狛犬楽会 お花見! 中止

3月25日午後8時に小池都知事から自粛要請が出ました。こんな時に年寄りがウロウロすると皆さんに非難されそうです。ということで、中止にします。ブログは残しておきます。

昨日安倍首相は新型コロナの自粛について解除するともしないともなんやらわからない説明を丁寧に行った。2月末に全国の学校を休校にする要請をした時、責任を自らが引き受けるとしてだれにも相談せず断固宣言した。しかし今回(19日)は専門家会議の提言をいれて自粛要請の解除を認めるような判断をした。専門家会議に責任を任せたということだろうか?

学校は新学期の準備をしてください。ということは一斉休校は解除されたと考えていいのだろう。大規模イベントは主催者側がリスクを考えて開催していい、とのこと。要は専門家会議に責任を押し付けて、イベントなどは自己責任でやるようにということになった。もしそこでオーバーシュートが起こったとしても国の責任はないといいたいのだろうか?

年寄りはなるべく外出しないように、とのお達しだったが、これからは「自己責任でやってよい」ということらしい。28日に峠楽会を等々力渓谷で行うことにしていたが、行先変更。隅田川河口あたりの桜が咲き始めているようだ。28日(土)あたりが満開の様子なので、行ってみましょう。

ということで「峠楽会探索会」は以下の場所で行うことにしました。(中止です)
日時 3月28日(土)1時半
集合場所 大江戸線、東京メトロ東西線 門前仲町駅 No4地上出口
解散場所 中央大橋

戸隠スキー場、午前中は晴れ!

 3月15日、前日とはうって変わって晴天になった。夜中に起きてみると真上北斗七星が見える。冬の天の川も見えるほどの澄んだ空だった。半日券を買って珍しくスキー場で若者と滑った。合計で15本ほど滑ったが、ゲレンデのスキーではまだ若者には負けない!何せ私は国体・インターハイスキーの東京監督なのだぞ!(都立戸山高校の時に部員(高橋仁)がインターハイ国体の選手だった、顧問は東京監督として引率した。実は仁君に連れて行ってもらったのが実状)

本日の若者は山岳部OBOGだが、まだ初心者が多く、後期高齢者の私でも太刀打ちできた。それしても久しぶりにノンストップ10本以上戸隠スキー場のコースは長いので結構きつい。時々写真を撮るようなふりをして休憩をとった。でもいい写真が撮れた。本日のブログは写真日記です。スキー板は30数年前のもの、靴はパカッと割れた。でも滑った!

戸隠神社、鏡池、隋神門

外遊びはコロナにかからないためには重要だ??

戸隠神社の狛犬は、我がFBに何度も登場させた。戸隠神社の中心である中社には石段下に一対、石段上(冬の間は上れないので迂回する)には二対の狛犬がいる。石段上の二対については急な崖上なのでいい写真が撮れない。それはまあどうでもいいが、全部で三対と思っていたら今日すぐ脇にある摂社諏訪神社にも一対あることに気がついた。友人の御岳山紅葉屋から「三輪さん、戸隠にいるなら極意さんに寄ってよ、知り合いだから」という電話をもらった。朝早かったがそば屋の「極意」を訪ねた。その真裏にあったのが諏訪神社だ。天照系の戸隠神社に出雲系の諏訪神社があるということはなかなかの発見である。狛犬発見よりも神社の混合の発見の方が、いとおかし!

