久しぶりの化石川探索で、神田川支流の桃園川を歩くことになった。すでに暗渠になった化石川であるが、その流路の後は浅い谷になっているのでたどることはできる。下流域は立派な「緑道」になっている。中野駅の南側のくぼみ、高円寺駅の南につながる凹地はこの川の急流路である。高円寺駅と阿佐ヶ谷駅との間で高架をくぐる。そのすぐわきに杉並学園の校舎がある。石川遼の母校。もとは女子高で浅丘ルリ子とか天海祐希らの出身校だったと書いてある。
天沼が水源と書いてあるし、流路はつながっているように見えるが、この辺りは網目状に灌漑用水路になっていたようで、杉並区役所の方にも旧流路がつながっている。今回は地元のHARAさんの案内で路地裏を歩く。雨の中、やっと杉並区役所にたどりついて、喫茶室でお茶と言うか遅い昼食。私はカラスミカレー、不気味な真っ黒なカレーだがなかなかおいしい。この喫茶店の店員は障害者の方々。和やかでいい雰囲気だった。
本日は雨だったので、より道もせずただひたすら桃園川を歩いただけだった。でも最後になかなか心地の良い喫茶室を見つけたことで、いいブラリバー体験になった。