今回の旅のメインである「岩の聖地」ゴンパランパジョンへ向かう。岩の聖地は4750mの高所にあるためにこの日まで高度順応をしてきた。昨日のテント地は4100m、今回の最高所の宿泊だった。前日からダイヤモックスを飲んで準備したが、2度目なので身体も慣れているらしく、夜中に1度しかトイレに起きなかった。
夜のテント場は素晴らしい星空。寝る前には頭の上に天の川を泳ぐ白鳥座が見え、南の天の川にはサソリが尻尾を浸していた。こんなに明るい天の川を見たのは何十年ぶりだ。夜明け前にトイレに起きた時にはオリオン座が上がっていた。昨晩はまだ28日月(三日月の反対)が出ていたが、今日は月明かりはなかった。>
朝は周りの水たまりは氷が張っている。しばらく行きとシモバシラの花(?)が咲いている。冬の寒い日高尾山で見るのと同じだ。シモバシラに見とれていたが、歩くのは一歩一歩がやっと。ダイヤモックスを飲んだからといって、呼吸が楽になるわけではない。年寄りにはかなりきつい旅だが、皆さん「岩の聖地」まで何としてでもたどり着くぞと意欲は高い。私と清水さんは「年寄りにはきついよ!」とテンションが上がらない。お花を見ながら上がる。この青色の花は何だろう。ブルーポピー??トリカブトと同じいろだけど・・・ これが球状花崗岩、「聖なる岩」である。拡大写真は下!<
このゴンパが高度4,600mほど。この先に聖なる岩はあるのだが、私と清水さんは「聖なる岩」のかけらを見たからもういいや! と暖かい日差しの下で昼寝。2時間ほど待つと、4750mの岩まで往復してきた皆さんが降りてきた。疲れたが満足した様子。60歳過ぎのおばさんたちが登れたのに、我々は登れなかったのは少々残念だった。
でも「聖なる岩」にタッチしたら「ハーイ ご苦労さま!」と言われて、すべてが終了してしまうのではないかと危惧したことも確かだ。我が尊敬するTA女史も「満願」というのは避けて、いつもあと一つを残しておくという。四国八十八ヵ所も八十七か所で終えて、あとひとつは残しておけば次につながる。全部達成したら、それで「ハイ終わり!」と神様に言われそうな気がする。まあいいわけだけど!
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また富士山に行ってきました!
石射太郎山
富士山に行ってきました
毎年9月の最初に富士山に登っていましたが、今年は皆さんと一緒に行けそうもないので急きょ1人で行ってきました。朝5時に家を出て高速で富士吉田の浅間神社に行きました。世界遺産は富士山の参詣道ですから、一度は吉田口の登山口を見ておきたかったので中の茶屋から馬返しまで車で入りました。
いまは馬返しまでマイクロバスが入っています。そこから先に一合目があります。日帰りなので一合目から歩くのはちょっときつい。そこから車で滝沢林道を五合目に向かいました。前に来た時には佐藤小屋の下まで行くことができたのですが、いまは3合目あたりにゲートがあって車はここまで。15台ぐらい車が止まっているので私もそこに車を置いて、舗装道路を歩き始めました。1時間半でやっと上の五合目のゲートに出ました。
佐藤小屋からバス停からの合流点までけっこう登りがある。トイレの脇に黄色いジャンパーを着たおじさんたちがいる。富士山協力金の1000円を徴収している。一応協力して1000円払った。外国人たちは「何?」という感じで通り過ぎて行く。まあしょうがないか。夏休みなので大勢の人がいるかと思ったが予想外に少ない。どうしたんだろう。
各小屋で休みながらゆっくり歩くが、どこも人がおらず従業員は手持無沙汰の感じ。8時から歩き始めて12時まで歩き、3100mの太子館で天気も悪くなってきたので下山開始。二時間ほどで3合目まで戻る。車に入ったとたんに雷、土砂降り。すばらしい読みだった。途中で雷にやられたら、悲惨な目にあうところだった。6時には我が家に戻った。東京はとんでもない暑さ。富士山は20℃だった。
涸沢への道は大変! でも最高の景色
上高地に行ってきました。涼しい!
