お遍路から帰って、毎日パソコンに向かって報告書を作成しました。以下のようになっています。クリックしてみてください。ホームページンの方からも行けます。
四国遍路第7弾
1日目(2017.5.18)内子駅から小田支所
2日目(2017.5.18)小田支所から久万高原
3日目(2017.5.18)44番大宝寺・45番岩屋寺
4日目(2017.5.18)46番浄瑠璃寺・47番八坂寺・48番西林寺
5日目(2017.5.18)49番浄土寺・50番繁多寺・51番石手寺
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四国遍路第7弾
1日目(2017.5.18)内子駅から小田支所
2日目(2017.5.18)小田支所から久万高原
3日目(2017.5.18)44番大宝寺・45番岩屋寺
4日目(2017.5.18)46番浄瑠璃寺・47番八坂寺・48番西林寺
5日目(2017.5.18)49番浄土寺・50番繁多寺・51番石手寺
四国遍路第7弾を終えて帰ってきました。5月なのでまだ大丈夫かと思っていましたが、全国各地真夏並みの暑さ。四国はまた一段と暑く、5日目はもう歩くことはできず、温泉施設で半日以上涼んでから戻りました。最初は道後温泉を目指したのですが松山の温泉はすごい。久米という駅そばの温泉施設「そらともり」のほうがすばらしかった。道後温泉から伊予鉄電車で210円。入場料は1080円。これで一日ゆっくりと過ごすことができるし、1600円追加で夜も泊まることができる。
最初の2日間はお遍路用の旅館だった。修行だと思えば仕方がないが、できることなら泊まりたくなかった。床はふかふかでいつ抜けるかわからないようだった。インターネットでも内子からの宿は最悪とある。途中で会った女性二人組は毎日松山に戻ってホテルに泊まって、次の朝同じところまで戻ってから歩いていた。「そらともり」を知っていれば、最初から私たちもそうしたのだが。
最悪の宿の後は、最高の宿。松山にUターン中の友人のお宅に泊めてもらった。こちらは松山でも高級住宅地にある大きなお屋敷。毎日豪華お食事。現在彼は「主夫」で、おばあさんの食事、息子の弁当つくり、さらに東京に住む奥さんにもクール宅急便で毎食送っている。彼は最先端「主夫」として雑誌でも取り上げられている。次回四国遍路第8弾はシェフ付きお屋敷宿としてここから各寺を廻ろうかと思っている。
今回の札所巡りは内子駅から道後温泉までほぼ80キロを歩いた。前回最後の43番明石寺から44番の大宝寺までは65キロある。この距離は23番から24番室戸岬までの80キロ、37番から38番の足摺岬85キロに次ぐ3番目の距離だ。前回は25キロ歩いておいたので、今回はまず40キロ歩かなければ札所は出てこない。まえ2日間は峠越えの道だった。しかしほとんどが舗装道路暑い暑い道だった。詳しくは日付をさかのぼって順番に書き込みます。
朝のニュースで北朝鮮がミサイルを発射したと官房長官が語っていた。そのあと稲田防衛大臣が「高度2000㎞に達して、水平距離800㎞を飛んだ」と言っていた。記者の人は高度の意味を質問するかと思っていたら「大変だ」というだけでなんの解説もない。
2000㎞というのは大変なことだ。宇宙ステーションが遥か遠くを飛んでいるように思うが一番遠い時に450㎞ていどである。その4倍以上もの高さまで上がった時ことは、そのあと遠くへ落とすことはわけない。今回のミサイルでハワイまでは簡単に飛ばせるそうだ。
我が国など近いところに落とすときにはほぼ真上から落ちてくる感じだ。底辺800㎞で高度2000㎞の三角系を書いてみた。ほぼ80°の角度で落下してくる。これでは絶対に迎撃できない。いくら各国が反対してもやめないのだから、「もう我が国には落とさないように!」とお願いするしかないのではないか? 爆撃して金正恩軍を壊滅させる時期はもう過ぎてしまった。戦争になったら韓国、日本では多くの犠牲者が出る。さてどうしたらいいか? 私たちにはわからん。政府首脳は何を考えているか???
