八景島 小柴のどんぶり屋

京浜急行、金沢八景駅からシーサイドライン(リニア)にのって八景島駅に行きました。八景島は柴漁港の外にあります。その漁港の一角に漁協が経営する食堂があるのを友人に教わりました。名前は「小柴のどんぶりや」です。そこの穴子丼が名物と言います。名物に旨い物なしと言われますが、新鮮な魚のてんぷらは旨い。巨大な穴子てんぷらは一度試してみるといいですね。

煮穴子はお持ち帰りにしました。それをぶら下げて、暑い日差しの中称名寺まで歩きました。金沢北条氏の氏寺として栄えたようで、境内には金沢文庫もありました。現在は一帯が横浜市営の公園になっています。寺の庭園はいま黄色のキショウブが真っ盛り。多くの人が散策していました。巨木、名木がいくつかありました。楷樹、別名孔子木というもの。孔子廟などにある超珍しい木だとか。 もう一つは奥様の探していた謡曲「六浦」に出てくる「青葉楓」、付近の山々が紅葉してもこの楓だけは紅葉せず青葉のままなのだそうだ。なぜそうなるかは「六浦」を聞けばわかるそうだが、私は聞いたことはない。日差しは強かったがさわやかな風、金沢文庫もシニア200円で大変良かった。年寄りのディサービスとしては大変良い一日でした。金沢文庫は写真禁止。