新都知事 午後八時ちょうどに当選確定

午後八時に都知事選挙投票締め切り。テレビ東京の池上さんの番組を見ていた。選挙速報が出るのかと思っていたら、8時ちょうどに小池百合子さんの当選が確実になった。まだ開票が始まってもいない時期に当選確実がでるとは、かなり違和感はある。「だれに投票しましたか?」と聞かれて、みなさん正直に答えるのだろうか?もし私が聞かれたらマック赤坂と答えるだろうが、そんな人はあまりいないのだろうか?

私はどう見ても今回の選挙はマスコミが企画運営したとおもう。小池さんと増田さんが並んでいたようだが、石原元都知事が「厚化粧の、嘘つき女」と応援演説をするや、一挙に小池さんへ票がシフトしたように報道する。そん報道によって、「小池さんかわいそう!」という女性たちがマスコミの後追いで小池さん側についていった。小池さんの作戦勝ちというが、小池マスコミ連合軍の勝利だろう。 続きを読む

東京も豪雨 天皇さまが退位だって?

東京も豪雨。昔はかなり大雨が降ったこともあるが、近年東京で豪雨ということは少なかった。しかし久々の大雨で、街中は洗われてきれいになっているような気がする。我が家は高台にあるので水の心配はないはずなのだが、舗装のへっこみがあるようで、路地は長靴をはかないと出ることができない。

夕方すこし止んできたので、急いで区役所に行って都知事選挙の期日前投票をする。まだ選挙公報も来ていない段階だが、来週は大変忙しいので早めに投票。私にとって、長く考えても考えは変わりそうもないので、期日はいつでもオーケー。さすがにまだ投票する人は少ない。立会の人も退屈そうだった。

参議院選挙の後、何かが起こりそうだと思っていたら、案の定「天皇の生前退位」という大問題が出てきた。一般の人にとっては
「もう十分に仕事を果たされたのだから、ゆっくりお休みになって欲しい」
というのが人情だ。しかし法律では生前退位はできないことになっている。生前退位を実現するためには、憲法の第一条を変えなければならない。これならだれでも憲法を変えた方がいいと思うだろう。

天皇を政治に利用してはいけない、そえこそ憲法に書かれている。しかし近年政府はオリンピック招致にも皇族を利用した。高円宮妃のスピーチはすばらしく、それで誘致が成功したとも言われるぐらいだった。天皇は皇族が政治利用されたと危惧を抱いておられるという報道もあった。しかし政府はなりふり構わずオリンピック誘致を成功させた。
「天皇がお気の毒ではないか! 憲法をかえてあげましょうよ!」
という国民の声が聞こえてくるのを政府は待っているようだ。

天皇さまが直接おっしゃるはずはない。どこかの役所がタイミングを見てマスコミに流したのだろう。マスコミだってこんな重大なこと根拠もなく流すはずはない。NHKの会長は常々
「政府がNOということを流すはずはない!」
と言っていた。ということは政府は了承しているということ。
世の中には頭のいい連中がいるものだ。拍手をしたくなる。

鳥越俊太郎が都知事選挙に参戦!

小池百合子さんと増田寛也さんの一騎打ちと思っていた都知事選挙。そこへ突然、鳥越俊太郎さんが舞い降りてきた。鹿児島県知事の三反園さん、参議院長野選挙区から杉尾秀哉さんらジャーナリストの当選で、自分も「やらねば」と思ったという。宇都宮さんという元弁護士会の会長さんが3回目の出馬声明を出している。かなりの票が重なるだろうから、宇都宮先生の出方次第で当落が決まるだろう。

自民党は自民党員の小池さんを応援したら、家族も除名という厳しいというかばかばかしい通達を出したとテレビでは報道されている。そんなことをしたら「北朝鮮と同じじゃないか!」と反発する自民党員も多いという。それまでして小池さんを出したくないのは、探られては困る「都連幹部」がいるということだろう。たぶん石原息子。自民党は鳥越さんの出馬で、小池さんの目は完全に断たれたと安堵しているだろう。増田さんが落ちたって、自民党員ではないので責任はない。

これ以降は鳥越さんの弱点をあら捜しして突いてくるだろうが、時間は短いのでもう無理だろう。自民党は小池さんが当選しなければ、それで十分と思っているだろう。鳥越さんも年寄りだから、様子を見ていればそのうちにきっと自滅するに違いない。それからが勝負だと方針転換しているようにも見える。鳥越さん、石原慎太郎と同じように週一回都庁に行けばいいから、体を大事にしてください。政策を期待しているわけではないのだから。都の官僚は優秀だから、任しておけばうまくいく。

