大山ケーブルカーが新しくなっていた!

東京は雨もようだったが、久しぶりに伊勢原の大山に行ってきた。調子がよければ頂上まで行こうと考えていたが、蒸し暑いのでゲンナリして、下社の拝殿に寄っただけで戻ってきた。大山の神社は阿夫利神社、頂上に本殿があるが、そこまで行くのキツイのでケーブルカーの終点にある拝殿にだけ行ってきた。ケーブルカーは2016年に最新式に変更になった。これはすばらしい。何回も大山登山に来ているがケーブルカーに乗ったことはなかった。今回初めて最新式にのった。ケーブルカーの原理はわかっているつもりだったが、中間点ですれちがうときに車輪はどうなるのか、不思議だった。写真を見ていただきたい。どう見てもふつうの線路の交差とは異なる。中間点に大山寺駅があるので車輪をじっくりと観察できるかと思って待ったが車体の下を見ることはできなかった。あとで調べてみたら外側の車輪は線路をつかむようになっており、内側の車輪は幅が広く表面が平になっており、ロープを跨いでいけるようになっている。さすが最初に考えた人はエライ。

佐渡:五重塔・能舞台

順徳天皇(鎌倉時代)が承久の変で幕府に敗北して佐渡に流された。その後日蓮も佐渡に追放された。佐渡は政治犯の流刑地であった。彼ら教養人が長く暮らしたために、佐渡は文化程度も高くなった。その後金銀山で大いに栄え、多くの文化人も住んだために、神社仏閣も多くなった。

たいていの神社には能舞台も作られた。我が家の奥さんは舞囃子を稽古しており、能舞台には興味を示している。いくつかの能舞台を見たが、ほとんどが囲いがあって中を見ることはできなかった。雪深い地なので雪囲いは必要だろう。そのなかで大善神社だけは能舞台を見ることができた。なかなかすばらしい。

五重塔:妙宣寺
佐渡に唯一の五重塔という。日光東照宮の五重塔を模した立派な塔だ。妙がつくのは日蓮宗の寺だそうだ。あれれ写真が横になってしまった。どうしよう!まあいいか!・・・二枚併せて一枚にした。これでオーケーだが、一枚づつでは勝手に横になってしまう。

佐渡の神社巡り:狛犬三昧

真野湾を目指していると気比神社があった。気比神宮は越前一宮が一番有名だ。日本海側にはいくつかの気比神社があるが、ここ佐渡にもいくつかある。車で通り過ぎようと思ったら、気になる狛犬が見えたので引き返した。越前一宮に居るのと同じ狛犬がいた。ダースベーダー狛犬だな。

ダースベーダーってスターウォーズに出てくる悪役。狛犬分類には越前禿型などと書いていあるが、ダースベーダー型の方が現代的だなぁ。
佐渡村社気比神社佐渡:白山神社
名前を確認するのを忘れた

佐渡:蓮華峰寺・小比叡神社

佐渡へは直江津からフェリーで小木港に来た。メーンルートは新潟から両津港に来る方法だが、今回は佐渡一宮:度津神社に行くことが目的だったので、たらい船の港にやってきた。

港でレンタカーを借りた。路線バスもないのでしかたがない。久々の運転で緊張したが交通はほとんどないので、すぐに昔の感覚を取り戻した。しかし街中ではより緊張するだろう。これからは田舎道だけレンタカーを借りよう。ところでこの車のナビの使い方がちっともわからない。途中ガソリンスタンで聞いたが、わからない。おかげで道をぐるぐる回ることができたので結果はオーライ。

蓮華峰寺と小比叡(こびえ)神社。

目的地に向かう前になかなかいい寺、神社を巡ることができた。その一番がこの二つ、というより一つの敷地内にある神仏混交の寺社だ。江戸時代には佐渡の寺を束ねるほどの力を持っていたようだ。
真言宗智山派の寺院。大同元年(806年)、真言宗の開祖、空海の開山という伝承をもつ。山号は小比叡山(こびえさん)。
金剛寺、室生寺とともに真言の三大聖地の一つとされる。佐渡四国八十八札所の第六番札所。

小比叡神社は元は蓮華峰寺の鎮守で、山王大権現と称されていた。明治の神仏分離により小比叡神社と改められた。
祭祀は大己貴命(おおなむちのみこと)で白山姫命、菅原道真を合祀しています。
大己貴命は日吉大社西本宮(大比叡)の祭祀で、また小比叡神社の紋所は二葉葵。これは日吉大社東本宮(小比叡)の紋所と同一であるので比叡山の山王権現を勧請したものと思われます。

本殿は1640年の建立で、拝殿後方の覆屋内に置かれています境内入口の鳥居は石造明神鳥居で、鳥居をくぐった先に茅葺の拝殿があります。

舞囃子:須磨源氏

水道橋の宝生能楽堂で恒例の七葉会が開かれた。わが屋の奥さんは今回で12回目の舞囃子で出演。そろそろ足元がおぼつかなくなってきたと心配していたが、けいこの時とはうって変わってスムーズな動き。無事に勤めることができた。

舞囃子が無事に終わって、我が家はこれから夏休み。しかし奥さんは、次の舞囃子は何にしようかと思案中。元気でできるうちはまあ頑張って欲しいが、体力よりも先に資金の方がつきそうだ。私はそっちのほうが心配!

