倭姫命おっかけ旅

倭姫命(やまとひめのみこと)は、三輪山におられた「天照大神」をお連れして各地を巡幸し、伊勢の地にお住まいいただいた第11代天皇の皇女である。天照大神は伊勢の地が気に入って、「ここに住もうと思う!」と言われた。皇女はその後は近くの斎宮(さいぐう・いつきのみや)で天照大神をお祀りした。そののち斎宮は天皇の未婚の皇女が務めることになったが、南北朝の時代になると斎宮制度は廃止になった。

そのやまと姫を追っかけて走っていった(実際にはほとんど歩きだが)話を書いたら、旅文化研究所が発行する「まほら」という雑誌が取り上げてくれた。最近は雑誌にのることなどほとんどなかったので、結構喜んでいる。ちょっと短すぎて、私の思いが尽くせなかったので前後左右をもっと膨らませるべく努力をしている。今年中に完成させるぞという意を強くしている現在。…あたらしい仕事ができた感じです。

コピーを載せておきます。クリックすれば読めるはずです。ご一読を・・・

 

都議選 驚いた!

都議会自民党が歴史的大敗をしたとテレビでは報じている。前には57議席あったが半分の23議席になったのだから大敗だろう。ここ数日の選挙事務所(我が家のすぐそばに下村都連幹事長秘書3人の候補事務所がある)の様子を見ていると、最初威勢がよかった自民党は日を追って元気がなくなり、逆に都民ファースト候補(長友嫁の弟)は勢いづいてきた。自民党候補事務所は投票日にはもう片付け始めていた。

そんな様子を感じていたので、私はよく23議席もとれたなあ!と逆に驚いた。加計、森友、豊田女史、下村闇献金、稲田防衛大臣などあれだけ決定的な問題があったのにまだ23議席もあるなんて。自民党候補が「私の努力不足」と言っているが、もちろん本心ではなく、「総裁や国会議員が悪い!」と言いたかったろうに。

野川が枯れ川になってる!

 ここ数日読書三昧の日だった。気分を変えるために新しい靴を買って調布市の野川まで足を延ばしてお散歩。かなり暑くなったが、遊歩道には大勢が歩いたり走ったりしている。こういうのをみるとこちらも気分が高揚してくる。
川沿いは涼しいかと思っていたら、なんと野川には水がまったくない枯れ川になっている。歩いている地元の人らに聞くと、こんなことここ10年ぐらいはなかったなあとのこと。ここ数日は東京地方雨が降っているのにまったく水がないというのは異変なのだろうか。カメラを忘れたのでスマホでとってみた。

本日は都議選の投票日。夕方戻ると我が家の入り口にある自民党の選挙事務所(下村都連幹事長の秘書)は早々と店じまいでお掃除が始まっている。一方商店街にあるもう一人の秘書で都民ファースト候補の事務所前はテレビカメラがぞくぞくあらわれている。まだ投票終了までは2時間以上あるが、勝敗は決定したようだ。

どアホノミクスの断末魔

 きのうもう一冊買った。すごいネーミングの角川新書だ。著者は浜矩子(はまのりこ)同志社大学教授。もちろん「アベノミクス」の批判本だが、すでに『脱アホノミクスのすすめ』2015年、『アホノミクス完全崩壊に備えよ』2016年が出されており、アホノミクス三部作として最終版だそうだ。

最近森友、加計のもり、かけ問題の影響で、「アベノミクス」という言葉はほとんど聞かなくなった。浜先生によるともうとっくにアベノミクスは失敗しているので安倍さんは口にできないのだそうだ。苦し紛れにアベノミクスとはまったく反対の分配志向、働き方改革という口当たりのいいことを叫び始めたが、だまされてはいけない。今まではアベノミクスで経済発展させて分配をはかるということだったが、経済が行き詰っているので結果だけ先に言い始めたが、そんなことできるはずはない。

働き方改革では、過労死ガイドラインまでは働かせることができるということ、同一労働、同一賃金は同一をどう判断するかは資本家のさじ加減しだいだそうだ。家で子育てをしながらでも働くというのにはIoTを駆使してGPS付の国民総背番号(マイナンバー)で管理するれば、いま社員はどこで何をしているかがすぐわかる。要は四六時中監視社会ということになる。共謀罪はその先駆けという意図がありありだそうだ。