雨が降ってもこれまでぶらりバークラブも峠楽会も中止はなかった。今回も事前に雨の予報だったが「実行します!」と連絡しておいた。雨がひどかったら赤羽駅の新幹線したの商店街にいってお茶でもしようと考えていた。なにせ赤羽が最近吉祥寺や自由ヶ丘などを抑えて、住みやすい街として人気がある。私はこの商店街も住みやすい街の一因だろうと思っている。我が家は時々バスで赤羽まで行って角上商店で買い物をすることもある。
雨がひどくなってきたので赤羽商店街に変更することにした。北赤羽駅で改札を出ないように皆に知らせるために早めに北赤羽のホームで待っていた。埼京線の鈍行しか停らない駅だが、ちっと列車が来ないと思っていたらも、「池袋駅で人身事故があり電車の再開は13時50分頃です、とのこと。みなさんから電車が動かないという連絡が入る。急いで中止にすることにした。ほぼみなさんには連絡がついたが、一人だけ御大に連絡が付かない。この人は最近携帯をスマホに変えたのだが、「使い方がわかない!」と言って持ち歩いていない。
仕方がないので30分ほど待っていたら、最初に動き出した電車で御大が降りてきた。待っていて良かった。帰ったらお怒りを喰らうところだった。「スマホをもって出てくださいよ!」と言ったが、「そんなもの持って歩けるか!」とのこと。新しく作った「東京峠楽会」旗をお渡しした。これからは足立支部長が持ってきてもらうことにする。赤羽商店街で二人でお茶して解散! 疲れた一日だった。
鳥海山登山も終わり、象潟をあとにして山形県の鶴岡を目指して国道7号線を走り出した。とすぐに「有耶無耶の関」の信号があった。ここが有名なうやむやの関だと感激したが、自分の車ではないので止めてもらうわけにも行かず通り越した。
家に帰ってから有耶無耶の関についてちょっとだけ調べた。下の地図のマークの位置が有耶無耶の関とされている場所だ。この次にこのあたりに来た時にはゆっくり「奥の細道」を歩いてみたいものだ。
有耶無耶の関は蝦夷の侵入を防ぐために9世紀頃に築かれた関。山形県と秋田県の境の三崎峠付近と言われている。宮城県と山形県の県境の笹谷峠が有耶無耶の関という説もあるが、芭蕉様はこの峠を越えて名勝の象潟(きさがた)に向かった。有耶無耶の関は「歌枕」の地なので芭蕉は思い入れがあっただろう。しかし句は残していない。
◎ 有名な和歌
●越もせず 過ごせもやらぬ 三つの森 とやとやとりの うやむやの関
●霧ふかき とやとや鳥の 道とへば 名にさへ迷う 有耶無耶の関
●たのめこし 人の心は 通ふやと 問いても見ばや うやむやの関
●武士の いづさ入るさに 枝折する とやとやとおりの むやむやの関
◎ 芭蕉:奥の細道
「南に鳥海天をさゝえ、其の陰うつりて江にあり。西はむやむやの関路をかぎり東に堤を築きて秋田に通ふ道遥かに・・・」
◎ 曽良(芭蕉のお供)
「十六日吹浦ヲ立。番所ヲ過ルト雨降出ル。女鹿。是ヨリ難所、馬足不通。大師崎共、三崎共云。一里半有。小砂川、御領也。新庄預カリ番所也。入ニハ不入形。塩越迄三リ。半途ニ関ト云村有。ウヤムヤノ関成ト云。此間、雨強ク甚濡。」
この日記にある「女鹿」は男鹿半島に対する名前だが、鉄道ファンに有名な駅らしい。羽越本線にありながら列車がほとんど止まらないのだそうだ。ちょっと行ってみたくなる駅だ!
もう一つ!