ここのところ英国のEU離脱、参議院選挙、都知事選など毎日政治話題ばかり。マスコミ連中にとってはネタがたくさんあってうれしいだろう。私も楽しんでいるのだが、その間になんか大事なことが裏側で着々と進んでいるのではないかと、心配になる。いろいろ探ってみなければいけないなあ。東日本大震災や熊本地震など、もう忘れてしまったかのようだ。まずいぞ。

 

 

 

 

三反園さんが鹿児島県知事に当選!

事前に分かっていた参議院選挙の結果だが、どうにも気分は悪い。なんで失敗続きのアベノミックス、ウソをついて増税の先送り、に同調するのか、民意ってのがわからない。まあ私の思いどおりに行かなくてもでも「民意は正しい」のだからしかたがない。

各地の結果を見ていたら、なんとあの保守王国の鹿児島県の知事選挙で、テレビ朝日の三反園さんが当選したとの記事。これは嬉しいことだ。私は鹿児島の選挙については昔徳之島でさんざん聞かされた。かの徳州会は鹿児島県の選挙マシーンだった。そんなところで革新側の勢力が勝つなんてことは、「絶対」というぐらいにないと言われていたし、私も思っていた。

それが反原発を掲げて立候補した三反園さんが当選したのだから、驚きだ。いま日本で稼働している原発は薩摩川内原発だが、近くで熊本地震があったりして、地元の人たちは私が思っていた以上に危機感を感じていたのだろう。四選の立候補者だった伊藤現職知事に嫌気がさしている人も多かったとはいえ、本当に通ったというのは「民意」だろう。

大変な苦労を背負いこんだが、枕崎高校出身の三反園さんだ!ガンバって下さい。

忙しい1週間!

160710kuroageha 160710nasu 7月4日から今日9日まで、留守番、子守りの1週間。お父さんの出張とお母さんの残業と、お風呂工事が重なったので、私は工事中の家で留守番。奥さまは子供たちのご飯とお風呂のかかり。私は鍵を開けて、職人さんたちのご接待とおしゃべりで過ごしたのだが、それでもけっこう疲れた。奥さんもこれまで毎日2人前で済んだのが5人分の食事なのでなり大変だった。でもまあ孫たちとびっしり1週間過ごしたのはいい気分。

町では選挙で大変。我が大山銀座のアーケードを安倍さんが歩くというので、黒服の警官が、道の両側にびっしりと並んでいる。こんなに厳重に警備をしなければ危ないと、関係者は考えているのだろう。日本も危なくなってきたからなあ。職人さんたちは、黒服の団体を見て、「何とか組の集会かな?」と言っていた。私もいよいよこの辺りも、暴力団の勢力争いが始まるのかと思ったが、逆だった。あっという間に通り過ぎていった。圧勝の余裕だね。ちょっと腹立たしい。

我が家の花壇もだんだん充実してきた。この花はナス! 本日は大きなカラスアゲハがやってきた。写真を撮ろうと構えるのだが、ひらひらと飛んでいく。なかなか難しい。

 

 

参議院選挙!改憲が圧勝だって!

各新聞社の調査は、改憲勢力が圧勝とのこと。なんで選挙前からわかるのか不思議だ。みなさんアンケートには正直に答えているのかな? 私のところに調査が来たことは一度もない。知り合いに聞いても誰も調査などされた記憶はないそうだ。

まあそれはいいとしても選挙期間中に、圧勝なんて書かれたら、「もう自分の一票なんて意味ない!」とおもって、投票に行かないんじゃないかな。とくに若い人はそう思うと思う。これって選挙妨害じゃないかな。もっというと、新聞テレビが世論操作をしているのじゃないか。

民進党はこの選挙は憲法をどうするかの判断だという。新聞、テレビもそうあおっている。しかし肝心の改憲勢力の安倍さんは、まったく改憲のかの字も言っていない。選挙の争点にすると負けることはわかっているからだろう。選挙に勝ったら、「選挙公約には書いてあった!」というのだろう。見え見えなのに、なぜ有権者はだまされるのか?

