スキー場に雪が降った!

151226iwappara1 26日に越後湯沢に来たが、雪がほとんどないので人影はまばら。聞いてみると、湯沢町のスキー場で開いているのはみつまたかぐらだけで、そこへ行く国道は大混雑だそうだ。スキー場の人たちは「正月までに降ってくれないかなあ!」とこぼしていた。151226iwappara2
気温は2時ごろ8℃だったから、冬型の気圧配置になっても雨になるかもしれない、と思っていた。
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ところが朝起きてみたら、大雪! 車の上には20㎝ほど積もっており、スキー場のゲレンデは真っ白になっている。これならなんとかスキーができそう。いまごろきっと従業員を集めているのだろうな。

私はスキーの支度をしていないので、交通が途絶する前に雪国を脱出して、国境の長いトンネルを抜けた。こちらはまったくの青空。国境の山々でこれだけの気候の差があることを実感した。

池袋 高層スラム街??

151224suramu01  池袋の東口、再開発地域に豊島区役所ができた。これまでかなりぼろっちい区役所だった、新しくしてあげたいなあ!と思っていた。立派な建物ができてよかった!

でも近くに行ってちょっと驚いた。としまエコミューゼとか名づけられているが、遠くから見たら、なんやらブラジルとかトルコで見たスラム街のような感じ。まあこれでいいというなら文句はないけど・・・・・

と思っていたら、この建物の設計者は国立競技場A案の人だそうだ。豊島区役所程度ならまあしょうがないが、これ国立競技場と言われたら、ちょっと何とかしてよ! と言いたくなる。森元首相の言うようにB案のほうがよかったのに。森さんが余計なことを言うから、おかしなほうが選ばれたことになった。

偉い人は余計なことを言ってはいけないことがわかっていないな。今からでも遅くはないから森元総理の言うように直したら。と言っても世の人は森さんに拒否感があるから無理だろうけど。

高尾山駅はきれいになった!

高尾山口駅と緑の京王線・・・隈研吾デザイン

高尾山口駅と緑の京王線・・・隈研吾デザイン

ダイヤモンド富士を高尾山のもみじ台から眺めようと、急に「若い女性」のパーティから誘われたので、いさんでとんで行った。しかし雲いきはあやしく、午前中はまあまあだったが午後になるとぽつぽつと降り始めた。私は6号路という滝のあるコースを上がって行った。途中、SEKI根家の金魚のお墓がある祠に詣でて、大山橋を通りもうすぐで稲荷山コースにたどりつくところで、雨がひどくなったので、下り始めた。

先発隊はもみじ台で場所取りをしてくれていたが、富士山などどこにあるかもわからない状態で、ケーブル駅に向けて下ると携帯電話で連絡してきた。私たちは稲荷山コースを下ることにする。我ら後発組は食料、コンロ、ワインを持っているので、心強い。ケーブル乗り場の近くまで降りて来たら、先発隊はお店に入ってもう宴会らしい。我らは雨が止んだので、お稲荷さんの広場で、Oさんが作ってくれた冬至かぼちゃを肴にワイン! と思ったが、なんとワインオープナーがない。アルゼンチンからのワイン! 残念ながら眺めるだけになった。

再び雨、出来上がったチームと合流して駅へ。10月末に高尾山駅に温泉ができたのでそちらに移動。一緒に入るわけにはいかないので私は一人さびしく!ここでお別れ! なかなか立派な温泉施設。オープンしたばかりなのと雨の休日なので、超満員!

 

 

 

お寺ごはん! お寺のカフェ

151222teracafe 151222teracafe2 不調克服のために1万5千歩の散歩を続けている。1万歩までなら、通常生活で何とかなるが、あと5千歩はかなり意識していなければなかなか達成できない。毎日目標を持つことは大事だが、かえってこれがストレスにもなる。そこでまあ1万5千歩程度に行くといいな!という感じで歩いている。

本日は池袋ちかくの谷端川緑道を山手通りの熊野町交差点から歩いてみた。ほぼ山手通りに沿っているので迷うことはない。池袋付近の地形がよくわかる道でうれしい。しばらく行くと西武池袋線で緑道は途切れる。近くの踏切を渡って確かめながらいくと、椎名町駅に出た。さらに川跡は続いているが、トイレを探して踏切を渡った。