戸山高校に行ってきた!

戸山高校で地学巡検というのをやっていた。各クラスごとに城ヶ島に行き、そこの地層の成り立ちを考えるという現地授業である。地学の先生は1クラスごと毎日城ヶ島に連れて行き地層の様子を説明する。今でいえばブラタモリを毎日やっていた。  城ヶ島に行くクラスは一日中地学授業。残ったクラスの地学授業は他の授業に振り替えられる。他の学校でも地学巡検は行われていたが、ほとんどが有志に対して試験休みなどに行われていた。正規の授業中に行われることはけっこう大変なことだった。戸山高校にはエライ先生がおられて、当然のごとく正規授業にくみこまれていた。私は城ヶ島に場所を変更したが、形式は前の先生方の遺産だった。

今の戸山高校でもまだそのまま地学巡検が残っていると、今年から地学教員として転勤されたNAIKIさんから聞いた。ちょうど火星の大接近のころ、「一度戸山高校見学されませんか?」と誘われたので行ってみた。新しい校舎、と言ってももう10数年たっているが、すばらしい。都立でもこれだけの校舎を持っているところは少ないかも。SSHスーパーサイエンス高校だそうだ。

  天文台に行ってみた。望遠鏡がずらっと並んでいる。私は戸山高校にいるときも望遠鏡操作はTAKEDAくんにやってもらっていた。SSH高校の教員はできそうもないなあ。早く辞めてよかったなあ、との思い。校舎を出たらラジアン池があった。そうだラジアンだ。長いこと三角関数から遠ざかっている。よくこんな名門校で勤まっていたなあ。・・・勤まっていなかったのか??

 

熊谷で日本最高気温、奪還!

これだけ暑い日が続くのに、まだ日本の最高気温には達していない。と思っていたら、23日(月)、埼玉県熊谷市で41.1℃まで気温が上昇。日本歴代最高を5年ぶりに更新した。

熊谷では13時前に40℃を突破、その後も気温の上昇は止まらずに、14時16分、41.1℃を観測して、2013年8月12日に記録した高知県江川崎の41.0℃を越て日本歴代最高気温となった。

長いこと日本歴代最高気温は山形県で記録された40.8℃でした。1933年7月25日の記録です。以降1994年に静岡県天竜や和歌山県かつらぎで40.6℃、2004年に甲府で40.4℃など、40℃を突破しても山形の記録はながいこと更新されなかった。

2007年8月16日、群馬県熊谷と岐阜県の多治見で40.9℃を観測し、74年ぶりに日本歴代最高気温を上回った。しかし6年後の2013年、これまで一度も40℃を記録したことがなかった高知県江川崎で8月10日に40.7℃、11日に40.4℃と連続の40℃超を記録。そして8月12日に41.0℃に上昇。日本最高気温を更新した。

そして再び埼玉県の熊谷市が最高気温を取り戻した。最高の栄誉?? こんなので一番になってもうれしくはないかな?

 

命に関わる 危険な暑さ!京都では!

暑いなんてものじゃない。私は夏は大好きで、炎天下も走り回っていました。しかしこの暑さ、年をとったせいかとも思うが、テレビでは「命に関わる 危険な暑さ」と言っている。尋常じゃない感じ、まさに気象災害だ。しかし気象庁では以下のような注意情報!もう少しテレビで言うようなレベルに上げることはできないのだろうか。


京都府高温注意情報 第1号
平成30年7月22日 04時37分 京都地方気象台発表京都府では、22日の日中は気温が35度以上となるところがあるでしょう。熱中症など健康管理に注意してください。
予想最高気温(前日の最高気温)
京都38度(37.7℃)京都で30度以上の時間帯は9時から21時まで。
舞鶴38度(38.2℃)舞鶴で30度以上の時間帯は9時から21時まで。
熱中症の危険が特に高くなります。特に、外出時や屋外での作業時、高齢者、乳幼児、体調のすぐれない方がおられるご家庭などにおいては、水分をこまめに補給し多量に汗をかいた場合は塩分も補給する、カーテンで日射を遮る、冷房を適切に利用し室温に留意するなど、熱中症に対して充分な対策をとってください。


