敦煌:万里の長城の尽きるところ

1月の14日(月・祝日)に石神井公園の「ふるさと文化会館」でお話をすることになりました。練馬区地名研究会のホームページには以下のように載っています。今回は、高齢者が多いらしいので、パワーポイントを使って画像を見ながらお話ししようと思っています。 誰でも参加自由だそうです。もし、御用とお急ぎでないお方(ガマの油売りの口上)はおいでください。300円だそうです。今パワーポイントの画像を作っています。下にその一部をアップしておきます。ちなみに練馬区地名研究会は土屋正孝先生がやっておられるグループです。

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平成30年度講演会を下記の通り開催いたします。万障お繰り合わせの上ご主席下さい。会員以外の方は参加費300円をお納め下さい。  記
[1] 日時 平成31年(2019年) 1月14日(月)  [成人の日] 午後1時30分~午後4時頃
[2] 会場 練馬区立石神井公園ふるさと文化会館 会議室B
練馬区石神井町5-12-16 TEL:3996-4060
[3] 演題 「敦煌:万里の長城の尽きるところ」~旅の報告書をPCで作る方法~
[4] 講師 三輪主彦氏(大人のための科学塾「みわ塾」主宰)

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狛ブタがいる御岳神社

  今年は亥(いのしし)年だ。正月に中国に行った友人からの情報では、日本ではイノシシ年だが、中国ではブタ年だという。干支が伝えられたころ日本にはブタがいなかったそうだ。なのでブタに一番近いイノシシが十二支に選ばれたそうだ。

今年も初詣に行こうと思っていた武蔵御岳山には狛ブタがあった。前にも「なんで尊い天孫の社をブタがお守りしているのか不思議だ」と書いたことがある。天孫とはアマテラスオオカミの孫で、神武天皇の高祖父というニニギ命の社である。

  御岳山の狛ブタは本家の干支を忠実に描いたのだろう。今のようにブタ、ブタと蔑視する傾向はなかったのだろう。ブタ野郎なんて、ブタに失礼だよな。

近々、改めて狛ブタさんにお参りしてこよう。そして参道の「もみじ屋」さん(下島伸介さん推薦)でおそばを食べなけりゃ。クルミそばがおいしいですよ。2018年2月に来た時の写真。

ヤマップを使った!

スマホのアプリにヤマップというのがあった。無料で、2万5千分の一地図の上に歩いたルートが表示される。高低差や距離もかなり正確に表示されるので山登りには大変いい。どれぐらい電池の消耗があるのかテストしてみなければならないが、私には最適かなと思っている。

本日のコースを切り取ってみた。駅から動かそうと思っていたが、忘れていたので巾着田から高麗神社までのコースを記録した。1時間半ぐらい使った。データ使用量は30M  ほど、電池の消耗は20%程度だった。とりあえず地図を高低表をアップしておきます。

高麗の聖天様

西武線高麗駅から高麗神社に詣でたが、神社に行く前に聖天様にもお参りした。2000年に落慶法要がおこなわれた真新しい真言宗智山派の寺は遠くからでもよくわかる。もともとは高句麗から来た若光(じゃっこう)王の墓だったようだ。若光は大和政権から武蔵の高麗郡の王として厚遇されたという。現在もその廟があり、前を二頭の羊が守っている。高句麗の祖先は騎馬民族。彼らは羊とともに生活していた。その名残だろう。

真言宗の寺だがもとは朝鮮の方たちの墓地でもあった。現在は日本各地で無縁仏とされてきた方々の慰霊をする廟が作られている。広島の平和公園の原爆慰霊碑には日本人は祀られているが、朝鮮の人々は公園の外に祀られているそうだ。この住職さんや篤志家の方がそうした方々の慰霊をするために、この寺の一角に慰霊塔を作ったのだそうだ。

初詣をしている人たちはきっと韓国の方たちだろうと思っていた。初詣で賑わうほかの寺社に比べれば韓国人は多いのだろうが、私があったのは地元、近在の方々がほとんどであった。日韓関係の危うい時代だが、一般庶民はとりたてて問題にはせず共存している。私はちょっと安心した。 それよりも私が気になったのは聖天さまというのに、どこにも聖天さまがいないこと。お寺のご本尊は不動明王だった。

 聖天というのは歓喜天ともいわれ、浅草の待乳山聖天、生駒の聖天などが有名で、ちょっと怪しい感じのする秘仏だ。聖天さまがいないのに聖天とはこれ如何に?