恒例の上高地旅行へ行ってきました。最初の年は大正池から河童橋まででしたが、だんだん孫の年齢が上がってくるようになり、徳沢を基地にして涸沢を目指すことにした。昨年は本谷橋で終了したが、今年は天気も良く涸沢まで行けそうだった。しかし我が家はすでに70歳、孫が大きくなるにつれて体力は低下。孫たちと一緒ではとてもついていけそうもないので、我々は5時に出発。しかし本谷橋で追いこされた。でも何とか涸沢に到着。大変だったが年に何回しかないような晴天で、すばらしい景色を楽しむことができた。もうここまで来ることはできないだろうから、十分に堪能するまで目に焼き付けた。満足。でも帰りが大変だった。こんなすごいところを登ったのか?? 行きはよいよい、帰りは怖いのとおおり。孫たちい遅れること2時間半。合計12時間の労働だったが、それだけの満足はあった。
2日目 鶴林寺 太龍寺(21番)
朝5時に朝食を食べて、昨日歩いた登山口まで送ってもらう。しかし本日は雨。宿のおじさんはしばらくすれば晴れるというが、私は懐疑的。雨の準備をしっかりして、6時には歩きだす。前回第一回「遍路ころがし」の難所では、朝出るのが遅くて難儀したが、その反省で、本日は早出をしたので、昼までには大龍寺の頂上までたどり着けることができるだろう。
鶴林寺での写真は全部ぼやけていた。鶴林寺を8時に出発して那珂川まで下る。那珂川を水井橋で渡って、太龍寺へ向かう。太龍寺にはロープウェーがかかっている。しかしその乗り場まではけっこう遠い。歩き遍路はそのまま上がっていく。登山口までは1.5キロほど。小さな滝もあり、いい道だ。途中に遺跡があるというが、よくわからなかった。
四国遍路 2回目 立江寺
前回終了した19番の立江寺から出発。本日は東京から2時に着いたので、20番の鶴林寺の登山口まで12キロを歩き、本日の宿の「鮒の里」のご主人に迎えに来てもらう。明日は登山口まで送ってもらうことにした。これはなかなか便利でした。
鶴林寺と次の大龍寺は、「へんろころがし」第2弾で、のぼり350m登って、那珂川まで下り、ふたたび350mのぼって大龍寺へ出る。焼山寺の二の舞にならないように、早出でゆっくり進もう。本日は8時半に就寝。明日は5時に出発です。
笠森観音 坂東札所31番
千葉県の茂原の近くに笠森観音がある。今日は車に乗って市原から六地蔵に向かい、長柄の「道の駅」に車をおいて歩いて武峰神社に登り眼蔵寺を通り、自衛隊の通信施設の周りを通って、八重垣神社を通って笠森神社にでた。7割がたが舗装路だが、車は通らない静かな山里の道だった。笠森観音はすごい。
室生寺 女人高野
京都から近鉄で、室生口大野に行った。室生寺と大野寺を訪れるためだ。大野寺は駅の近くにある。対岸の大きな磨崖仏があるので有名。でもあまりはっきりわからなかった。
室生寺は女人高野と呼ばれる。女人禁制が厳しかった高野山に比べ、こちらは女性でも大丈夫というおおらかなお寺だった。でも密教の道場で戒律は厳しかったようだ。
バスで15分ほどで行けるが、私たちは東海自然歩道になっている山道を歩いた。こちらは峠越えがありけっこう厳しい山道。私は30数年ぶりの東海自然歩道だ。サクラが咲き、室生の里ではシャクナゲが満開だった。
京都 愛宕山 登山
大荒れの天気?? ハセツネ!
本日は高尾にある森林総研の多摩科学園のサクラ保存林を見に行く予定だった。ここには全国のサクラの木が植えられており、12月から5月ぐらいまで様々な桜を楽しめる。おじさんおばさんを誘っての企画だったが、天気予報は大荒れとのこと。ジジババの足元を考慮して「中止」を決定したのだが、朝から快晴、昼ごろから雨との予報だったがちょっと風が強くなっただけで、平穏。判断を誤った。行っても大丈夫だったのに。
そういえば、昔サクラ保存林の先の八王子城から陣馬山に登りさらに和田峠を越えて五日市まで走ったことがあったっけ。などと思いだしていたら、奥さんが古いTシャツをギジギジと切り始めた。みると第2回ハセツネの完走Tシャツだ。記念に写真だけとって、あとは雑巾になった。
戸隠 雪の集い
3週連続、雪の上です。最初は戸隠から鍋倉山、次の週は商店街のおじさんと一緒に蔵王温泉スキー場、最後は長野戸隠高原で歩くスキー。以下も写真だけ。