戦車道 なに?御嶽山噴火だって!

先々週、海宝さんの体操教室の後に高尾山に向かって走り出した。多摩美大を過ぎ16号線を越えたところから高台に入るのだが、その道がまず見つからなかった。さらにその鉄塔の先で再び道に迷い、結局東京工科大額の脇に出てしまい、あきらめてバスに乗った。目的の高尾山とは方向がまったく違っていた。

140927jeradちょっと悔しいので再チャレンジした。今回は多摩美大の先で新しい道を見つけたが、最後は藪山の中で、さらに2メートルほどのフェンスがあった。それを乗り越えたら、足にはたくさんの引っ掻き傷ができた。汗をかくと傷に染みてけっこう痛いが、道があったからまあいいか。そのままジェラード屋さんに出て、シングルカップのアイスを食べる。

家政学院大のトンネルを越えて金毘羅神社参道のいい道を上る。城山ダムから草戸山(365m)に登り、南高尾の山稜を歩いて高尾山口にでる。ジェラード屋で15分ほど休んだが4時間ほどで到着。5時半に家に着いて、シャワーを浴びて宴会に参加。ビールとワインがおいしかった。

140926ASdegital本日の天気予報は秋晴れの快晴というので出かけたのだが、午後から雲が厚くなってきた。まるで台風が近づいたようだったが、これはどうも御嶽山の噴火の火山灰だったようだ。電車に乗ったらスマホを持った人が御嶽山の噴火の様子を見せてくれた。かなり大変なことになっているようだ。そういえば御嶽山は2007年にも噴火したなあ。あの続きなのだろうか。富士さんは大丈夫かな?? 日本列島の火山は活動期に入ったのかな。

 

 

埼玉で環境講座 33回目だって!

140926syokuji 140926unagi 埼玉の生協団体であるコーペルで環境講座をやっている。今回で33回目だという。1年に3,4回の講座なので、もう10年近くもやっていることになる。ちょっと感激だ。私も高齢者になったが、皆さんもそれぞれ10年も年をとっている。

今回は講座の前にお食事を一緒にと言われたので、それにも参加。コーペルの皆さんは、お料理自慢の方が多く、時々自慢料理を持ち寄ってお食事会を開いているのだそうだ。ほとんどが自家製の野菜やお米を使っての料理は大変おいしいものでした。私がわざわざ環境を守るには・・・・などと言わなくても、みなさん環境に負荷をかけないいい生活をしておられる。

お食事の写真 と埼玉名物? のおせんべい。

 

我が家近くにも! デング??

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 私の散歩コースは石神井川周辺だが、その辺りにもデング熱を媒介する蚊が広がってきたようで、川沿いの各所にこんな看板がつけられた。もうこの辺りには子どもたちは遊んでいない。ジジババも昼間の明るいときだけ歩いているけど、蚊の多い夕方にはだれもいなくなった。
 
 先日海宝サーキット教室に来た人に聞いたが、「走っていれば蚊は追いついてこないけど、歩いていると蚊に刺されるよ!」とのこと。最近私はよく蚊に刺される。ということは走っていないということだ。確かにそうだな。

 今年は9月に入って残暑というものがない。4月ごろに出た「今年の夏は冷夏!」というのはあたっていたような気がする。涼しくなったので運動量が多くなりすぎたようで腰、肩、首が痛い。ここ数回、文寿整骨院に通っている。もう息子さんの代に変わっている。文さんの魔法の手に威力があったような気がしていたが、息子にも伝わっているかな。首痛は少し軽くなった。

井草川・化石川 岩石が並んでた!

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10日にぶらリバークラブがあるので、その下見に井草川を歩いてみた。もとい!病み上がりなので、ちょっと楽して自転車で通ってみた。我が家から千川通りをとおって、井荻駅へ。そこからさらに西荻窪まで行った。西荻窪がぶらリバー探索隊のスタート地点だからだ。
 
そのコースは10日に行くし、ぶらリバークラブのブログに入れてある。http://blog.sakura.ne.jp/cms/article/edit/input?id=103373992
井草川・化石川はけっこう面白い場所だ。さらに100mm/時間 の雨が降ったら、浸水する場所ははっきりわかる単純地形だった。

