って超えることにした。予想通り11時ごろまでは晴れてた。何とか峠を越えて、卯之町の誓うまで来たら、雨が降り出した。それでも頑張って4番札所まで急坂を上った。無事お参り。とちゅに愛媛県の歴史文化博物館があった。そこへの上りは43番よりもきつかった。しかしすばらしい博物館。建物は国立歴史博物館よりもいいかも。富士廻屋という古い旅館に泊まっています。寒い寒い!

第4日目、宇和島につきました

本日は松尾峠という大きな峠を越えて宇和島につきました。この峠にはトンネルがありますが1770mもあり、国道56号線には大型トラックが行き来しているので、とても歩けません。そばに昔の峠越えのお遍路道があるので、そちらに入りました。
ところがそこはあまり整備がしてないので、道は崩れ、倒木にもおおわれていました。しかしここは遍路道でお休みどころもあります。昨日泊まった「大畑旅館」は獅子文六という作家が2年間も逗留していた宿。代表作が「てんやわんや」だそうで、それにあやかった「わんや」という命名らしい。「わんや」を過ぎて下ると巨大な採石場、ごみ焼却場が建設中で、ダンプやローリーが入って来る。そんな道は少しだったが、山道もあまり整備がしていない。国土省の人が、「整備していないでしょう。四国の道はトンネルを通る道ですよ」とのこと。遍路道と、四国の道とは管轄が違うので整備状況は違う。国土省は「四国の道」を通したいのだろう。私としては遍路道のほうを整備してほしいのだが、力がなくてなかなか整備できないようだ。
国道56号線を歩ているとここ三日間毎日会うオーストラリア人にあった。替えの方が早いので先に行ってもらう。宇和島警察あたりでバスに乗る。

第3日目 伊予の海を歩いています。

ゆらり内海でお昼を食べました。地元の小学生が創作したタイレッ丼(860円)を食べています。海はきれい、ぽかぽかあったかい。ここは温泉施設、温泉に入ってゆっくりしたいけど。でも今回は奥様に歩いていただくために、快適環境を整えなけりゃ。やっぱり温泉に入ってみるかなど、考え中。

第40番観自在寺に到着

土佐と伊予の国境の松尾峠を越えました。標高は300mほどですが、海か上がるのでかなりきつかった。実質初日にしてはかなり激しい行程で、峠を下りてからも長い道だったので、すっかり疲れています。

泊は観自在寺の宿坊です。まだお遍路シーズンではないので、私たちのほかにはオーストラリア人の若者です。彼は通夜堂という無料のお遍路宿に泊まっていますが、朝晩は1℃ぐらいですから、寒いでしょうね。でも若者はスペインのコンポステーラにも行ったという猛者ですから大丈夫。

寒いのですがもう桜満開です。といってもぜんぶ河津桜です。近年河津桜は全国へ広がっているのですね。写真は後程アップします。

第6回四国遍路 第1日目

前回終了した土佐くろしお鉄道の平田駅から歩き始めた。朝早く家をでて羽田から高知龍馬空港に9時半ごろについた。富士山がすばらしかった。空港から高知駅に出て特急で四万十の中村駅へ、そこから平田駅に1時半についた。
平田駅から第39番延光寺までは3キロほど。この寺で高知県、土佐は最後の寺になる。でも距離も札所の数もまだ半分にもいかない。この先けっこう大変かも。とりあえず写真日記を入れます。

こんな富士山は初めて!

土佐くろしお鉄道:地域の街の支援を受けて走る

延光寺まで3キロ、38番からは遠かった。

まさに遍路道!久しぶりの道はいい感じ!

恒例の札所番号の前で記念写真

もうお遍路さんは多い。東京から2泊3日。14札所めぐる

明日は大晦日、27日はお正月

 昨夜は地平線会議、454回目の報告者の大西さんが「新年おめでとう!」とモンゴルの美しいデェール姿で登場した。
「なんでいまごろ?」
と思ったが、モンゴルの旧暦では26日が大晦日、27日がお正月だという。モンゴル人はこの暦で新年をお祝いするという。お正月は毎年異なった日になる。昨年は2月9日だった。
 
 青い空と草原のイメージと異なって、ものすごい大気汚染のウランバートルらしいが、大西さんの爽やかさは際立っていた。モンゴルの人たちとのかかわり合いをのべ、いまはモンゴルの雑誌に連載を持つまでになった夏奈子さんの活躍は、もとモンゴル大使の花田さんも絶賛してくれた。昨日はモンゴルとの国交樹立45周年の記念日だった。いい地平線報告会の企画だった。

今朝調べてみたらモンゴル暦はチベット暦をアレンジしたもののようだ。
2017年は
2月26日 大晦日「ビトゥーン」(朔日)
2月27日 お正月「ツァガンサル(白い月)」(二日月)
中国の春節(1月28日)よりもほぼ1ヶ月遅れている。
昨年は2月9日がお正月だった。そのときは春節(2月8日)とほぼ同じ。

モンゴル暦はチベット暦に準じた太陰太陽暦だが、本来の「月」の出を基準にしているので一日遅れになっているようだ。私もトルコで体験したが、月が出たかどうかは塔の上で観測する宗教者が決めていた。
旧暦のお正月とされる日は新月(朔)だから月は見えない。細い月が見えるのはその翌日だ。だからモンゴルのお正月(白い月)は観測によるので旧正月から1日遅れる。
さらに年によって1ヶ月遅れることがある(2017年)のは、西暦の2月に起こる「白い月」を基準にしているからのようだ。(確かめてはいない!)
いずれにしても、モンゴル人はカレンダーよりも自然の「月の出」を大事にしていることがわかった。たぶん世界に他にはないかな?