今回は越水が原にある我がクラブの山荘で若手OBOGとの交流会への参加である。高齢のために家族から車をとりあげられたので、私は新幹線とバスで戸隠中社までくる。そこから3キロほどはいつも歩いている。この時期雪が深く難儀するが、今年は雪が少なく水路があちこちにできているので、さらに難儀した。せっかくすぐそばまで来ているのに、かなりの迂回をする。二時間ちかく森の中をウロウロした。通いなれた道なのに一人で雪の中を放浪するのは心細かった。次は車道を歩いて行こう。

午後から若者たちと歩くスキーを使って鏡池に行く。鏡池は例年全面結氷して上を歩くことができる。しかし今年は池畔の氷が解けて水面が出ているので、いつ真ん中の氷が割れるか心配で歩くことはできない。
天命稲荷神社の赤い鳥居はいつも上の笠木だけが出ているが、今年は潜り抜けることができた。ここからは夏道のボードウォークの上を歩くしかなかった。普段は好き勝手に行くことができるが、今回は水路が出ているので木道の上を歩く。

隋神門にでて杉並木を歩いて戻る。ここは人の通過が多いので氷になっており、ツルツルで歩くスキーではツルツル滑って転んでしまった。敷石の上に薄く氷があるだけなので痛い痛い! そのあと越水が原へ登り返す。朝方ズボズボ雪に潜って難儀した道はスキーでは快適に進んだ。本日は全部で12キロほど歩いたが、スキーで滑るのは歩数にならないらしく、歩数計は1万2千歩ほどだった。外遊びはコロナにかからないためには重要だ??

 

狛ヘビ 矢川弁財天

 12日は御岳山で紅葉屋開業90周年をやることになっていた。しかしコロナで中止。憂さ晴らしに立川で宴会をすることにした。その前に下島さんに「狛ヘビ」を案内してもらった。矢川という超短い川の源頭に小さな池があり、そこから川が流れているが、長さは1.2キロで多摩川に合流する。下島さんによれば矢のように早く水が流れるので「矢川」というのだそうだ。

南武線西国立駅から少し歩くと矢川緑地がある。立川聖苑の先から下りにかかる。この斜面は府中崖線である。光西寺という西本願寺系の前から緑地に入る。現在ボードウォークは工事中。すでに緋寒桜が満開! 新しいカメラは花をとるのが下手で、今回も失敗。 道路を渡って反対側に降りると矢川弁財天がある。弁財天は弁天さんで、七福神の中で唯一女性の神さま。いつも水辺にある。三大弁財天というのは安芸の厳島神社、琵琶湖の竹生島神社、江の島の弁財天、あるいは天河弁財天(奈良県天川村)と言われる。ここのは小さいがちゃんと池と祠がある。ついでに橋の欄干にもヘビが・・・。

 

 

 

有翼狛犬がいた! 築地本願寺

3月9日わが父の命日、6日は奥さんの母の命日、10日は東京大空襲、11日は東日本大震災。まず両国の東京都慰霊堂に行ってきた。もう桜が咲いていた。お弁当を食べている人がいたが、お参りの人は数人の外国人だけ。100歳になった我が母は隅田川の近くで1923年関東大震災にあった。1945年に私を背負って原爆(爆心地から20㎞)にあった。東京都慰霊堂は関東大震災と東京大空襲の被災者を祀っている。

 そこから築地本願寺に行く。我が家の檀家寺は西本願寺の末寺で50数年前に亡くなった父の骨は大谷本廟に分骨した。築地本願寺は西本願寺の東京別院だ。
この寺は古代インドの仏教建築の様式で1934年に本堂が落成した。築地の場外市場の隣にあるが、特別に目立つ建物だ。この境内にも寒緋桜が咲いていた。

それよりも感激したのが正面にある狛犬だが、下のものを見ると翼がついている。イラクの古代遺跡に有翼ライオンがあったが、あれと関連があるのか。ともかく有翼狛犬は初めて見た。本日の大収穫。

築地場外は半分ぐらいが閉まっており、閑散としている。株価は1000円以上下がったそうだ。政財界からそろそろ批判も出てくるだろう。年寄りは外に出ないで自粛しろと言われているが、寺参りぐらいはいいだろう。新しくしゃれたカフェができたので豪華ランチ。

「年寄りのために、みんなが自粛しているのに、何やっているんだ!」と怒られそうだ。でも家に閉じ込められると、腹立つことが多すぎてストレスがたまり本当の病気になりそうだ。お見逃し下され!

