アメリカ大統領と安倍首相

Look at me!  ってのは「私を見て!」の意味。トランプ大統領は安倍首相が言った言葉を忠実に守って、安倍首相の顔を見続けた。テレビを見ていて、「なんじゃこりゃ!」と思ったが、トランプさん、思ったよりもいい人なんだ。でも安倍さんは「カメラマンの方を見て!」というつもりだったんだろうに。

首脳同士の会話を通訳を通さないでやるとこういうことになる。安倍さんは英語が堪能でアメリカの国会でも英語で演説した。まあ原稿は印刷して配られているので、言い間違えても大丈夫だが、国家を代表する人が、1対1で相対するときには、いくら英語が堪能でも、通訳を交えなければいけない。昔の総理で宮沢さんという英語が超堪能な方がいたが、交渉時には必ず通訳をつけた。交渉時には必ず日本語でやった。

今のトランプさんも安倍さんも軽すぎる。人前でペラペラとしゃべりすぎる。国家的な交渉事を相手の私邸でなんかでやってはいけない。どこに盗聴器やカメラが仕掛けられているかわからない。ロシアのプーチンさんを招いた時も、温泉宿に泊まった時にはなんの交渉もやらせなかった。そのあとすぐに東京に戻って話をしたようだ。今回だってゴルフ場でなんやら秘密めかした交渉はまずい。政治にショーは必要ないんだから。

トランプさんはまもなく仕事を投げ出しそうだな。まさかの大統領になったので、それでもう十分。娘のブランドを世界に売り出せば、もうそれで良しとする。めんどくさいことは担当者が適当にやってよね! というところだろう。

またスキー場に!越後湯沢

2月11日は建国記念日。神武天皇が2673年前に橿原神宮で即位した日で、昔は紀元節と言ったそうだ。その祝日はスキーにはもっともいい時期で、各地のスキー場はお正月以上に混雑する。そんな時期に年寄りがウロウロしてはいけないということは承知。と思っていながらスキー場の繁栄を見に越後湯沢にやってきてしまった。ガーラ湯沢は大混雑と駅で聞いたので岩原に行ってみる。シニア5時間のリフト券2000円というのがあるので、利用する。シニアというのは55歳以上。証明書をださなくても見ただけでOKだった。昔なら元を取るまでリフトに乗りまくったが、ちょうどいい混雑でゆっくり休みながら全リフトを一回づつ乗って終了。1時間半だった。2時間券というのがあれば、それでもいいな。

スキーはカービングではなく昔の古いのを取り出した。もうこんなスキーはゴミ捨て場にも捨ててない。ベントというカーブもほとんどない。スキー幅は今のように屈曲はなく一定の幅。締め具は自分でつけたものだから滑り止めは付いていない。その分軽いので年寄向き。流れ止めの紐はボード用のものを転用した。古いけど靴も足になじんでいるので案外滑りやすい。

岩原は年寄と子供が多い。こんな緩やかなコースは若者には人気がないのかもしれない。大混雑と聞いていたので、年寄は迷惑と思ったが、枯れ木も山の賑わいのかんじ。スキー場も淘汰されて、住み分けが進んでいるようだ。お隣の中里スキーは子供専用の感じ。在来線の改札口がそのままスキー場なので家からスキー靴を履いてやって来られる。近場の皆さんには都合はいいが、ファッション先行の若者には敬遠されそうだ。昔は我が家も家族で日帰りスキーに利用したが、家族連れにはありがたかった。

ちょっとスキーをやってあとは温泉。越後湯沢は川端康成の「雪国」が大当たりで有名温泉になった。駅前には「駒子の湯」など日帰り温泉があるが、そこはいつも満員。わたしのお気に入りは岩原スキー場からしばらく歩く「岩の湯」だが、車がない今歩いていくのはかなりきつい。駅前の温泉銭湯が一番いい

2月会の下見、池袋!

何かにかこつけて年寄りが集まっている。今月は2月、2月生まれの食事会をやることになっているので、その下見をしてきた。池袋の区役所は古くて危険そうだったが、数年前にオリンピックの国立競技場の設計をした隈健吾によって作られた高層の役所に引っ越した。その跡地が再開発されており、そこに新しくビルが建ち始めている。一昨年に建てられた新しいビルの中にブラジル料理の店がある。若者ばかりが出入りしているのでちょっとちゅうちょしたが面白そうなので入ってみると、これはなかなかいい。お肉料理なので年寄メンバーにはちょっとボリュームが多そうだが、でもブラジル人の料理人が焼けたお肉を大きな串につけたままで持ってきてくれる。中近東のシシケバブみたいで面白そうなので、予約を入れた。みんな喜んでくれるかな??