イギリスのEU離脱で「本意じゃなかった。もう一回やり直そう」とわめいている人たちがいるが、投票というのは民主主義の根幹だ。あとから「間違っちゃったからやり直して!」ということはできないことを、他山の石としていないのか。もう嫌になってくる。小池百合子さん、自民党をぶっこわしてくれ!

小池百合子ガンバレ!

まだ参議院の選挙が終わっていないが、話はすでに都知事選に飛んでいる。小池百合子が立候補宣言をしているが、東京都連は自民党の推薦は出さないようである。私は自民党びいきではないが、小池さんが出ればまあ決定と思うのだが、なぜ小池さんを推薦しないのだろうか。

インターネットの裏話をいろいろ拾ってみた結果、理由はかなり明確らしい。要は小池さんに「舛添問題」を蒸し返されたくないということらしい。だれが小池さんをきらっているかといえば、元首相の森さんらしい。この人は舛添問題にからんでオリンピック招致の金脈を正されると困るらしい。森さんはオリンピックを抑えるために担当大臣、文科大臣に子分を送り込んだ。あと都知事を子分にすれば完ぺきなのだが、小池さんではまずいのだ。・・・なるほど!

さらに東京都連というのが怪しい。石原元都知事がファーストクラスに乗り始めたそうだ。週に2日しかこないで、気楽に小説を書いていた。猪瀬さん、舛添さんはそれをまねただけだ。蒸し返されると困るのは元知事の息子の都連会長だ。なんかおどおどしていて、小池さんを脅かして辞退させようとしているが、そんな見え見えのことをすればますます墓穴を掘りことになる。もうひとり都議会のドンといわれるジイさんが居座っているが、この人も舛添えさんと同じ穴のむじなだとわかってはまずいので、都連の言うことを聞く人を都知事に据えたいようだ。

小池さんは豊島区選出の東京都連の一員だ。それを排するのはいかがなものか。都連幹部はともかく自民党の言うなりの人を選びたい。たとえ負けてもいいから小池だけにはやらせない、というのが見え見えだ。そんなに後ろめたい傷を持っているのだと勘ぐらせてしまう。私らから見るとおもしろい。小池さん絶対降りるなよ! 私も応援するから!

 

選挙 広報がまだこない!

もう期日前投票が始まっているが、まだ広報が届かないので候補者が誰だかわからない。街中の掲示板は候補者のポスターが貼ってあるが、こんなのあり? (下の4枚)というようなのもある。比例区に誰が立候補しているのか、党名を入れるのか? あんまりよく解らない。160630senkyo01 野党統一候補ってのがいるとのことだったが、東京では野党乱立という感じ。一人区では統一候補になっているのだろうが、我が家付近ではできそうもない。一人区へ応援に行こうかな。

新聞、テレビではもう議席が確定したとのような報道。改憲勢力が3分の2を越える勢いだそうだ。なんでそんなことわかるのか? 英国のことを思えば、予想と言うのはあんまりあてにならないけど。

まあ3分の2になって国民投票が行われても、大変革というのは日本人には合わないような感じ。日本人が、英国のように平気で大変革をするとは思えない。国民投票になっても、日本人は現状維持を判断するだろう。そう思って心を少し平穏を保っている。

都知事選挙 副知事ではだめなの?

桝添さんを総タタキをしたら、うっぷんが晴れたのか、あっという間に追及はなくなり選挙の話に変わった。マスコミってそんなんでいいの? 疑問はちゃんと検証してよ。

英国ではEU離脱問題で揺れていたが、なんと離脱反対の若い議員が離脱派のジジイに殺害されてしまった。英国は、「大英帝国を懐かしむジイさん派」と若者の「二番でもいいじゃない派」の戦いらしい。離脱したって昔の栄光が取り戻せるわけはない。ジイサンたち頭を冷やしたらと思っていたが、直接行動に出てはいけないよ。

この同じ流れ、アメリカのトランプ大統領候補と同じ構図。さらにわが安倍政権もジジイたち優遇政策で、若者にしわ寄せがどんどん来ている。ここは「二番じゃいけないの?」と言って年寄りのひんしゅくを買った蓮舫さんの出番なのだが、きっとジイサンから(すでに出ていた)日本人じゃないとか言われるに決まっている。

ところで、都知事だけど選挙をすると50億円もかかると騒ぐ人がいる。そのうちにお金がかかるから選挙はやめて、天皇が任命すればいいなんてこちになるかも。そうなっては民主主義はなくなる。ところで、東京都には副知事というのは数人いる。彼らは知事に異変があったら代理をするのかとも思っていた。アメリカの副大統領は大統領が倒れたりしたらその場で宣誓して大統領の任期まで務める。東京都の副知事もそうすればいいのに。50億円かからないしきっと彼らの方がうまくやってくれるよ!