この記事はFacebookに載せたものだが、その記事にコメントをいくつかいただいた。その中にゴーカイルに似ているという投稿があった。妖怪型で、屋根にのっている雨どいらしい。湯島の聖堂の上に載っている写真を撮った覚えがあるので、載せておきます。

霊岸島の日本水準原点

日本の高さの基準は千代田区永田町 (国会前庭憲政記念館構内)にある。しかしそこが0mではなく、海面から以下の数値の位置にある。
1891年  24.5000 m
1923年  24.4140 m
2011年  24.3900 m
1923年は関東大震災、2011年は東北大震災によって沈降したからである。
その高さはどこから測ったのだろうか? 明治の時代隅田川の河口にあった霊岸島に検潮所があってそこで水面の高さを測った。その場所がどこにあるか知らなかったのだが、本日佃島に行く途中で見つけた。川の中に立つ検潮所は見たことがあったが、石は初めて見た。とりあえず写真を入れておきます。

一斉休校で日本人の知的財産が失われる!

若いころ私は試験の前になると「もうすぐ大災害が起こる、勉強などしても無駄だ!」と言きかせて怠けていた。しかし学生の頃はせいぜい停電ぐらいで試験や授業が無くなることはなかった。もし授業が突然なくなったら、私は今よりさらに教養が低くなっていたろう。授業時間は半分寝ていたが、毎日先生の話を聞かされていれば少しは頭に残っている。私の知力は他の人の半分だがその時の産物である。

卒業を間近にした子どもたちは「休みになっちゃった」と不安そうに言う。この多感な年齢の子どもたちの心はとても複雑に見える。「非常事態だから国民団結して我慢しよう!」などとジイサンたちは言う。しかしこの子どもたちの貴重な授業時間を奪うほどの非常事態なのか。政府は学校教育を軽んじていないだろうか。私たちは未来を担う若者たちを育てる義務を負っている。高齢者に感染すると大変だから若者は我慢しろというのはまったくの間違いだ。

子どもたちは感染しても死亡率はごくごく軽い。死亡するのは50歳以上の高齢者だ。単純に言えば50歳以上の人は満員電車など混雑する場に行かない。これだけで学校全部を休校にするよりもはるかに感染予防になる。その根拠は何かと言われそうだ。それは年代別死亡率を見ればすぐわかる。政府が示したグラフ風のイラストを根拠にした学校休校要請よりも遥かに根拠はありそうだ。ただしどちらも検証されていないので科学的ではない。

「わずか2週間の休校だろう!」というが1000万人以上の小中高の生徒への知力提供の場が失われているのだ。どれだけの知力の損失になるか? 若者から知力と青春の時間が失われた。これを金額には換算することはできないが、大変な財産が失われたことは確かだ。これだけの財産と引き換えに全校休校をするする意味があるのだろうか。政府は、と書いたが安倍総理があやふやな根拠で一人で決断したらしい。もし他の閣僚や専門家に諮問していたら、もっと他の選択があったろう。

安倍総理が全国一斉休校を要請した根拠は、下のグラフ風イラストである。現在は二つのグラフの入り口にあたるので緊急を要したという。グラフの一番大事な数値が全く入っていない。ただのイメージなのに今は急上昇の時期だという。休校にすると感染のピークがなだらかに先延ばしになるというが、何の根拠もない。こんなイメージで皆さんが納得するはずはない。しかし実質的にはすでに非常事態に突入している。

ある人は「いまは戦時中と同じだ!みんな政府のもとに一致団結すべきだ」と言っている。戦争をすでに始めちゃったのか? まもなく「政府の言うことを聞かない人は非国民!」とする法律が発動されそうだ。戦争を始めるのは簡単だが収束させるのは大変である。後始末はいったいどうなるのか。
ともかく全国一斉休校によって大容量の知的財産が失われ学力低下が起こっていることは確かだ。これを回復させることはかなり大変なことだ。・・・