東京峠楽会 小日向あたり

 ぶらりバークラブの中に東京「峠」楽会ができました。さっそく支部長さんからレポートが届きました。ぶらりバークラブのページにアップしました。ご覧下さい。都区内の峠について、いろいろ語ってください。できましたら、原稿はメールでお願い押します。さらに地図は必ず添付してください。坂付近にたいてい案内地図板があるので、写真にとってください。坂の名前などは編集人が入れますので。

ぶらりバークラブのページから見てください。

志摩一宮 伊雑宮

2月6日、皆さんと昨日分かれ、私だけ四日市に泊まった。夕食を三重県の地学教師をしているARAIさんと食べた。四日市名物というトンテキ、とんでもない大きさの豚肉にキャベツだが、そのたれがまさに名物なのだろう。若い彼にはかなわないので半分ほど食べてもあう。久々に会ったのでいろいろ話が尽きない。うれしいことだ。
朝はゆっくり起きて鈴鹿セブンという山並みを写真に写そうと思っていたが、山のほうだけに雲があって写真はとれない。残念。
最初多度大社に行こうと思っていたが、インターネットを見ているうちに志摩の伊雑宮とヤマト姫が大きく関係していることを知って、そちらの話を聞きに行くことにした。近鉄特急で志摩磯部駅でおり、歩いて向かう。途中に志摩の民俗資料館があったので寄ってみたら2月は長期休業とのこと。
伊雑宮にお参りをして戻ると現役の「御師」(おし)の方が、いろいろお話をしてくださった。ヤマト姫の話を誰かに聞こうと思っていたところだったのでちょうどよかった。御師さんはヤマト姫の墓所に案内してくれた。先日伊勢内宮のそばにヤマト姫の墓所に作っれたという倭姫命神宮に参った。その時にその神社は大正7年に作られたときいた。伊勢神宮は2000年の歴史を持つというのに、その神様を案内したヤマト姫の墓がつい100年前に作られたというんは合点がいかなかった。

御師さんの話では伊雑宮で大正7年にヤマト姫の墓が発見され鏡が出てきた。しかしそんな大発見を伊勢神宮としては認めるわけにはいかない。発見された遺物はすべて持ち去られ、急いでヤマト姫の墓を内宮の地に作ったのだそうだ。ヤマト姫を祀る社がつい近年作られたのはなぜか疑問だったが、御師さんの話で氷解した。ヤマト姫は伊雑宮に天照大神を祀ったあとここで亡くなったそうだ。93歳だったというが、本当かな。全部伊勢神宮に持って行ったというが、実はお墓の底の石は大きくて持ち運べなかったそうだ。そこで御師さんは一計を案じた。竹下内閣が各町に配った一億円をもとに、その石を掘り出し、御田の前に記念碑として建てたそうだ。さっき通ってきたときに立派な石が建てられていると感心したあの記念碑だった。現地に行ってみるとおもしろい話がたくさん聞ける。ありがたいことだ。

貨物鉄道博物館(三岐鉄道)

北勢線の博物館を見学して、阿下喜の街並みを案内していただいた後、駅前にある唯一の食堂でおそばを食べた。東京と違って丁寧に作ってくれたので、北勢線の電車には間に合わなくなった。駅前に第一日曜日だけ運航している丹生川行きのバスが停まっている。阿下喜の軽便博物館と丹生川の貨物鉄道博物館とを結んでいるんだそうだ。せっかくだから三岐鉄道の三岐線に乗ろうということになった。

貨物鉄道博物館は第一日曜日だけの開館で、それに合わせてボランティアの方が自分のバスを運行してくれている。しかし丁寧おそばはそのバスの時間にも間に合わなかった。しかたなく駅前に停まっている唯一のタクシーにのって貨物鉄道博物館に到着。雨の中、大勢の見物客がいる。かなりマニアックな博物館だがこれもボランティアの熱心さが人を呼んでいる。いいことだなあ。