井荻駅で解散なのだが、その先井草化石川は暗渠のまま続いており、妙正寺池で、妙正寺川に合流している。今回は自転車なのでいくらでも行くことができる。その途中に、石の公園があった。これはなかなかいい。いままでいろんな公園を見たが、石だけを解説したのは全くなかった。さすが杉並区は格調が高い??「石の展示をしたらなんで格調が高いのか?」と言われそうだが、私の地域の文化度の高さ基準は良いランニングコースがあるか、環境問題に配慮があるかどうかだ。環境問題のうちで岩石に注目したのは良い。

大昔私は英国のアバディーンという町に行った。そこの町では子どもたちでもOld Red Sandstone(旧赤色砂岩)などと言っていた。さすが世界の石の町だが、そこの人たちの教養深さ、石だけではなく地史など日本ではだれも話題にしない事項を日常的に話している教養に驚いた。しかし北海油田の町になってからは、お金の話が多くなったとアバディーンを訪問した人に聞いたが。それはそれ、日本でも少しぐらい石の話で盛り上がってもいいじゃないかと思うのだが。・・・・広島の土砂崩れ以来、花崗岩とか真砂土などの言葉が行きかうようになっているよ! とお指摘あり

海宝ロードランニング 夏物語 in 伊南川

夕方までに旧伊南村の民宿に到着。赤岩温泉と宴会に合流して夏物語の参加。途中参加というのはないのだろうが、私は前から尾瀬を通る沼田街道に興味があり、一度通ってみたかった。なにせ今の時代東京から檜枝岐や伊南村に行くには日光から山王峠をこえるか、高速道路からは塩原温泉経由、野岩鉄道尾瀬口から中山峠を越えて入るか、とおく新潟県魚沼から枝折峠を越え奥只見湖を通って御池にでるコースの二つしかない。

昔は沼山峠を越え尾瀬沼を経由して三平峠から片品村に出て、沼田に抜ける沼田街道があった。一時期この沼田街道を広げて車を通す計画があり、檜枝岐から御池、沼山峠まで舗装道路が通った。しかし平野長英さんをはじめとする自然保護の波が大きくなり、ついに環境庁は道路計画にストップをかけた。道路は沼山峠でストップしたままだ。しかし群馬県側の大清水付近では、三平峠の下まで自動車を通そうとしているのではという動きがみられる。我々ミーハーはつい「ラッキー」と言って載せてもらったが、これからどうなるか。

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それはさておき、夏物語2日目は田吾作のすぐ裏にある久川城跡の散策。田舎の城だがなかなかのもので、かの伊達正宗も落とせなかったという。もちろん大阪城や江戸城に比べようもないが八王子城などの山城に比べれば規模も大きく、よく計画されている。しかしまあ、ここを攻め落としたところでどうなるってものでもないので、蒲生氏が建てた後しばらくして廃城になり、この地から戦乱が消えた。今も昔も武器を持たなければ戦乱は起きないのだ。

そんな思いをしながら、青柳の集落におりてくる。昨日同様トマトハウスへ寄る。この辺りはトマトの名産地。新鮮なトマトはおいしいこと。今回訪れた農家はいろいろな品種を育てている。我が介護者は本来の仕事を忘れて、われoze-inagawa053 oze-inagawa052先のハウスに入りおいしそうなトマトを集めている。珍しいブラックトマトを見た。

満足満足。昼前に民宿に帰りシャワーを浴びてお昼をいただいて解散。我らは無視ヤリ主催者の車に便乗して東京まで運んでもらった。ありがと言うございました。

動画作りました。クリックして!

 

 

 

 

広島 巨岩がゴロゴロ

広島の土石龍災害の映像を見るのは心が痛む。遠くにいて何もできない。しかし近くにいる消防、警察、自衛隊もしばしば作業を中断している様子だ。早く何とかしてほしいと思うが、どうにもならないのだろう。 どうしてこんな人い災害になったのか、さまざまなところで原因追究がなされている。決定的なのはとてつもない大雨、1時間に100mmというのは、誰も経験したことがないほどの雨だろう。