「授業よりも大事なことがある。体力と耐力をつけよ!そうすれば知力もおのずからついてくる!」といい続けてきた私が偉そうに言うことでもないか! でも「非常時だからしょうがない」と子どもたちにあきらめ感を持たせたくない。北極探検家の荻田くんは早速冒険塾を開放して大勢の子どもたちを預かっている。FBにぐだぐだと文句を並べていないで荻田君を見習いたいが、私はすでに後期高齢者。余計なことをすると「うつったらどうするんだ!」怒られる。テレビの羽鳥慎一モーニングショーを見ながらぶつぶつ言うしかないか。

iPadからのブログ作成

Ipadがやっと直った。ipadの方が、パソコンよりもだいぶ軽いので旅行には適している。でも使い方がよくわからないので、これから練習です。本日はiPadでカメラを操作してiPadに取り入れて、それをアップしてみます。うまくいったら旅行先で使える。

浦和:調(つき)神社の狛うさぎ

不要不急の会合は自粛だそうですが、我が狛犬楽会の探索会は必要緊急ですから、実行します。
集合場所:JR湘南新宿ライン・京浜東北線 浦和駅中央改札口
集合時間:2月22日(土) 13時30分
参加費:500円(資料代)
参加の方:ブログのコメント欄か三輪の携帯(090-9827-8340)にメールしてください。
行先はまだコロナウィルスが蔓延していない浦和です。
今年は干支の狛犬を探し、先月は狛ねずみを見てきましたが、今月は2011年の干支であった狛うさぎを探しに行きます。浦和の調神社は「つき」神社と読みます。この音から連想して「月」神社とし、境内各所に月で餅つきをしている「うさぎ」を配しました。それを見に行きましょう。
さらに門前の旧中山道を通り、浦和のもとになっている「浦」の跡である別所沼を見ましょう。昔は汽水の入り江にはウナギがいました。浦和の名物はウナギ、帰りに寄りましょうか!いやいや高価でちょっと無理かな?
そのまま中浦和に行き解散です。浦和と名がつく駅はJR線には7つあります。本日全部の駅に行って写真を撮って来ました。

御岳山:紅葉屋90周年記念の会

中止です。コロナのため、 

不要不急の会合は自粛とのことですが、こちらは必要緊急の会です。パンフレットを載せておきます。我ら中山嘉太郎さんの登場、並びに下ジイこと下島伸介さんのバンドの演奏もあります。参加できる方はこのブログのコメント欄にカタカナで名前を入れてください。

戸隠神社 狛犬

2月7日から黒姫戸隠に行ってきました。そのうちの戸隠神社狛犬編をブログにしておきます。7日には黒姫のふふはり亭に行っていました。そのことはFBに書いてあります。https://www.facebook.com/profile.php?id=100023334211339
今年は雪が極端に少なくてスキー場は困っていましたが、8日から今年一番の積雪になりました。戸隠奥社にいた私は皆さんよりも一足先に帰ることにして歩いて戸隠中社に降りてきました。歩く距離は2キロぐらいでしたが、戸隠古道は雪が深くてちょっとだけ苦労しました。40分ほどで中社の上に出ました。バスにはちょっと時間があったので戸隠中社の狛犬の狛犬撮影。以下は写真絵日記です。

戸隠奥社はパワースポットとして人気があり、冬でも軽装な人も訪れますが杉並木を2キロ行かなければならず隋神門より奥は雪が深く大変です。若者たちはそちらに行きましたが、私はそのまま中社バス停へ歩き始めました。雪が少ないといってもやはり雪国!