なんとここの蒸気機関車はもと東武東上線を走っていて、そのあと北池袋の昭和鉄道高校に展示してあったものだ。私は池袋に行く途中に毎日見ていたあの機関車だ。なんという奇遇。うれしくなった。さらに三岐線を走っている黄色い電車、見たことがあると思ったら所沢車両工場の製作で、もと西武線を走っていた車両だった。

一日乗車券を買ったので、終点の西藤原に行ったら、なんとユニークな駅舎。昔小野田セメントの鉱山で働いていたガソリン車、電気機関車、蒸気機関車ならんでいる。そこらの鉄道博物館よりも充実している。熱心な人たちでこの地域の鉄道は保たれているのだろう。何十枚も写真を並べたいが、8枚にしておきます。もっと見たい人は現地に行ってみてください。ただし第一日曜日だけの開館です。

四日市あすなろう鉄道

昨年の10月にも来たが、今回は旅文化研の方々と一緒にやってきた。四日市あすなろう鉄道の追分駅ちかくの郷土館でお話を聞きいた。一応前に聞いていたつもりだったが、専門家に聞くといろいろなことが分かった。そのあと日永まで戻って八王子線の終点西日野駅へいき、郷土館でまたお話を聞いた。
ここ四郷(よご)が四日市の発展のもとだったそうだ。ここには伊藤小右衛門と伊藤伝七という進取の気性に富んだ巨人が生まれた。明治の初め製糸、製茶、酒の産業を興し、四日市の港から海外にも輸出して財を成し、鉄道にも投資して四日市あすなろう鉄道の基礎を作ったそうだ。東洋紡の発祥地はここ四郷(よご)なのだという。伊藤家は現在は神楽酒造の酒蔵だ。お話を聞いた後で酒蔵に招いていただき、お酒をごちそうになった。

東京凸凹地形・桜満開 

我が峠楽会メンバーから都の中央図書館で「東京凸凹地形」ー地形から見た東京の今昔ー展示をやってるから見に行って!とのメールをもらいました。さすがみなさん地形に関心を持っていますね。先日行った荒木町の「ムチの池」の写真もありました。小さいけどなかなか面白い企画でした。何よりもたくさんの資料があって見ごたえがありましたが、写真禁止なので、メモするのに時間がかかりました。
タモリの坂道本もありましたが、さすがに「峠」はありませんでした。しめしめ、これは我らが最先端ですね。これからも新しい峠探しに歩き回りましょう。

中央図書館は有栖川公園にあるが、私は恵比寿から歩いて行った。途中でいくつか峠候補を探した。広尾駅そばの天現寺に桜が満開だった。こんな早い桜は河津桜かな??

水仙忌 その前に快気祝い

 夕方から宮本常一先生の水仙忌(37回忌)が、西国分寺の東福寺で行われた。37年前の葬儀の日は寒い日だった。北海道で牧場をやっているT君たちが提灯を持って交差点で道案内をしていたことを思い出す。彼らも今年はもう定年になる年だ。今年は異常なくらい暖かい。世の中も異常なくらい変化していることを感じる2017年かな。
 先生がなくなったのは73歳、集まったかなりの人が先生の年齢を超えた。私もそろそろかな。お目にかかったころには年配の感じがしていたが、まだ今の私よりもずいぶん若かったのだ。逆に言えば、私もずいぶん年配の人と思われているのだろうな。
 島根県に住む曹洞宗の僧侶であるYAMASAKIさんが毎年上京しお経をあげ、ありがたいお説教をしてくださる。今回は人間はどうボケていくのか、体験を通して話してくださった。納得すること多々あり。

 水仙忌の前に、西国分寺に住むSHIMOJJIMAさんの快気祝いに呼ばれたので、そちらにも伺った。昨年暮れに胃や腸からの出血で倒れ、救急車で運ばれ入院した。もうほとんど黄泉津比良坂を下りきる寸前で奇跡的に回復したそうだ。マロワリ何とかという聞いたことがないような病気だったと、入院書類を見せながら説明してくれた。後の仲間もみなかなり重大な病気や手術を受けた人ばかり。2016年はみなにとって結構大変な年だった。今年は回復の年と祈念しながら分かれて、水仙忌に向かった。
 