そしてこの地の地質。広島県は島々も含んでほとんどの地域が花崗岩でできている。関東東北の人たちは、あまり白砂青松の海岸を見たことは少ないかもしれない。 瀬戸内海の白砂は、真砂 なのだ。花崗岩は石英、長石、黒雲母などの結晶が地下深くで組み合わさったものだ。石に近寄ってみればすぐにわかる。石英というのはガラスのようで固いので、長石が粘土に変化した後に残る。石英がたくさんある白っぽい砂が真砂である。 この真砂の中には砂鉄がけっこうたくさん含まれている。

昔々出雲の方では、真砂に含まれる砂鉄をとるために山を削って水で流して比重の大きな鉄をより分け、たたら(ふいご)で溶かして製鉄をした。そのため出雲地方の山々は崩れ、木も生えなくなった。たたら製鉄の範囲は広がり、広島県の太田川の上流部分にも大きな製鉄所が造られ、山ははげ山になってきた。 花崗岩は地下深くでできた岩石だから、地表付近の圧力の弱い所に出てくると、崩壊が激しくなる。これが風化である。かたい岩石だが、むき出しになると風香は進む。こんど崩れた場所は、たぶんむかし製鉄がおこなわれ、いったんはげ山になって、風化が進んだ。その真砂土に松が生え、風化層は見えなくなっていたのだろう。

厳島 弥山 頂上の巨岩

厳島 弥山 頂上の巨岩

ところで、土石流の跡をみると、とてつもなく大きな岩がいくつも転がっている。今回の土石流ではこの巨大な岩が、あたりかまわずなぎ倒していったのだろう。ふだんチョロチョロとしか流れていない沢の水ではこんな石は流れない。あの大きな岩を流した水流というのはどんなだったのだろう。 ところで上の写真は広島県の厳島神社の奥社がある弥山(みせん)の頂上である。花崗岩はさいころ型にひびが入ることが多い。この岩の根元が水流で流されると、こんな大きな岩でも転がり落ちる。真砂土だけなら、こんなひどい破壊にはならなかったろうが、ダンプカーの何十倍の岩が襲ってきては、避けることはできない。

恐竜を見に行く!ドクタートミー

恐竜解説の世界では超有名人のドクタートミーが板橋区の教育科学館にやってくるというのを聞いて、孫を連れてお話を聞きに行く。私は数年前にエジプトの西部砂漠に一緒に行き、恐竜発掘の現場を見学させてもらい、さらに世界遺産になったクジラの谷にも行った。ロンドンの大英博物館にも一緒して、いろいろ解説もしてもらった。

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肉食爬虫類研究所の所長さんでもあり、本日陸イグアナを連れての登場だった。このイグアナが会場の手すりの隙間に入って、出てくなくなっていろいろ大騒ぎ。子どもたちはお話よりも、生きたイグアナの方に興味。

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奇跡の一本松 陸前高田

猊鼻渓からは今泉街道を通り、笹の田峠の難所を越える。峠からは室根山がみえる。室根山は気仙沼湾にながれる大川の水源。気仙沼のカキ養殖業の畠山さんは、海と森はつながっている、森がだめになったら海もダメになるとの主張で、水源の室根山に植林を始めた。『森は海の恋人』文春文庫

我が一行は気仙沼ではなく陸前高田に降りて行く。途中の八木澤商店でお醤油、たれ汁を買う。この醤油屋さんは陸前高田で200年以上も醤油屋さんをやってきた。しかし津波はこの店工場を完全に破壊した。しかし社長は1人も解雇せず、再建することを決意した。現在は海から離れた辺鄙な場所だが、そこに本店を移して商売をしている。ここまでお客はやってくるそうだ。我々も醤油を買い求める。140725yagisawa

今泉街道(陸前高田の中心は今泉だった)を陸前高田に降りて行く。大平原のような景色に、近くの山を崩した土砂がベルトコンベアで運ばれている。この大平原をぜんぶかさ上げするようだ。とてつもなく大工事。他の町と違って、ダンプカーではなくコンベアで土砂を何キロも運んでいる。この方式の方が早いし、確実だ。