戸隠中社が戸隠神社の中心で、オモイカネという神さまが祀られている。高天原で天照大神が弟のスサノオと喧嘩して天岩戸に隠れてしまった。世の中が真っ暗になったので賢い神さまのオモイカネが考えた。岩戸の前でアメノウズメが裾をまくったりして踊った。それを見て(暗いのにどうやって?)大勢の神がやんやと騒いだ。岩戸の中の天照大神は何事か?とちょっとだけ岩戸をあけた。すかさず強力のタジカラオ神が岩戸を取り除いて放り投げた。その岩戸は信州に飛んできた。その場所を戸隠と呼ぶようになった。戸隠奥社にはタジカラオ神が祀られている。この策略を考え付いた賢い神が中社に祀られているオモイカネ神で、下の火の御子神社には怪しい踊り(神楽の起源)をしたアメノウズメが祀られている。戸隠神社が高天原(宮崎県高千穂??)と繋がっているのだ。

バスが来たので乗ってみると誰もいない。スキー場から来たのに?? 近年は車で来るのでバスのスキー客は外国人だけだという。その外国人はコロナウィルス騒ぎで誰もいない。戸隠高原だけでなく冬の観光は大打撃だろう。長野オリンピックの時に作られた浅川の道路を回って降りていく。


金婚旅行!

我が夫婦は昨年の11月で結婚50周年を迎えた。 金婚式を祝うはずだったが、母が大腿骨折し入院を繰り返した。昨年の正月には年賀状を書いたりパーマをかけに行くなど普通の生活を送っていたが一気に100歳の年齢相応の介護度5になった。皆さんのアドバイスのおかげで我が家から徒歩3分の特養に入ることができた。最初は毎日食事手伝に行ったが、安心したので母は自分で食事ができるようになった。2,3日行かなくても騒がなくなった。安心して特養の方々にお願いできるようになった。

私も安心して金婚旅行に行けるようになった。我家の新婚旅行は1970年万博の年ボルネオ島のキナバル山に行った。ヒルのいるジャングルや4000mを越える高度を考えると夢よもう一度というわけにはいかない。そこで40年前に子づれで初めて行った台湾に行くことにした。その時に圓山ホテルに泊まったが今回また行ってみようと考えた。40年前、貧乏時代にあの高級ホテルによく泊まれたなあと思う。今でも金婚旅行でなければとても泊まれない。

24日は旧暦の大晦日25日は新年だった。考えなしだったが南部の高雄で暑い新年風景を体験できたことは面白かった。高雄は日本統治時代の名残が多く残っている。ハマセンという場所は昔の浜線が走っていたところ。そこに2017年に新しいトラムが開通した。なかなかいい。日本の地方都市にはこんなトラムが走ったらいいのになあ。富山、高岡にあるが規模はこちらの方が大きい。

翌日台中に行ったが途中とんでもなく珍しい田寮月世界(バッドランド)を体験することができた。カナダのカルガリーや四国の土柱も似た風景だ。厚く堆積した泥岩層が強い雨によって浸食されて多くの谷ができたものだ。これだけ侵食が速いといずれは平らな平地になってしまうだろう。

ところで海底にたまった泥岩層は褶曲して地表にあらわれたものだ。褶曲の背斜部分には石油やガスがたまる。実はこのすぐ近くに背斜構造(ドーム)にたまったガスが噴き出した泥火山地形があると聞いた。時間がなくて行けなかったがもしまた来る時にはぜひ行って見たい場所だ。

高雄で新年(春節)を迎えた。商店はみな休みだったが初詣の場所は賑わっていた。私たちも多発詣での真似事。すばらしくキンキラのお寺だった。私の好みの狛犬もいた。中国の狛犬は阿吽にはなっていない。阿吽は日本の特徴。

台中ではちょっと奇をてらってSOFホテルに予約をしておいた。

奥様が喜ぶかと思ったが、雨が強いしバッドランドでは2万歩も歩かされたりして機嫌が悪くなっていた。そんな時にこのホテルは間が悪かった。怒り心頭、「なんでこんなホテル予約したのよ!別のホテルに行く!」今話題の廃墟ホテルだ。外側はボロボロ、でも中はシンプルライフでいい感じなんだが、いったん怒り出したらもう大変。何とかなだめたが、夕食も食べずに寝てしまった。こりゃまずかった。