天気予報は晴れなのに

天気予報は晴れなのに、一日中雲が多く、頂上付近は100mも視界がない。午前午後行ってみたが、全くダメで、蔵王の樹氷見物は今回見られなかった。残念。下の方で間もなく樹氷になりそうな赤ちゃんを見ることで、とりあえず満足する。

半分ぼけているので、ロープウェイに乗ってカメラのメディアを忘れたことに気付いた。のんびりと、とりに帰って休憩して、再びゲレンデにでてコーヒーを飲んで休憩。昔ならありえなかったことだが、いまはそれで満足。十分スキーを楽しんでいる。本日も写真は半ボケばかり。

蔵王スキー場でジャンプ週間

先週まで蔵王スキー場では国際的なジャンプ大会が行われていた。宿も満員だったようで、皆さんほっと一息ついている感じ。しかしスキー場はガラガラ。頂上付近のモンスターはまだできていないが、カマラrマンは大勢来てシャターチャンスを狙っているが、天気は良くないので、皆さん寒い中ビールを飲んだりしている。

我々はオールドスキーヤーらしくふもとの食堂で、お昼休憩。数時間。この食堂は仲間の皆さんのなじみなので、いくらいても追い出されることはない。同じようなお年寄りグループがコーヒーなどたしなんでいる。他には4人組のオーストラリア人。我が宿にも3人組のオーストラリア人がけっこう長逗留している。これからの対策はいかに外国人を誘致するかだな。

蔵王権現さま

朝から山形新幹線で、町内会のおじさんたちと蔵王温泉にきています。昨年も同じころに来る予定でしたが、体調不良でキャンセルしたために2年ぶりです。スキーができるかどうかを試してみようと思っていました。昨日からの大雪で、ゲレンデは新雪が積もっています。とりあえず午後はちょっと滑る予定で、出てみましたが、皆さん気合が入って快調。私も新雪を楽しみました。

最初に蔵王権現様にご挨拶をしてから滑ろうと思ったのですが、雪で扉が閉ざされていたので、外からご挨拶をして、今回のスキーの無事を祈願しました。写真数枚。

お詫び!ハラリ違いでした

 池上さんの推薦の本、「サピエンス全史」の著者がヘブライ大学のハラリさんと聞いたので、TAGUCHIさんのところに来ていたハラリさんだと早合点して、ここに紹介してしまいました。著者の写真を見たときに、「私があった人よりも、ちょっと若いなあ!」と思ってはいたのですが、期待のほうが大きくて、つい見過ごしてしまいました。
 本日TAGUCHIさんから、「ハラリなんて名前はイスラエルにはいくらでもいるんだ。私の知り合いとは違うよ!勝手に知り合いにするな」とお叱りの手紙。お詫びして、訂正します。申し訳ありませんでした。
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須賀神社は大賑わい!

四谷にある須賀神社は台地の端にあり、境内に行くには階段を上らなければならない。台地の下は新宿区の若葉町で、昔は・・・川が流れていた。2012年にぶらりバークラブで訪れたことがある。そのときはお岩稲荷に行ったっけ。ついでに「四谷には階段が多いなあ」、と言ったことを思い出した。

その須賀神社の近くまで来たら、かなり大勢の若者の団体が、スマホを見ながらなにか話している。「ポケモン?」 と聞いたら、「違います。君の名はです。」何のことかわからなかったが、彼らが見せてくれた動画で納得。今はやりの「聖地巡礼」だそうだ。ここの階段ですれ違った男女の体が入れ替わってしまうのだそうだ。この階段の何段目かも彼らの興味の的みたい。

聞いてみたら彼らは韓国の大学生。今休みなので「君の名は」の聖地にやってきたのだそうだ。「お国は大変なのに、こんなことしてていいの?」と聞いたら、「それは、それ。いまはこっちのほうが大事です」と流ちょうな日本語で2人が答えてくれた。なるほど。日本のことを韓国の若者に教わった。写真を2枚。2012年とったもの。170113suga1 170113sugajinja03

ホームページの画面変更

ホームページの画面を少し変えてみました。でも結構面倒で一日かかってしましました。でもあんまり気に入った格好にならなかったので、もう一度挑戦します。しばらくはこんな感じでいきますので、よろしく。

これまでと同じところから開きます。
http://kazmiwa.sakura.ne.jp/