 前に来た時には、昔の高田松原にただ一本残った奇跡の一本松があった。それも枯れて、現在は金属や樹脂で作ったレプリカが立っているが、ベルトコンベヤの巨大な装置の中にうずもれている感じ。
 それにしても、ものすごい工事だ。ここまでやる必要があるのか・・・よそ者はついよけいなお世話をする。日本列島改造! なんてもんじゃなく、日本列島新設という感じ。山を崩したところにも平地ができる。平地はかさ上げして新しい街ができる。現在は1人もいない。数年後には町が復活しているのだろうか。地元のお人には申し訳ないが、つい心ないことを言ってしまった。
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三陸旅行 猊鼻渓

本日から3日間、大昔の山岳部の仲間と、三陸旅行です。気仙沼のおの寺君の案内で、三陸を回ってみようというものです。今回は2回目で、前回は地震津波の後の2012年でした。

復興の様子を見て、応援しようというのが趣旨ですが、おの寺君は、「東北の歴史遺産も見た方がいいよ」と言ってくれる。そこで高速道路の一関ICで降りるが、「中尊寺や毛越寺はいいよ、まず三陸に行こう!」の意見の方がが大勢で、せっかくの歴史探訪は中止。それでも途中の「猊鼻渓ぐらいは寄って行ってよ!」、という説得で船遊びで、涼をとることになった。
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思っていたよりもはるかに立派な観光地。石灰岩の岩壁とみどりの水面がすばらしい。船頭さんもなかなかでした。

そのあと一路陸前高田に向かう。前回来た時には奇跡の一本松はまだ残っていたが、今回は・・・!

明日から上高地、雨が降りそう!

恒例になった孫たちとの上高地行。今年で5回目になる。子どもたちが大きくなる分、じいさんたちはよれよれになる。昨年は上高地から横尾山荘往復だったが、今年はさらに涸沢まで行こうということになっている。子どもたちは大丈夫だろうが、ばあさんは無理だろう。

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上はクサボタン、センジュガンビ です。今年も見ることができるかな?

gozentatibana2ゴゼンタチバナ、キツリフネ

21日には戻ります。その日ごろに梅雨が明けそうです。お父さんたちがサラリーマンなので、日延べができず、大変です。

ゴミ箱は空にしない!教訓1

3月1日(月)
毎日日誌を書こうとおもっていても、ちょっと怠けるとすぐに2,3日立ってしまいます。今日はもう3月、昨日の日曜日は1日、今日浦和のコーペルという消費者団体で「水の惑星・地球」というテーマで話をすることになっていたので、そのレジメと映像作りに追われた。

自前の画像の他に何かいいのがないかとインターネットを探したら、なんと首相官邸のホームページに「水の惑星・地球」というのがあった。子どもたちに水の大切さを教えるコーナーである。なかなかよくできてはいるが、はたと思った。

シャワーを浴びるときには時々蛇口を止めよう、お皿を洗うときには貯め洗いをしよう、歯を磨くときには水を出しっぱなしにしない、など正しいことが書いてあるのだが、これって首相官邸のやること?って。 こんな話は家庭で学校でやることだ。テレビでもマスコミでもいい。首相官邸はもっと拉致問題とかイラクへの自衛隊派兵問題とか鳥のインフルエンザとか国家的問題をきちんと国民に知らせることの方が大事だ。当たり障りのない「水を大事に」なんてことをやっている時か! などとブツブツ言っているうちに夕方になってしまった。それでもやっとパワーポイントの画像が完成。ビールを飲みながら、

下書き用の画像を削除した。

昼に家を出ると小雪が降っていた。2月は春のようだったのに3月に入ったとたん冬に逆戻りした。早めについてパソコンのテストをする。

ない!ない! 

昨日作ったパワーポイントの画像がないのだ。1時間半のあいだ画像がなければ聞く人は退屈する。ただ話だけでその時間を持たせるほどの力量はない。「どうしたらいいのだ」と少々あわてる。
そのとき「ハッ」と思いついた。昨日ビールを飲んだときに、いらないない画像と一緒に削除したのではないかと。 パソコンの中のゴミ箱を開けてみた。

あった、あった! 

ゴミ箱を空にしないでよかった。予定の画像が出てきたのは5分前! 雪のなか、汗がでるほどの緊張だった。しかし何事もなかったように予定の時間を終えた。事前に時間をかけて努力したので、皆さんに喜んでもらえた。

●教訓! 気楽にゴミ箱に捨ててはいけない。ゴミ箱は空にしない方がよい