翌日は再び圓山大飯店。お正月の賑わいがあった。さらに故宮博物館もゆっくり鑑賞してやっと機嫌は直った。しかし本日も歩き回って2万歩を越えた。ガイドさんを雇えば効率的には見て回れるのだが、自分の足で歩きながら面白そうなところを見つけるというのが私のスタイル。今さらツアーには入りたくない。しかし奥さんは「もう年なんだからツアーに入ろう」というのだが・・・

今回台北に行った理由はもう一つあった。1昨年お遍路の途中で台湾の同年齢の女性に出会って住所交換をしていた。その方に会いに行くことも目的だった。電話は通じないので住所を頼りに探したら繁華街の真ん中のビルに住むお金持ちだった。とても喜んでくれごちそうになった。

歩き旅はいい出会いがこれまでも何回もあった。これがあるから旅はやめられない。ツアーじゃダメだろうといまだに私は思っているのだが。5日間で10万歩を越えた。お遍路さん並みだった。奥様、よく耐えたなあといろいろ感謝している。27日夜に無事帰国。日本国はコロナウイルスで大変なことになっていた。

 

今年は雪が少ない、じゃなくて「ない!」

山形県蔵王スキー場は異常に雪が少なかった。蔵王山は雲の中。本日行ってみた新潟県の越後湯沢の岩原スキー場はさらに少なかった。私が知っている40年間で最も雪の少ない1月だ。岩原スキー場の下のゲレンデはまだ芝原が広がっている。
いつもは雪にうずまっている魚沼神社は屋根から落ちた雪がほんのちょっとあるだけで参道には全く雪はない。おかげで狛犬はまだ顔を拝むことができる。ここには2対あるが、いい感じだ。役行者の石碑も露出している。

このまま春を迎えたら湯沢の経済はがた落ちになるだろう。除雪車はまだ車庫に入ったまま、運転手さんは出稼ぎに行っているとのこと。町中を歩いているのはほんの少しの外国人スキーヤー、ボーダーだけ。

我が家は30数年前から岩原に宿泊所を持っている。年齢とともに使用頻度が下がりそろそろ断捨離をしなさいとの厳命。しかしいざ実施となると寂しさが募る。ここを基地に谷川岳、巻機山、苗場山、太源太などに登った日々、スキー三昧の日々が思いだされる。そろそろ宿と山々に御礼を言わなけりゃと思っていたが、雨がひどくなり山々はまったく姿を見せてくれなかった。

成子天神:富士塚と狛犬と七福神

SHIMOじいさんと新宿で昼間っからビール。若い人たちで混雑するカフェで場違いなジイさん二人は異様に映ったかもしれない。でもまあお許しを! ジイさんたちのお友達の御岳山の紅葉屋さんが今年で創立90周年になるそうで、3月12日にお祝い会をやろうという相談です。このブログを見ている人で、参加したいという人はぜひ連絡ください。中山嘉太郎さん、下島伸介さんのバンドも出ます。私も御岳山の狛犬案内をしようかとも思っています。食事つき3000円です。

昨日まで蔵王温泉スキー場に行っていたのですが、雪不足で思うように滑れず、ちょっと運動不足気味なので、SHIMOジイと別れた後歩いて帰ることにした。途中で成子天神の富士山によってみた。正月は上に上れる。今年初の登山! 神門に風神雷神が新しくなっていた。ついでに七福神、あれ六福神だ。・・・本日は25000歩、運動不足解消!

狛蛙? 水子貝塚

年賀状で狛カエルがあるという情報をもらった。早速行ってみた。東上線のみずほ台駅から1.5キロほどの水宮神社にあると聞いた。行ってみるとそこは水子貝塚の隣だった。画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、植物、屋外
狛カエルもまあまあだったが、水子貝塚の出土品に驚いた。こんなにすばらしい土器、土師器などなど、そうだ勾玉もあった、立派な博物館ができそうだ。もう一度ゆっくり見にこようと思った。
画像に含まれている可能性があるもの:室内

 画像に含まれている可能性があるもの:食べ物ということで狛カエルと縄文土器の一部の写真です。