ふだん通っている道だったが、金剛院というお寺の赤い門の脇に何やらしゃれたガラス張りのカフェがある。さっそく入ってメニューを見ると「お寺ご飯」というのがあり、それを注文。トイレにもはいる。すばらしくきれいなトイレで感激。

このカフェは「なゆた」という名前で、お寺の経営なのだそうだ。パンフレットを見ると2014年にオープンし、日経新聞などで紹介されたために今や椎名町の名所になっているそうだ。和尚さんのアイディアなかなかだ。私もひいきにしよう。火曜日定休日です。テラス席はお犬様も一緒に入れるようだ。

地下に四国霊場があった!

1512219tamagawadaisi 今年最後のぶらリバー探索! 二子玉川駅から丸子川をさかのぼった。田園都市線の線を脇、昔の玉電跡をのぼって線路を越えた。富士山がすばらしく見えた。246号線をくぐって、玉川大師を経て、治太夫橋を渡って、静嘉堂文庫には入らず、岡本民家園を見て、八幡様に詣でて、聖ドミニコ学園に下り、東名高速道路を越えて砧公園に入る。そこを悠々と流れている丸子川を行き来して、清掃工場わきからは暗渠になった川跡を探しながら、祖師谷大蔵までいった。

川の脇を通れるかどうか、本日は斥候役のUI君がいたのでス-ムーズに歩くことができた。ありがとう。以下のアドレスをクリックすると、本日歩いたコースが表示されます。UI君の作です。私もこういう地図を作りたいのですが、どんな器具を使うのか??

https://drive.google.com/file/d/0B-yGAWo942ahdjl2LWE2OUtUUW8/view?usp=drivesdk

  ところで本日のハイライトは国宝が展示されている静嘉堂文庫美術館ではなく、何やらあやしい玉川大師の地下霊場。大師様の名のとおり弘法大師をまつるお寺だ。ここには大師堂だけでなく、四国八十八か所の霊場がつくられている。それもお堂の地下に。
 その話は常連のOGATAさんがもたらしてくれたもので、ぜひお参りをしたいと思っていた。暗い所や狭いところは大嫌いという数人を除いてこわいもの見たさで100円を払って、本堂内から地下へ。神聖なところですから写真を撮ったり騒いだりしないようにという注意があった。地下へ下る道にはライトはなく、真っ暗。両側の壁を触りながら、足をそっと出すしかない。「お遍路の不安な気持ちを感じてもらうためにあえて真っ暗にしている」そうだ。
 暗闇は思ったよりもはるかに長く、深い。最奥には明かりがともり88体どころではない数多くの仏さまが並んでいる。真っ暗な中で突然数多くの仏さまに出会うとなにやらありがたい気持ちになる。なかなかよく考えられた演出だ。また再び暗闇をとおって、明るい本堂に出た時にはさらにありがたい気持ちになった。

蚊喰踏切! 房総ワンダーハイキング 

151215kakui02 朝日カルチャーセンター千葉の「ワンダーハイキング」講座に行ってきました。自然を中心に「ワンダー」(ふしぎとか驚異)を見つけるハイキングです。コースは外房線の長田駅から九十九里崖線を歩き、さらに東金崖線を登って昭和の森公園に上がって九十九里浜を眺めようというものです。さらに今回は芸術に詳しいHANASAKIさんがおられるので、ホキ美術館にもいこうという計画で出発ししました。ホキ美術館は休館日! 残念!

151215kakui01 ハイキングコースについては11月の下見の時に書いたので、今回は別のワンダー!発見。それについて書いておきます。

永田駅付近時々しか列車は来ないので踏切待ちをすることはないが、本日はちょうど引っかかった。待っている間に踏切脇を眺めると「蚊喰踏切」とある。「何て読むのかな?」とつぶやくと脇にいたおじさんが「かぐい」だよと教えてくれた。「蚊が多かったのかな?」「この辺りは広い湿地で、蚊はいっぱいいた。よく食われたもんだ!」という。「なるほどそうだったんだ!」

しかしそれなら「蚊が喰う」のではなく、「蚊に喰われる」という意味にしないとおかしい。帰ってからいろいろ調べてみると、蚊喰鳥かじつはコウモリのことで、俳句の夏の季語になっているのだとか。コウモリが蚊をこのんで食べることは昔から知られている。蚊を食べる=かわほり と言い、「かわほり」がコウモリに変化したのだと書いてある。

さすが昔の鉄道マンは教養が深かった。奇をてらって「蚊喰踏切」としたわけではない。「変な名前」などと思ったのは私の教養のなさの表れ!

