ここのところ腰痛がひどく朝起きてからしばらくは行動ができない。四番五番の背骨の間が加齢のためにすり減ってきているので痛みが出るのだそうだ。若い時にはそれぞれの背骨には筋肉がついているので隙間を保っていいるが、年取って筋肉が衰えてくると背骨を支えるのが難しくなってくるとのこと。整形に行くと注射をしてくれる。しばらくの間はいいのだが、1週間もすると痛みはぶり返す。
筋肉を鍛えるしか方法はなさそうだが、もう鍛えるほど運動はできない。そこで私の独自の運動療法を実践し始めた。それは散歩。ゆっくりでいいから長い時間歩くこと。奥さんと一緒に運動をやろうとしたら、花粉症がひどくて外に出るのは嫌というので一人で出かけることにした。私も鼻がぐじゅぐじゅしているが、年寄りは花粉症にならないという話を信用して、これは花粉症ではないといい続けている。
ただ散歩していても面白くないので、趣味の狛犬探索散歩と称して今週は港区を回ることにした。以下は芝大門の芝大神宮の狛犬。阿吽の狛犬が石段の上に置かれている。江戸尾立型というそうだが、作ったのは新しそうだ。
向かって右が阿形で頭の上に宝珠が乗っている。向かって左が吽形で頭に角が乗っている。昔は口をつむって角があるのが狛犬、口をあいており宝珠を載せるのが獅子とのことだった。これが昔ながらの正しい配置のようだ。