これですべてうまくいくけど、きっと「選挙で選ばれていないもん!」と言われるだろう。「そうだ次からは副知事もセットで知事選挙をすればいい!アメリカ大統領のように」 東京都ぐらい規模が大きくなると知事一人で決済するのは大変だ。とりあえずオリンピックで旗を受け取るのに知名度が高い知事とか実務経験豊富な知事とか、5人ぐらいをまとめた知事候補ってのを選びたいな。

ちょうどハンマー投げの室伏選手がトレーニングを再開したというニュースが流れた。もうオリンピックはムリだから、オリンピック担当知事。実務は現在の副知事さんにやってもらいますとか言って出れば当選するよ! これはいい考えだと思うが、ジジイのたわごとと却下されるだろう。そうだよ、若者が考えるんだよ。シールズのみなさん頑張って!

舛添さん、辞めさせられた!誰に?

何だったのというぐらいにあっけなく舛添さんが都知事をやめた。都民、マスコミの勝利だとはしゃいでいるが、私はあんまりすっきりしない。舛添さんの人品人柄は「せこい」けど、それは知事をやめさせるほどの悪いことなの?? 本人が言うように法的にはほとんどが問題ない。ホテル三日月で会議が行われたかどうか、それだけが問題。家族旅行でした。処理を間違えました、ごめんなさい! と言えばすんだ話。これまでたくさんの政治家がこれですんでいたのに。

自民党、公明党はなんとかシャンシャン!で行こうと思っていたのに、舛添さんが粘るものだからしぶしぶ引導を渡さなければいけなくなった。下手をすると自分のところに飛び火していけないので、大急ぎでみんなないことにした。都議会が終わったら何の追及もなくなった。彼らからすれば、もう終わったこと! なのだろう。もう追及どころではなく次のステップ。誰を次の知事にするか大騒ぎ。

小池百合子、 蓮舫 の名前が取りざたされているが、この人たちは皆ダミーで、奥の方で様子見している大物がいることは明明白白。インターネットでは奥にいる大物はどうもオリンピック委員長と言われている。国立競技場でケチをつけた舛添さんが嫌い、女の政治家はさらに嫌いという人らしいので、自民党から出てくる人は石原息子しかいない、というのが裏の話とか。なかなか説得力のある説だが、野党から誰が出るかによっては、話は変わりそうだ。

ところでそれとは話は違うが、舛添さんが終わったら次は甘利大臣のわいろを取上げるのがマスコミの仕事だろうに。なぜお金はもらったが、適正に処理していると言えばそれでいいのか? もっと追究してほしい。舛添さんよりもはるかに人品人柄がいやしいじゃないか。さらに嘘をつくことをマスコミは取り上げていたが、安倍さんの天下に公言したウソは無罪放免なの?? 世の中にどれだけ悪影響を与えたか、サミットで世界に以下に恥さらしをしたか、もっときっちり追及してよ。

今回の騒動は週刊文春に始まる。世の中がどっちに動いているかを察知すると、マスコミはみな週刊誌情報に飛びついた。そして「溺れる犬は叩け」とばかりに、舛添さんのプライバシーまで暴き叩きのめした。舛添さんに同情すると自分もたたかれると思ったのではないか。まったく小学生のいじめの構造とよく似ている。舛添擁護のマスコミが一つもない、これはけっこう恐ろしいことだ。マスコミは権力を持っている。ただただ、「弱きをくじき、強きを助ける」ことでいいのか。背後にある何かを掘りだすのがマスコミの役目だろうに。

マスコミに逆らうとどうなるか、よく解った舛添事件であったと言える。ワイドショーで、舛添さんはもう日本にはいられないでしょうね!などと言う解説者もいた。マスコミは井戸端会議じゃないんだ!

アベノミクス失敗だというべきだ!