そこでIoTの生みの親である坂村健さんの『IoTとは何か』(角川新書)を買ってきた。坂村さんは「どこでもコンピュータ」の提唱者で、すでに多くの分野で成功し世界的名声を上げている。IoTとは「Internet of Things」(モノのインターネット)だが、すでに「もの」ではなく「ひと」にも使われ始めている。東京オリンピックでテロリストに狙われたら大変と、顔認証や防犯カメラ設置など急ピッチで進められている。各人にマイナンバーを持たせれば、防犯カメラに映った誰それはすぐに特定でき、犯罪歴だけでなく借金や病歴などもすぐわかる。

アホノミクスの先行は人々を四六時中管理して効率よく働かせ生産性を向上させるという構想になっている。ちょうど「トランプおやじ」が出てきて、アメリカファーストなどと言って引きこもりを始めたので、日本は自前の武器で自国を守るという名目ができた。それをもってアメリカの代わりに世界の盟主になろうとしているのが「アホノミクスの大将」ではないかと浜さんは言っている。

さてさて我々はどうしたらいいのだろうか。マイナンバーなんかに登録してはいけないな。外出はいつもサングラスにマスク、帽子だな。スマホの位置情報は切るにしておかなければ。でも無駄な抵抗になりそうだ。都議会選挙が一つの試金石だな。決められない知事というが、今の時代「決めない知事」の方がいいかもしれない。

日本列島100万年史

じめじめむしむしの気分を払いに本屋に行った。最近活字を読むことが少なくなって本屋にはご無沙汰だった。最初に目に留まったのは『日本列島100万年史』…台地に刻まれた壮大な物語…というBLUEBACKSだった。著者は山崎晴雄さん、久保純子さん。二人とも我が後輩で、むかし母校に講師に行っていたころよくお目にかかった。クボジュンさんはNHKのアナウンサーと同じ名前でよく覚えている。まだまだかわいい活発なお嬢さんだったがいまや早稲田大学教授とあった。お二人とも日本の第四紀学(だいよんきがく)の中心メンバーだ。

第四紀学というのは私たちが生きている現代の地球の歴史を扱う分野で、どうやってその地形が成り立っているのかを知る地形発達史が中心です。『ブラタモリ』は崖や段丘、坂などを材料にして地形を語っています。さらに今話題になっている(?)『チバ二アン』という地質の時代区分も第四紀学の分野です。ついでにいえば、私のやっている『ぶらりバークラブ』『峠楽会』も地形を語るという意味では第四紀学の一部かもしれません、と我田引水。ともかく、我が後輩がいい本を出してくれたのでうれしくなりました。

写真整理2、あれれ!防衛大臣

私は相変わらず写真の整理。数年前オーストラリアに行く理由を「南半球には行ったことがない」と言って奥さんにオーケーをもらったが、実は行ったことがあったのだ。その証拠写真が出てきた。写真の赤い線が「赤道」である。赤道=エクアドル(スペイン語)。右足が南半球にふいこんでいる。今から何年前の写真だろうか。たぶん20世紀の時代のことだろう。

話は変わって我が家の路地の入口に都議会候補の事務所がある。どういうわけかポスターがすべて内側向きになっており、外向きには何党の候補かわからない。本日この候補を応援する稲田防衛大臣の発言が大きく取り上げられていた。防衛庁、自衛隊も応援しています。との発言だ。自衛隊が近くにあるからと言っていたが、あるのは隣の練馬区で、自衛隊の人も驚いたろう。自衛隊は国民を防衛するためにある。自衛隊員が各候補を応援をすることまったく問題はないが、防衛庁という役所が応援することはあり得ない。自衛隊は自民党を守るためにあるわけではない。我がや近くの候補はあわててポスターを取り外したのだろうかな? これじゃ元防衛大臣の小池さんに負けても仕方がないな。

懐かしい写真整理の時間

我が家には会社にあるみたいなファイリングキャビネットがある。奥さんは「早くそんなもの片づけてよ!」というが、中には膨大なスライドが残っている。いい写真は使うこともあったので、別のところにとってあるので、ここに残るのはB級の写真がほとんどだ。しかしファイルを開けてみると懐かしい写真がある。芸術写真として見せるようなものではないが、自分の記録としては貴重だ。

