子持山から猿ヶ京 紅葉見物

三国街道というのはほとんど国道18号線に沿っているが、渋川から猿ヶ京のあたりまでは、上越線が通る利根川沿いではなく、小野上と子持山の間の峠を越え中山宿(新田宿)にでて、さらに赤根峠を越えて沼田にでる。私は赤根峠のトンネルをくぐらないでさらに旧道を行くのが好きなので、くねくね道を行く。途中に塩原太助馬つなぎの松がある。それを見て、塩原太助の・・宿をこえて猿ヶ京に向かう。猿ヶ京には関所があった。いまは「関所の湯」があるあたりだ。

その辺りの紅葉を見て回った。最近はたいてい群馬天文台の入り口からちょっと中山宿の方へ下ったところにあるパエリヤ屋さんに寄ることが多い。ここでおいしいパエリアをいただいて、ゆっくりコーヒーを飲んで優雅なひと時。我が家に帰ってパエリヤとやらを作ってみたいのだが、奥さんは「やってみてよ!」と冷たく言うだけ。私が料理ができないことを承知している。でもやってみようと思っているのだが・・・・151010paeria

運動会 保育園

我が家の孫たちはみな同じ保育園に通っている。近所は多くの保育園があり、不足して困っているという地区に分けてあげたいぐらいだ。一番小さい孫が今年は年長組で、来年は小学生。我が家は11年間保育園に誰か孫が通っていたことになる。親の家よりも我が家に近いので、送り迎えをどれだけしたか。近所で保育園児にあっても、「あっ、・・ちゃんのおじいちゃんだ」と寄ってくる。

その保育園の運動会に参加するのも今年で最後。ちょっとさびしいがそれが子どもの成長のあかし。喜ばなくっちゃいけないな。恒例の太鼓とエイサーはしっかり練習したようですばらしい出来だった。保育園には本当にお世話になった。家庭にだけいたらこんなにいろんなことをやらせることはできないだろう。なんでも吸収する子どもの時代に、社会的なさまざまな経験をすることができる。ありがたいことだ。

一昨年だったか、港区の高級住宅地を歩いていると、「保育園建設反対」の立て看板が各所に出ていた。「静かな環境を守れ」とか書いてあった。この住民はきっと年寄りなのだろうが、あなた方の静かな環境よりも、子どもたちの声のほうが世の中にははるかに大事だ。ちょっと恥ずかしい看板だと思ったが、いまはどうなっているだろうか。大人は子どもにもっと配慮してやらなければいけないだろうな。

151011hoikuen写真はエイサー踊りです。プライバシーに配慮して子どもらの顔は多少の加工がしてあります。すみません。