安倍総理はG7でリーマンショック級のリスクがあると言って各国の失笑を買ったが、それでも厚顔無恥にも消費税を上げるのを止めることにしたという。国会が明日終わるが、なにも議論しないまま、「消費税を上げないことにしようと思うのですが、いかがでしょうか?」ということで選挙をするのだそうだ。一昨年にも同じことを言って衆議院選挙を勝った。その時には2017年春には必ず消費税を上げて年金や福祉を充実する、と言った。二匹目のドジョウがいると思っているのだろうか。今回は18歳以下の若者に選挙権を与えた、最近の若者は保守化しているので、選挙は楽勝だと思っているのだろうが、若者はけっこうかしこいよ!

「年金や福祉は充実できませんが、それでもいいですか?」ということを争点としなければならないだろう。ウソをついちゃいけない。世界に対してもウソをちゃった。もう少し謙虚にならなければいけない。オバマさんは国内に反対勢力がありながら自分の信念で広島に来てくれた。安倍さんはそれを自分の手柄にして選挙利用している。恥を知れ! 実はこのシナリオを作った杉山という人は、明日外務次官に抜擢される。この人は高木パンツ大臣と同じような破廉恥な人というのは周知のこと、私でも知っているのだが、マスコミの人はどうして書かないのだろうか。

舛添さんを擁護する気はないが、週刊誌や一部テレビでは舛添さんの母が韓国人だということで非難を始めた。それってヘイトスピーチだよ。舛添さんのやっていることは悪いことだが、東京都や国を揺るがすような大事件ではない。都知事にしてはセコイとかミミッチイということだ。それに比べて、国民に向かって堂々とウソをついた安倍総理のほうが数百倍悪い。安倍さんにとっては舛添様様だろう。マスコミさん、追及するのは今でしょう! それでも18歳選挙権のおかげで、は安倍さんが勝つと予想されている。「若者よ! ジイサンたちのたわごとやマスコミに誘導されないで、自分の頭で自分たちの将来を考えなさいよ!」

オバマさん 広島訪問

伊勢志摩サミットが終わって、広島の原爆ドームをアメリカ大統領のオバマさんが訪問した。私は被爆者ではないが、その日、爆心地から20キロの乃美尾村で、母親の背に負われていた。閃光と黒雲を見たと母親は言うが、私には記憶はない。しかし10数歳で東京に出てきてから、ピカドンとかゲンバクとか言われ、いやでも原爆を背負っていた。 続きを読む

だれが指揮をとっているのか??

熊本の大変な状況は続いている。本日気象庁は震度7が2度あったと訂正した。14日に発生した大地震(前震)は震度7だったが、16日未明の地震(本震)はM7.3でありながら震度は6強で、前の地震より小さいとされていた。前震の後に家に戻っていて本震の揺れで倒壊した家屋の下敷きになって亡くなった方が多くおられた。最初は前より小さな地震で、それまで大丈夫だった家が壊れるのか?と疑問に思っていたが、やはり本震の揺れは前と同じぐらい、それ以上に大きかったのだ。

それで二度目の地震の方が被害を大きくした原因は納得できたが、気象庁としては訂正しただけで、こと足りたとしていいのだろうか。自然現象なので予測は難しいことは重々承知だが、それでも震度7のような大きな地震の後にはかなり大きな地震が来ることは経験上分っていたはずだ。だからすぐに戻ったら危険だということをもっと周知させておくことが必要だったのではないか。大きな地震の後のさらに大きな地震が来たという例はあまりなかったが、同じような余震が起こることは、東日本大震災でも経験したばかりだ。空振りでもいいから、余震は1週間は続くぞ!避難を続けて下さい。という警報は出せなかったものか。2度目以降の余震の被害の方がはるかに大きくなったことに防災担当者は責任を感じてもらいたい。

もうひとつ心配なのは、今回の地震被害と復興に対して、いったい誰が指揮をしているのか、明確にしてもらいたい。安倍さんがパフォーマンスをしようとしたが、選挙や消費税、サミットなど懸案事項がありすぎて、地震には専念できていない。こういうときのために防災担当大臣がいるのだから九州に行って陣頭指揮をとってもらいたい。さらに国土大臣、復興大臣、防衛大臣もいるのだから、それぞれ役割を決めてきちんとした指揮命令をしてもらいたい。このまま無責任体制では速やかな復興はできない。パンツ事件の復興大臣はここで汚名挽回をしてもらいたいものだ。