左の写真は、この寺とは関係ない。歓喜仏というのはこういう仏さまだが、通常は秘されている。チベットでは皆さんがまじめに拝んでいる。

狛犬:高麗神社

西武線の飯能から2つ目の駅が高麗だ。巾着田があるので多くの観光客が集まるが、今の時期は高麗神社へのお参りの人でにぎわう。もっとも高麗駅から2.5キロあるので、ほとんどの人は車で行くようだ。

狛犬愛好家の私はここ数年は狛犬(高麗犬)のふるさとである各地の高麗神社にお参りしている。昨年は東海道の大磯にある高麗山のふもとの高来神社にいった。高来はこうらい神社らしいが、元は高麗だったのだろう。狛犬は高麗から来たというのは1つの言い伝えで本当かどうかはわからないが深くは詮索せずお参りをしている。

高麗の高麗神社には十数年前に来たことはあるが、その時には狛犬愛好家ではなかったのでどんなものがあるか確認をしていなかった。今回それを確認したくて埼玉県の高麗神社に行ってきた。さぞかし立派かと思ったが、昭和期に作られたもので、珍しい狛犬ではなかった。かなり残念。

しかしこの高麗神社、平成29年9月20日に天皇皇后両陛下がお参りになっていることを知った。
神社の案内にはご祭神は高句麗からの渡来人であると書かれている。
霊亀2年(716年)武蔵の国に東国7国より高句麗からの渡来人1799名を集めて高麗郡が置かれました。若光(じゃっこう)は高麗人の高い技術をつかってこの地を開拓しました。その遺徳を偲び作られた霊廟が高麗神社の始まりで、代々若光の子孫が宮司を務め、現在で60代目になります。

日韓関係がややこしいことになっている今、なぜ天皇皇后が高句麗の神社に行かれたのだろうか?産経新聞などは巾着田に行かれたことは報じたが、高来神社に行かれたことは一行も書かなかった。天皇皇后両陛下が慰霊の旅として最後まで心残りだったのが韓国だったという。退位前にせめて朝鮮の神社に参っておこうと考えられたのかもしれない。本当のところはわからないが、大変な反対があることを承知で決意されたことの意味を考えてみなければいけないだろう

広告に惑わされないぞ!

正月、孫たちがきていた。私がハズキメガネをかけているのを見て「ハズキメガネ、だーい好き!」というコマーシャルに合わせて、お尻の下にメガネを敷いた。コマーシャルでは大人のお尻の下に入っても大丈夫といううたい文句だが、私のメガネは小学生のお尻の下で「パキッ」という音がしてひびが入った。まあ中央部で見え方に影響はないが、うたい文句とはだいぶ違う。「コマーシャルを信じてはいけないよ!」という教訓を孫に教える。

メガネが壊れたって命にかかわることはないが、車の自動運転などはそうはいかない。自動的にブレーキがかかるとか人が出てきたら停車するとかいろいろ言うが、まだ全面的には広告を信用はしていない。しかし子どもや高齢者は簡単に広告を信用する。「あなたみたいに何にでも疑問を呈していたら社会は進歩しないよ!」と言われるが、どうも疑わしいことが多い。