これを受けて、京都では「祇園祭」24日の花傘巡行が中止されることになった。担当者は、「記録的な猛暑が続いていることから、安全に配慮した」そうだ。
こんな大イベントでさえ中止にすることができるのだから、学校での屋外活動、高校野球の応援など、きっぱりと中止にした方がいいだろう。
甲子園でも上のような情報が出たら、選手、審判、スタッフは直ちに中断して、休息。夕方に再開。応援席は立ち入り禁止にするくらいの配慮が必要だろう。もう犠牲者も出ているのだから。主催者の朝日新聞さん、それぐらいの配慮をすべきです。

お葬式 

広島、岡山、愛媛で大雨のために200人以上の方が亡くなった。その後片付けは猛暑の中。何かお手伝いをと思う心はあるのだが、この暑さの中、年寄が行っても足手まといになるだけだ。と言い訳をして冷房の中にいる。

本日はいとこの連れ合いが亡くなった。いとこと言っても年はだいぶ離れているので(と思ったが若い人からみれば同年代か!)、まあいい生涯を送ったかなと思う。7月7日にはみんなに囲まれて幸せそうにしていたが、13日に急に不調になり救急車の中で亡くなったそうだ。苦しむことはほとんどなかったとのこと。

暑い暑い中松戸の葬儀場に行った。室内は涼しいか親戚連もみな高齢なので、長い時間座っているのはきつい。しかし田舎のお坊さんなので丁寧にお経を読んでくれた。葬儀場内には樹木が置かれ、樹木葬みたいな雰囲気。昔と違ってお葬式もいろいろ工夫されている。今年は何回もお葬式に出ている。みないい葬式だった。

「快適な気候」とオリンピック招致!

とんでもない暑さが続いている。こんな気候の中で屋外スポーツをやるなんて、危険極まりない。高校野球の予選をやっているが、選手は大変だろう。いやそれ以上に観客は大変。たいていは学校から駆り出されているのだが、事故があったら責任はとれるのか。責任取ったって命が失われたら取り返しがつかない。もうこの時期のスポーツイベントはやめたら!と私は思う。

しかしそうはいかない事情があるようだ。2020東京オリンピックはこの時期に行われる。もし高校野球をストップするようなことがあったらオリンピックの屋外競技も同じようにやめなければいけなくなる。文科省もスポーツ庁も強くでれないらしい。

2015年に東京にオリンピックを招致するために作ったファイルには「この時期、晴れの日が多く理想的」と書いてあった。公表されているので、ここに載せておきます。こんなウソを書いて誘致したんだ。

TOKYO2020立候補ファイル
02-大会の全体的なコンセプト
2-1 2020年東京大会の理想的な日程
東京での2020年オリンピック競技大会は7月24日(金曜日)の開会式に続いて、25日(土曜日)から9月6日(日曜日)までの開催を予定する
この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である。また夏季休暇に該当するため、公共交通機関や道路が混雑せず、ボランティアや子供たちなど多くの人々が参加しやすい。さらに、この時期は日本全国で伝統的な祭が多く開催される時期であることから、祝祭ムードが漂っている。
また、重要な点として、この開催期間は他の大規模な国際競技大会とのスケジュールと重複しておらず、東京においても大会開催に影響を及ぼすような大規模イベントの開催を予定していない。(・・・暑いから!)

春秋航空、格安航空

我が家は四国、九州へ行くときなどにJETSTARとかソラシド航空などを使っている。格安航空= LCC(carrier)というそうだ。成田空港では第3ターミナルがその発着場だったが、鉄道バスの終点からかなり離れている。前回のお遍路で松山に行くことにしたが、5分差で乗り遅れた。便数はないので夕方7時間待つことになった。

新しくチケットは買いなおし。事前に買った値段よりもだいぶ高い。早期割引はないのだから仕方がない。遅れた便の払い戻しは一切なし。正規の代金よりだいぶ高くなった。年寄はケチらないで、ふつうにしていた方が、かえって安くつく。格安にはリスクがついていることを知った。

本日春秋航空で中国に行く人を見送りに行った。茨城空港から出るというので物珍しかったし、東京駅から500円で空港バスがあるという。しかし東京駅に行ったら、高速の三郷で事故があったのでバスはまだ到着していない。到着しても時間に間に合う保証はないので鉄道で行ってくれ!とのこと。

東京駅から常磐線の特急で石岡まで、そこから空港バスで40分もかかる。時間がなければタクシーで行かなければならない。500円だというので見送りに行こうかと思ったが、こりゃ無理だ。ということで東京駅で特急を見送って別れた。

LCCにはリスクがつきもの。今回も航空機の問題ではないが、そこに行くまでが大変。乗り遅れたら次はない。などなど、やはりLCCは若者の旅人が利用するものだと思った。

武蔵国一宮は小野神社!