スライド写真をデジタルにして残そうと考えていて前に少し実行したことがあるのだがめんどうで投げ出した。しかし最近買ったカメラは接写機能が優れているので、透視台に乗せてそのまま撮ることができることが分かった。透視台の上に30枚ぐらい乗せておいて、片っ端からシャッターを切る。これは簡単だが、それぞれの写真に名前を付けるのが面倒だ。30枚を写した後、パソコンに入れて名前を入れる。今作業に手間はかかるが、一枚づつ見ながら作業を進めるのは、暇な爺さんには楽しい作業。我が人生の残り時間と、作業終了時間とどっちが先か・・

 ところでトルコにいたときの喫茶店での写真。どっかで見たことがあるような人だなと思っていた。

26日午後、そのそっくりさんに数年ぶりにばったり出会った。そんなめぐりあわせがあるなんておもしろいことだ。

グレートジャーニー講演会

板橋の公会堂で関野さんの講演会があった。青少年健全育成の会の中の講演会だったが、関野さんのお話は参考になるだろう。と言っても客席には育成されるべき青少年は少なくじいさんばあさんだらけ。「関野さんのお子さんの反応はいかがでしたか?」という質問があったが、関野さんは「自分の子どもは親を反面教師として見ており、探検冒険心はまったくない」とのこと。育成にかかわる方々にはどう響いたか。

我が家は板橋公会堂から5分ほどのところにあるので、講演終了後によっていただいた。我が家の孫にあってもらいたかったからだ。物心ついたころにあの関野さんと一緒に写真を撮ったことがあると思い返すことができたらいいだろう。と思っていたのだが、地球永住計画の壮大な話を聞いているうちに、写真を撮ることを忘れてしまった。駅まで送って戻ってきて、奥さんに怒られた。関野さんに来ていただくなんてめったにないことなのに・・・

ルビーの輝き さくらんぼ

 寒河江からルビーの輝きというさくらんぼを送って頂いた。某企業の寒河江工場にいた卒業生が毎年送ってくれていた。しかし昨年は来なかったので、ちょっと心配していた。今年また送ってくれたので、急いで電話したら「昨年は失業中だったので送れなかったが、今年は再就職ができたので送ることが出来るようになった!」とのこと。よかった。ありがたくいただくことにしよう。

それにしても素晴らしいさくらんぼ。この箱にぴったり収めるのも技術がいるそうだ。私は山梨でぶどう、モモを育てる手伝いをしているが、農家の人は「なんでこんなに手をかけるの?」というほど丁寧に育てている。このさくらんぼもきっとものすごい手間をかけているのだろ。口に入れるのは畏れ多い感じだ。下衆な私はついつい一粒いくらかなと考えてしまう。何段重ねか確かめるために一粒とって下を覗いたら3段かさねになっていた。上げ底ではなかった。すばらしい。

同窓会、もう20年もたったのだ

私の受け持ったクラスの中で一番若い連中が池袋に集まってくれた。この前あってからまだ4,5年かと思っていたら、もう20年も前じゃないか!とのこと。確かにそのとおり。私の頭の中は20年前と同じ感じだ。

みんなとつながるのにLINEを使ったらということになったので、インストールしてもらった。するとあっという間に大勢とつながって返信が来た。何年もあっていない人からも来る。「こりゃまずい! 皆さんにご迷惑がかかる!」ということですぐにアンインストールしたのだが、うっかり若者に仲間に入ろうなんて考えるとひどい目に合いそうだ。年寄りは大人しくショートメールをしているのが正しい。

 

2017年 夏至だ!

地上に太陽がある時間比較

本日は夏至。昼間が一番長い日だが、東京はかなりの大雨。日照時間はないようだ。6月21日は夏至と決まっているようだが、2015年、2019年は6月22日だ。1年がピッタリ365回自転しているなら同じ日になるが、365.2422・・・というハンパがあるので、春分点は少しづつ移動する。今年は春分が3月20日で夏至が6月21日、秋分が9月23日、冬至が12月22日となっている。

本日
東京 4:25~19:00 14時間35分
札幌 3:55~19:18 15時間23分
沖縄 5:38~19:25 13時間47分

一番昼間が長いのが日本では札幌だ。北へ行くほど昼間時間は長くなる。北極圏に行けば昼間時間は24時間だ。ところで一番昼間時間が短いのは冬至。東京の場合を書いておきます。

東京 6:47~16:32 9時間45分

夏至の昼間と冬至の昼間を合計すると24時間20分になる。一年間合計すると昼間時間の方が夜間時間よりも長いのだ。

東京都議会選挙!