政治家はもっとまじめに働いてくれと言いたい。元参議院のドンといわれた大阪維新の会の片山議員は、政局に影響する「大変タイミングのいい地震」と発言した。冗談だろうと思ったが、まさにタイミング良く、下がり続けていた株価は急上昇始めた。政治家や経済界の人はこの地震をなんかのチャンスとしか考えていないのかもしれない。マスコミも「これで消費増税はなくなった!」とか「衆議院の解散はできなくなった」などと解説している。マスコミ人も片山議員のように考えている人が多いということだろう。

 

 

水爆実験! 時代錯誤

北朝鮮が水爆実験を行ったという。気象庁の発表では北朝鮮の北西部を震源とする地震があり、その波形は通常の地震のS波が観測されないことから、爆発によるマグニチュード5.1の地震であるとしている。これを専門家が解釈すると核爆弾に違いないということらしい。北朝鮮の発表は水素爆弾というが、水素爆弾にしては規模は小さい。小型水爆ではなくて原爆だろうというのが韓国やアメリカの判断らしいとTVでは報じている。日本は情報を収集して判断するそうだが、独自の解釈はないようだ。

大騒ぎさせるのが北朝鮮のやり方だが、それに組するのは嫌だ。しかし政府やマスコミは北朝鮮を叩くのはいまだとばかり大騒ぎを始めた。北朝鮮の思うつぼだろうが、日本政府も思うつぼ。これで安保法案は安泰ということになりそうだ。拉致問題も水爆騒動でかすんでしまう。政府はこれでいいわけができる。どうにもやりきれない。

昨日「ゴジラがいた」というブログで、1954年(昭和29年)アメリカは マーシャル諸島のビキニ環礁での水爆実験で、ゴジラが出現したと書いたばかり。もう少し詳しく書いておく。

日本のマグロ漁船第5福竜丸が水爆実験の死の灰を受けて、乗り組員の久保山愛吉さんが亡くなった。当時世界中が大騒ぎになったことはよく覚えている。第5福竜丸は現在は夢の島に展示されている。ビキニ環礁は現在でも放射能汚染で帰島困難だ。原爆の数千倍の威力を持つ水爆の恐ろしさは世界中に知れ渡り、水爆については幻の兵器として封印されており、その後水爆実験は行われていない。しかし北朝鮮はその封印をかってにといてしまった。世界中が驚き怒っている。世界中の人々は断固たる処置を取らなければならない。この時代になってこんなことをするなんて!

よけいな話だが「ビキニ」という水着がある。ビキニ環礁には第二次世界大戦の後アメリカが核実験場を造って原爆実験をやっていた。その噴煙(キノコ雲)のすざましさをフランスのデザイナーが表現したことに由来する。その後さらに規模の大きい水爆実験でイメージが拡大し世界に広まったのだそうだ。ビキニといったら平和な世界の象徴みたいだが、私ら世代には、背後に核実験の影をみる。

10月だ!

ラダック:レーのツェモ僧院

ラダック:レーのツェモ僧院

私は9月は超忙しかった。8月は毎日が日曜日だったのに9月の2日から12日までインドのラダックに行ってきた。毎日3500m以上で、テント寝袋生活は少々きつかった。でも事前の富士山登山など高所トレーニングとダイヤモックスという薬のおかげで高度に関しては異常はなかった。この頃かなり体調について心配があったが、今回の経験でちょっと自信が戻ってきた。帰ってきて房総のハイキング引率とか日帰りだが行くつかの山登り、ぶらリバーなどこなして、22日から28日まで四国お遍路行き。今回は途中で大雨洪水警報で避難準備情報を受けて急いで高知駅まで緊急避難をしたりでけっこう大変だった。大事なママチャリを置いて逃げだしたので翌日晴れてから取りに行ったり、大雨で峠道が通れなくなっていたりだった。

そんなわけでブログを書く時間がなかったが、やっと時間ができたので、再開という感じです。10月1日は都民の日で学校はお休み。なので我が家は保育園状態。私はオーバー70歳のバス券の更新をしに行く。このバス券我が家にはありがたいのだが、こんなに老人優遇をしては財政がもたないのではとちょっと心配。我が家はバス券の更新程度だが、世の中はマイナンバーとかの更新(?)が行われるそうだ。もとは国民総背番号という制度だったが評判が悪かったので横文字にしてマイナンバー! みなさんそれで納得したようで、いよいよ実施になるそうだ。情報漏れはすごいだろうと心配するが、皆さんそれでいいなら、しょうがないか。