ここのところ毎日2万歩ほど歩いている。70歳を過ぎたころから入院したりなにかいろいろあって運動をしなくなった。そのせいで急に足腰が弱ってきた。3月になったので四国遍路を再開する予定だが、この調子だと次の難所である66番雲辺寺に登れない。雲辺寺にはロープウェーもかかっているが、ここまで自分の足で歩いてきたので(自転車も使ったが)使いたくない。
そこで毎日ウォーキングを始めたのだが、ただ歩くだけではおもしろくない。最近は東京峠楽会という散策会で峠探索をしているので、峠探し。さらにフェースブックで狛犬シリーズをやっているのでそれも併せて散策しまくっている。
本日の最大収穫は北赤羽の諏訪神社。前にも何回か通っていたが、北医療センターの方から来たことはなかった。医療センター前梅が満開でメジロがたくさん集まっていた。その場所から北赤羽駅を通る新幹線が眼下に見えた。ということはかなりの高台。ここから私たちが諏訪峠と名付けた峠に下った。目の前に諏訪神社に向かう参道があった。私の考えるに、この参道はほぼまっすぐ、平たんにつけらていたが、現在諏訪峠が開削されたためにいったん下がってまた登る地形に変えられたものだ。
これには大変感激。諏訪神社には私の気に行ったものが二つあった。一つは当然狛犬。もう一つは「几号水準点」。明治初期に内務省地理寮が高低測量のために設置した測量標(几号水準点)である。現在は機能はしていないが、大変珍しいので写真を撮っておいた。