我宿に 一夜たのむぞ 蚊喰鳥     一茶

かわほりの かくれ住けり 破れ傘     蕪村

正一位 山中稲荷大明神 の由来は?

151212yamanaka 東上線の中板橋駅の踏切の脇に写真のようなお稲荷さんがある。「正一位 山中稲荷大明神 」とある。正一位というのは聖徳太子が作った冠位十二階が起源で、人物や神様の位を正一位から従一位、正二位とか順序をつけた。平安時代には藤原家というだけで、高い位についたが、その後は正一位というのはなかなかなれなかったし、正一位は亡くなった後に贈られる称号になったそうだ。豊臣秀吉は正一位だが織田信長は正二位だったので、大正時代になって初めて正一位になったというエピソードがある。現在では生きている人が正一位になることはない。

 一方神様は時代が下がると段々出世するので最後にはみな正一位になる。普通の神社ではわざわざ正一位というのは野暮なので、しないそうだが、伏見稲荷だけは正一位伏見稲荷大社だそうだ。さらに分祀された稲荷神社もみな正一位と名乗ることにしている。それで、我が家の近くの山中稲荷も正一位ということだ。
 
 それで話は終わりではなく、「山中」の意味である。大ではないがかなり都会的な我が板橋区で、なんで山中なの?
 注意してみていると我が家の近くには「山中交番」「山中トンネル」(線路の下のガード)など「山中」がいくつもある。実はこれらは東上線の大山駅と中板橋駅のあいだにある。それで「山中」なのだそうだ。なんだそんな単純なこと・・・・でも地名の起源はけっこうそんなものがあるんだ。
 ちなみに我が大山は大山街道沿いにある集落。板橋は板の橋があった(いまでもある)宿場から来たものだ。

甲州柿 本と物々交換

151211kaki 山梨の一宮町のNさんから立派な甲州柿が送られてきた。今年は全般に不調でNさんのモモ畑のお手伝いはほんの数回しか行けなかった。それなのにモモを送ってもらい、またまた干し柿も送ってもらった。申し訳ない。御礼にこんど上梓(じょうし)した本を送った。物々交換にはちょっと足りないが、それで勘弁してもらおうか。

 物々交換と言ったが、「本」では糊口をしのぐことはできない(ヤギならできる?)が柿やモモなど食べ物は生きるために最も必要なものだ。食物や道具を作る仕事は、「働いている!」という感じがひしひし伝わる。しかし口先三寸のテレビや本、さらに金融商品だとか株式とかは、お金は儲かるかもしれないが、どうも虚業という感じがする。そんなもんなくたって生きていけるのに。

 勘弁してもらおうかと言ったが、とても等価交換ではない気がする。やはり来年御礼働きをしっかりせねばならないなあ。モノの価値を決めるのは何か・・・昔経済学の授業で習ったような気がするが、よく解らん! 

富士塚を見つけたぞ!

151210fuji01東京都内の富士塚を全部歩いたと自負していたが、やはり見落としはいくつかあった。それも地元に! 板橋にあるフランス料理の瑞玉レストランのすぐそばの民家の隅に。ちょうど谷端川の谷に下る斜面の上にあり、昔は富士山が望めたかもしれない。

151210fuji02しかしブロック塀に囲われ、樹木におおわれているため、通り過ぎるだけでは判断はできない。本日は塀越しに富士の溶岩を確認し、富士講の碑を見つけた。ただし碑文ははっきりしないので、もしかすると榛名講とか羽黒山などかもしれない。個人宅なのでちょっと訪ねにくかったので、板橋区の資料を探してみよう。もし富士塚なら訪問して確かめてみたいものだが。

 

レンタル羊 Hits-Ji 紅葉

DSCN1508 渋川のグリーン牧場に行った。冬枯れで寒いので、人出は少ないが、サンタクロースの帽子をかぶった羊が何頭もいた。聞いてみるとこれらの羊を連れて園内をお散歩するのだそうだ。羊レンタル代500円。「エエーッ 羊を連れて歩くだけで、お金払う人がいるの?」 いやいやけっこうな人気なのだそうだ。