我が家のすぐ近くに候補者の事務所が開所した。わが板橋区は都内でももっとも注目の区の一つなのだそうだ。我が家の近所は自民党候補、下村博文元文部大臣の秘書だそうだ。商店街の奥の方に都民ファースト候補、この人も下村博文の元秘書。サッカーの長友選手の義理の弟だ。地元にはなじみのない人で下村都連会長は恩を仇で返したと言っている。

定数5人に、自民党が2人、共産、公明、民進の現職5名に加えて、都民ファーストが2人、その他数人だそうだ。都民ファーストが現職2名を追い落とそうと考えているようだが、さて割を食うのは誰だろう。下村自民党都連会長 対 小池都知事 の構図だが、自民2名、都民ファースト2名 ということも予想されている。その場合は引き分けなのかな?

毎日通るところなので事務所をのぞいてみると自民党には地元のおばちゃんたちが入れ代わり立ち代わりいるが、都民ファーストはまだ地元にはなじみがないみたいで人がいない。さてさてどうなることか。いつもの無風選挙とはちがって、多少の緊張感があるようだ。小池都知事の威力はまだまだ健在なのか、興味深い選挙になりそうだ。私はまだまだ「百合ちゃん!がんばれ派」なのだ。

アメリカイージス艦衝突

伊豆半島の先の海でアメリカの現役のイージス艦が日本郵船のコンテナ船と衝突した。テレビのニュースを見るとイージス艦は右舷のレーダー部分が大きくへこんで航行不能になった。まだ何人かの兵隊が閉じ込められているようだ。死者も出ていると報じられている。フィリピン船籍のコンテナ船は前方がへこんだだけでけが人はいないという。

コンテナ船がイージス艦よりも3倍ぐらい大きいのだが、それにしてもアメリカの軍艦というのはこんなにちゃっちいの? 北朝鮮のミサイルを打ち落として日本を守ってくれるというが、あんなに大きな船が近付いていることが分からなかったのだろうか。高層から落ちてくるミサイルや海の中を襲ってくる魚雷にはまったく無力だということをさらけ出してしまった。これじゃまずいよな。独自に地上にミサイル防衛網を作った方がよさそうだ。それまで北朝鮮に待っててもらわなければいけない。

テレビ局はフィリピンのコンテナ船と言っている。確かに船籍はフィリピンで乗組員も外国人だが、日本郵船の船である。アメリカからはすごい非難が来るだろうな。などと考えながら近くの学校の運動会に行く。

日差しの強い中、みな元気に走り回っている。この子たちの上にミサイルが飛んでこないように、じいさんたちは知恵を働かせなければならないなと考えるが、いいアイディアはない。安倍首相、稲田防衛大臣、おともだち優先なんかしていないでまじめに考えてほしいものだ。

金座通りでワインなんぞ!

 銀座通りは誰でも知っているが、金座通りがあるってことは知らなかった。人形町から久松警察署の前を通り路がそれである。久松警察署の前に写真のような案内板があった。江戸時代に「金座」があって金貨を作っていたんだろうと軽く考えていたが、どこにも「金座」跡などない。

聞いてみると「金座」のあとは現在の日本銀行の場所で、ここからはだいぶ離れている。なぜここが金座通りなのかはなぞだ! 地元のおじさんたちとワインを傾けながら謎に迫ろうかと思ったが、一杯飲んだら忘れてしまった。

銚子にも加計学園が!

 日本で一番先に朝日が昇る場所として知られる犬吠埼。近年このあたりがジオパークとして認定されている。そのあたりの写真が欲しくて、昔行った記憶を辿って写真を探していたら、なんといま話題の「加計学園」が写真に写っていた。私もなかなか先見の明があるなあ。津波が来たらさらわれてしまいそうな場所(東日本大震災の時には銚子はあまり被害はなかった)に立っている。薬学部、危機管理学部とかがある千葉科学大学である。

銚子電鉄、昔の車両

話に聞くとここも銚子市が何十億円の土地を無償で提供して誘致したらしい。市民投票では誘致を否決したのだが、何やらあって大学は完成。開学式には理事長お友達の安倍首相がやってきてご挨拶をなさったそうだ。

屏風浦・風力発電

現学長はもと内閣官房参与で今問題になっている木曽功、さらに荻生田官房副長官も教授として名を連ねていた。今話題の今治市の構図と同じだ。お友達優遇は昔から変わっていないんだな。