武蔵国一宮は小野神社!

と書くと、「違うよ、大宮の氷川神社だよ!」と言われそうだ。
一宮は、何か権威をもった役所が決めたものではない。昔からそのように言われてきたが、ときどきで変化もしている。一国に複数の一宮があることは多い。
武蔵国の一宮は氷川神社以外に多摩市の小野神社もそうだ。多摩市は昔国府があった府中から見たら多摩川の対岸にある。聖蹟桜ヶ丘が最も近い駅で、その付近は一宮町という。昔からここが一宮と慕われていたのだろう。府中にある大国魂神社は六所宮と呼ばれる。ここには武蔵の国の有力な神社が支所を置いていた。国司が赴任すると有力な神社にあいさつ回りをしなければならなかった。しかし武蔵国は広いので、とても短期間にはまわれない。そこで有力神社から府中に集まってきたらしい。

六所宮にある神社は一宮から六宮まで順番が付けられているが、一宮は小野神社、三宮が氷川神社となっている。府中から近い順に一宮にしたのかもしれない。
社殿は新しくなっていたが、昔見たことがるような気がした。昔の写真を探してみたら2009年のお正月、大國魂神社と小野神社に初詣できていた。写真を並べておこう

波除(なみよけ)神社は健在!

築地の水神社が移転すると書いた、「エエーッあの神社が?」との電話があった。もう一つの神社と間違えていたようだ。築地にはむかしから波除(なみよけ)神社がある。勝鬨橋を望む場所にだった。この神社は築地市場の豊洲移転に際しても変更はない。本日(5日)大雨にも負けず、多くの参拝者が訪れていた。
  この神社は築地市場の入り口、すなわち場外にある。観光客で賑わっているのは場外市場。場外は豊洲には移転しないようだ。ほとんどがバラックだが、すでに立派なビルも完成しており移転の必要はない。豊洲に場外市場が移らなければ築地のように賑わうのはムリだろう。

波除神社は「獅子祭り」が有名で、今年は6月に100年ぶりの船渡御が行われた。この神社には狛犬はないが、立派な獅子像が左右にある。阿吽ではないがなかなかいいので、乗せておきます。

築地魚河岸水神社は移転!

築地から豊洲に市場が移るのに伴って、築地の氏神である「水神社」も移転することになった。水神社の取り壊しが7月3日から始まった、との記事があった。魚河岸水神社ではいい狛犬を見た記憶があった。台風の影響下の荒天のなか訪れてみたら、すでに遅かった。狛犬も社殿のブルドーザーの餌食に。  魚市場の人に聞くと豊洲にはまだ社殿がないので、神さまはいったん神田明神に移っていただいたとのこと。急いで、神田明神に行ってみる。社殿の横手に「魚河岸水神社」があった。これが築地の水神社の本社。なかなかいい狛犬があった。でも築地にあったものではない。築地の狛犬はいずこへ??    家に戻ったら水道局から、水使用量が先月の1.5倍になっているとの通知が入っていた。梅雨が明け晴れの日が多く花の水まきが多かったせいかもしれない。暑いのでシャワーの回数も多かったかな? それとは調節関係ないが、以下の記事!

◆ 水道法改正案が国会を通過したとか。水道事業は命にかかわることなので公営と決まっていたが、赤字続きなので民間変えた方がいいという意見があり、検討した結果民間に移管してもよいという法律ができるそうだ。先月の大阪の地震で老朽化した水道管の取り換えで大赤字になりそうなことが引き金になったそうだ。麻生大臣の昔からのアイディアとか。

民間に売り渡したら、赤字水道役所への税金の投入は減るが、たぶん水道料金は上がる。採算の取れない赤字水道は廃止される。ほとんど論議がないまま可決されそうだが、

政府はどさくさに紛れてやり放題。命の水を民間(参入を狙っているのは外資だそうだ)にまかしていいの? 瑞穂の国の水を売り渡すなんて、いったい何を考えているのだろうか?

江古田富士の山開き(7月1日)

台風が九州に近づいているようで、風が強い水曜日。夏休みで孫たちが来ているので、我が家の人口密度は高い。うるさいし、手間もかかるのでめんどうだが、老人家庭には大変うれしいことだ。子どもたちの相手をしているとブログを書くのはおろそかになる。山の

先日7月1日は富士山の山開き! それに合わせて東京のお富士さん(富士塚)も山開きを行う。東京には国指定の重要文化財になっている富士塚が3つある。入谷の小野照崎神社の冨士塚はテレビでもよく取り上げあられる。江古田の富士塚も重文だ。ふだんは登ことはできないがこの日だけは扉が開く。私も登ってみた。その様子を写真で。高度は5mぐらいかな?