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考えてみると都会には「猫カフェ」なるものもある。ただ猫と戯れながらいるだけで、けっこうなお金を払うのだそうだ。そういえばJK散歩とかいうものもあるそうだ。羊と散歩するというのは健康的で面白いかもしれない。ふだん動物に接することがない子どもたちにはいい教育かもしれないなあ。ここの園長さんはいろいろアイディアがある。すばらしい

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坂東札所?番の水沢観音で紅葉を見てから、前橋に出て友人に本を押し売りする。お土産に大量の野菜を頂いた。その一部をお土産にして、別の友人宅を訪問をする。なんか昔の物々交換の世界にいるようで、なかなか楽しい日だった。

野菜と紅葉の写真。後ろは赤城山。初冠雪。

爆買い ウォシュレット!

DSCN1497 中国人による「爆買い」が、日本経済を押し上げているそうだ。先日秋葉原に行ったときに、かなり驚いた。駅前の新しいホテルに泊まっているのはすべて中国人だった。隣のスターバックスでコーヒーを飲みながら大騒ぎしているのも中国人だった。彼女らはみんな特大の旅行バッグを持っていた。爆買いをするのだろう。 続きを読む

すばらしい女性たち!

今日もアイクリニックに行き、術後の状態を見てもらう。診断はほぼ完ぺきで、感染症さえなければ1週間で安定するだろうとのこと。ありがたいことだ。同じ日に手術した人もみなさん、「すばらしい!ありがたい!」との感想だった。先日0.4しかなかった左目も1.0になっていた。まだ多少の違和感もあるが、すたすた歩ける。

昨日「ちょっとそこまで歩き旅」の本が20冊送られてきたので、これを持ってお世話になった方々を訪ねてみることにした。スタートは神保町の岩波書店のロビー。編集者のSさんに本を手渡す。先日彼女が編集した「科学にすがるな」という大変面白い本を送ってもらった。物理学者の佐藤文隆さんと、くさばさんが対談したものだ。難しいがすごく面白かった。こんなすごい本を作るのは著者と同じくらいの教養がなければできない。そんあ偉い人に、何にもなしに「会いたい」というわけにはいかないので、本をダシにしてお目にかかったのだが、ちょうどお昼時。近くの学士会館でごちそうになってしまった。おおそれ多いことだが、本を作るってのはこんな交流ができる楽しみがある。 続きを読む

白内障手術

本日は豊岡市が行っている第2回日本冒険フォーラムは明治大学で開催された。まだ手術後3日目だったが、参加した。事前にはムリだろうと返事を出しておいたのだが、保護メガネをしていれば遠くはちゃんと見えるので、大丈夫との判断。みなさんに会うことができたし、江本さん司会のディスカッションも聞かせてもらった。1000人もの参加があって、日本唯一の冒険者の集まりはだんだん形を整えてきた。素晴らしい会になった。私もちょっとだけの関係者として嬉しいことだった。しかし白内障手術の先輩であるKAWADAさん「ばい菌が入ったら失明するんだから。こんな人ごみからは早く退散しなさい」とのお言葉で、二次会にはでないで帰宅した。

さて白内障手術の話を忘れないうちに書いておきます。

もともと白内障はあったのだが、地元の医院では「年相応だから、まあがまんしたら!」との診断だった。しかし9月のインドラダック旅行の際の陽射しのまぶしさは耐えられない状況だった。眼科に行くと視力もだいぶ落ちている。やはり高地の紫外線の影響は大きかったのだろう。ただちに秋葉原のアイクリニックに行く。ここでは三井記念病院の赤星医師が手術をしてくれる。すでに手術をしたことがある我が家の奥さんの話では赤星先生は日本一いや世界一の名人だそうだ。予約は11月末ということになった。 続きを読む

CU って?? 

DSCN0930R9月に行ったラダックの写真を整理しているが、こんな写真があった。ハヌという村はずれでテント生活をしたが、最終日コックさんがケーキを焼いてくれた。こんな山の中、何にもない所でよくケーキなど作ってくれたものだと感激して、写真を撮った。

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