花粉症デビューかな?

我が家の奥さんはここ数年花粉症に悩まされており、もうマスク、メガネ、帽子で武装している。私は
「何やってるの?怪しい人と思われるよ!」
などと言っていた。しかし、ことしは私も仲間入りした感じで、目はかゆいし、鼻水ぐしゅぐしゅになってきた。私も外出時はマスク、サングラス、帽子、花粉のつかないウインドブレーカーの怪しい姿になった。

そんな姿なので、人に会うときには少々困る。土曜日には昔の卒業生と池袋で待ち合わせたのだが、全く気がつかないまま15分ぐらいたった。
「何年かぶりなのに、そんな格好してたらわかりませんよ」
と言われた。確かにそうだ。いまは各地に防犯カメラがついているから監視されているかもしれない。
彼らとの会食風景をアルバムにして送ってくれた。ありがとう。これで名前もわかる。彼らももう定年を過ぎている。私も年を取るはずだ。

ぶらりバークラブ、峠楽会

 東京峠楽会となって初めてのお散歩。本日は渋谷川と目黒川に挟まれた尾根を越える峠を見に行った。最初は別所坂を登り目黒新富士跡にでて、尾根上をとおる三田用水を歩く。三田用水跡が区界で渋谷区と目黒区に分かれている。

猿楽町交差点から目黒元富士、朝倉邸庭園の脇にでる。超高級マンションが立っている。東久留米在住の仲間が、都会に住みたいなあ!と言うが、こんなところに住んだら不幸になる。安いお店などないんだから。元富士跡を下るのが目切り坂。そこから西郷山にいく。西郷山の上に河津ザクラが一本咲いていた。

神立スキー場

越後湯沢駅をでたらちょうどバス来た。貸切状態でスキー場にきてちょっとだけ滑ってみる。今回は80センチという短いスキーを持ってきた。靴は登山靴のまま。もちろんかっこよく滑ることはできないが、まあ十分だ。これなら用具を送らなくても手軽に行くことができる。

先週は岩原スキー場でシニア5時間2000円だったが、神立は午後券シニアは3000円だから効率は岩原の方がいい。どうせ2時間しかすべらないのだから、安いほうがいいや。午後1時過ぎに雨が降ってきた。本日は東京も春一番で暑いそうだ。雨のスキー場なんてまっぴら。5時には家についていた。正面は飯士山。右側の斜面が岩原スキー場。目の下は神立スキー場。こんな広いスキー場を独り占めと思ったが、雨が降ってきた!

植村直巳賞は平出さん!

1984年2月13日は植村直巳さんの命日。この日に合わせて植村直巳冒険賞が発表される。ことしはちょっと遅れて16日に植村さんの母校である明治大学の紫紺館で発表があった。受賞者は世界トップクラスの登山家である平出さんだった。彼の登山は誰も行ったことのないルートを選んで登っている。その大変な登山のさなかにもビデオ撮影をして、誰も見たことのない景色を共有させてくれる。山岳カメラマンとしても超一流だ。

三浦雄一郎の80歳エベレスト登山でもカメラマンとして先回りして写真をとっている。田中ゆうきの日本百名山一筆書きの撮影も彼のカメラである。走りながら登山をしている田中を前後に回ってとっているのは、彼よりも重い荷物を持って、倍ぐらいの距離を走っている。とてつもない体力の持ち主だ。登山家としての評価もすばらしいが、カマラマンとしても大冒険と評価された。すばらしい。SEKINEさん、NOJIさんらと枯れ木も山の賑わい役で出席したが、部屋に入れないぐらいの盛況だった。

池田なみ 歌手!

 ここのところぶらりばークラブにも来ていなかったが、歌手のなみちゃんがニューオルリンズから戻てきました。youtubeに彼女のビデオが載っています。ぜひ見てあげてください。前に聞いたよりもはるかに成長したなという感じです。どうぞよろしく。下島じいさん、ご指導ありがとうございました。すばらしいね。
Nami Ikeda / (CD) Jazz For Everybody:Demo
https://youtu.be/ENtXzmofvj4
Nami Ikeda / (CD) Jazz For Everybody:Amazing Grace
https://youtu.be/V5jQevQnWME

なにか恐ろしいことが・・・

北朝鮮が安倍、トランプ会談にあわせてミサイルを打ち上げた。「オイラを忘れてはいないかい?」というメッセージだろうが、安倍さんにとっては絶好のタイミングだった。これで日米同盟がさらに深化するからだ。金正恩に感謝しなければいけない。

などと思っていたが、インターネットに金正恩の兄の金正男が暗殺されたとの記事が出ている。詳細はわからないが毒殺されたとある。だれがやったかわからないが、そういう指令は出ていたのだろう。金正恩に感謝などと書いたが、やはりとんでもない指導者だ。あすのテレビはこれでもちきりだろう。テレビネタは尽きないなあ!