ガソリン価格が下がっている?

150107oil ガソリン価格が下がっているそうだ。日本のように円安で輸入物価が上がっている国にとっては大変ありがたいことだ。原発が止まって、石油代がかかると困っている電力会社にとってはありがたいことだろうが、物知りの人は、石油価格が下がると原子力発電所の再稼働が難しくなると解説している。なるほど誰にとってもいいことではないのだ。

我が家では車で出かけることは少なく、ガソリン価格がどれだけ下がったか、よく解っていない。しかし暖房用の石油は3週間に一度ぐらい36リットルを購入している。本日も車いすで石油を買いに行った。前回よりもかなり下がっているかと思っていたら、3312円。前回に比べて1円も下がっていない。輸入価格は半分になっているというのだから、せめて3割ぐらいは下げてくれよ。しかし2%をインフレターゲットにしている政府は、物価が下がるような指導をしていないようだ。

石油価格の下落は世界経済に大いなる影響を持ち、下手をすると国が破産する可能性もあるのだそうだ。そんだけ影響があるのに、我が家の経済に影響がないのはなぜだろう。どこかでほくそ笑んでいる人がいるのだろうが、我々にはわからない。