中ノ島の東端に豊田の港がある。中ノ島は隠岐の島の中でも一番たくさん水田がある。昔から豊かな田んぼがあったようだ。ここでとれるお米は東京で1キロ1800円するそうだ。ここを開いたのが伊予の國からやってきた奈伎良比売だという。
豊田の港の奥に奈伎良比売神社がある。私たちは北側にある奈伎良比売の父である宇受賀命(うずかみこと)神社からタクシーで来た。親切な女性運転手さんで、いろいろ説明をしてもらった。ドイツから来て農家をやっている人、隠岐牛のファーム、山地酪農などなど。
神社もよかった。ここの狛犬も逆立ち。本殿はかなり高いところに上がっている。大社造りだと思う。桜はちらほら咲いている。いい感じの神社だ。それに格式のある式内社でもある。なかなかだ。