昨年中国に行ってキャッシュレス社会を実体験した。物ごい(町中に乞食はまったくいない)や路上ライブの人までQRコードで決済をしているのを見て、「これりゃおかしい!」と思った。私はいつもニコニコ現金払いをモットーとしてきた。しかし日本でも急速にキャッシュレス、スマホ決済が進行している。我ら年寄りは取り残されるが、社会は変革しなければならないのだそうだ。政府肝いりで「お金」離れをさせようとしている。年より仲間の輝ちゃんはまだSUICAを持つことに抵抗している。

テレビ、ネットの情報に流されてはいけない。しかし流れに掉さすのは大変難しい。特にお金をちらつかされるとすぐになびきたくなる。カード決済をするとポイントで還元してくれるというが、このポイントというのが曲者。こんなことしなくて現金値下げしてくれればいいのに。でも誰かがどこかで儲けるためには現金値引きではうまくいかないらしい。世の中どうなっているのかわからん。わからない時には急がないで、ゆるゆるとポイントなしでいつもニコニコ現金払い方式を選びたい。

今年も駅伝三昧の正月

今年も正月三が日は駅伝テレビ観戦。1日の実業団駅伝はまれにみる大接戦。99.9㎞まで旭化成の大六野選手とMHPSの岩田選手の一騎打ち。最後の100mで旭化成が抜け出し4秒差の4時間51分27秒で優勝。3連覇を成し遂げた。

2日3日は関東大学駅伝。青山学院の5連覇はならなかった。往路は東洋大、復路は青山学院大、総合優勝は東海大という3強での分け合い。どこも選手層が厚くなったのだろう。しかし実業団に比べればタイムは復路山下り5時間23分49秒(107㎞)、100㎞に換算すると5時間2分ほどになる。人気は箱根駅伝だが、実力で見るとやはり実業団の方が面白い。

本日夕方池袋でT高校(大昔、韋駄天の金栗四三が地理の教師をしていた)の卒業生が集まっている場所に参入。嫌がらずに歓待してくれる。今の若者はまったく如才ないなあ。その中の一人は母校の応援に箱根まで行ってきたとか。残念ながら彼女の母校は必死の応援にも関わらずシード落ちになってしまった。

我が家は、ここ40年間駅伝を見ない正月はほとんどない。毎年の恒例行事がいつまで続くか? 昨年は一緒に走ったりサッカーをやっていた仲間が亡くなった。マンネリだが恒例行事を続けられるのは幸せというものだと、この年になると実感する。

今年はこまめにブログ!

昨年はFaceBookを始めたので、こちらのブログがおろそかになりました。さらに四国遍路のまとめ、全国一の宮のまとめ、昨年の敦煌旅行のまとめなど結構パソコンに向かうことが多かったので、古びた頭は全開で、ブログまで手が回りませんでした。

さらに旅行用にipadを導入し、敦煌旅行に持っていきましたが、写真の整理などがわからないので、ノートパソコンも持っていきました。しかし砂と寒さのせいでNECパソコンは動かなくなってしまいました。帰って修理代を聞いたら15万円とか。買ったよりも高い。結局ipad、PCともに使えず、ストレスがたまるばかりでした。

新年からグチを言っても始まりません。まずipadは年寄りにはムリ、孫にやることにします。PCも整理してカスタマイズしたものだけ使う。windows7は全部処分。カメラもCasioは修理がきかないのでヤメ! Nikonは重いのでヤメ! 手のひらサイズのCanonだけにします。ときどきスマホも使う。山ほどたまっているスライドは今月中に全部捨てる。実行できるかどうか!

遊び歩けるのももう2、3年と言って遊び歩いてきましたが、その2,3年も終わり、後期高齢者になります。しかしまだもう1,2年は遊び歩ける感じがしています。もうちょっと駆け回ろうかと考えていますが、神さま仏様はご猶予下さるかどうか?

でも昨年は四国88か所を全部回り、さらに空海のふるさと中国西安まで行ってきたし、全国の一宮も全部お参りしてきたから少しは忖度していただけるかなと思っているのですが・・・・