「とやとや鳥」とあるがこの鳥は三本足の鴉(八咫烏)らしい。この地には手長足長という怪物がいて旅人を苦しめた。それを知った鳥海山の神様がこの鳥に命じて、手長足長がいるときには「有耶」と泣き、いない時には「無耶」と泣かせたという。それが有耶無耶の語源なのだそうだ。
国会で総理大臣が、「私の考えは読売新聞に書いてあるから読むように!」と答弁した。あれれ、マスコミは嫌いだったのでは?? 読売新聞だけにしか出ていないというのは、安倍さんの広報誌なのか?
それにしてもちょっと調子に乗りすぎているのではないか。質問は憲法第9条に国防軍を明記するかどうかというものだった。日本国にとっては一番大事な問題への質問だ。話を茶化してはいけない。9条と国防軍は全く相容れない話だが、どうやれば併記できるのか?? それを知りたいものだ。読売新聞をとっていない人には知らせなくていいの?
余りにも国民を舐めている。私たちはもっと真剣に考えている。憲法を現実に近づけるのではなく、現実を憲法の理想に合わせなければいけないのに。こんな内閣は長続きはしない。自民党の中にも「そりゃおかしい!」という人もいるのに。でも歩調を合わせて経団連会長が憲法改正を言い出した。それこそお門違い!武器輸出、原発輸出で経済発展をしようという経済人に牛耳られた社会などまっぴらだ。
年寄りの繰り言なのかな? インターネットを見ると早く憲法改正して、北朝鮮をやっつけろ!という声がかなりある。我らジジババは、紛争解決を武力に頼らないという精神を貫かなければならないと思っているのだが。さもないと私も少しだけ経験したあの悲惨な戦争が再び現実になる。年寄りの言うことを少しは聞いてくれないかな、とも思っているのだが。
大物忌神社は出羽の一宮である。大物忌は伊勢神宮の食を司る神職の名前でもあり、豊受神の別名ともいわれる。しかしもともとは鳥海火山の噴火を鎮めるため祈った自然神だったであろう。東北の日本海側は火山噴火や地震、津波など天変地異に襲われることが多かった。象潟(きさがた)は芭蕉の奥の細道の北限名勝地として有名だが、芭蕉様に「ああ松島や!松島や」と言わせた風景はどこにもない。古墳のような小山がポコポコと点在するのどかな田園風景が広がっている。地震によって大規模に地盤が隆起して海は退いてしまったのだ。
天変地異を身近に感じた人々は神を祀った。鳥海山の周辺には修験者によって多くの大物忌神社が作られた。一番危険な鳥海山火口付近にも修験の寺社があった。明治政府の神仏分離政策により修験者は追われ、里にあった寺社はそれぞれ神社として独立した。吹浦口と蕨岡口の神社がそれぞれ一宮を名のり混乱が起こった。明治政府はそれを調停して頂上にある大物忌神社を出羽一宮とするという折衷案を出した。全国の一宮の中で山の頂上にあるのは越中一宮の雄山神社(3000mの立山山頂にある)とここ出羽一の宮の大物忌神社だけである。一の宮巡りをする人にとってこの二つの神社は最難関で、一宮を何回もめぐっているバイク王賀曽利隆さんもまだ行ったことはないという。
私は越中一宮、雄山神社には数年前奥さんと一緒に東京から日帰りで登ってきた。奥さんにとっては初めての3000m峰だったので、とんでもなく大変な参拝だったという。もう一つの山頂神社である大物忌神社には参拝できないと残念そうだ。私は3年前に直前の七高山まで行き遠望したが、タッチすることはできなかった。今回年上の仲間とともに上ることができた。雪に埋まって屋根しか見えないので、お賽銭を入れることはできなかったが神さまには通じたと思っている。今年7月8日には伊勢神宮の古材をいただいて20年の式年遷宮を行うそうだから、もういちど来たいものだ。
象潟から鶴岡を通り山形道を走っていた。東北道のジャンクションあたりで左手に写真のような虹が出ていた。見たことがない水平な虹だが、上側の凹の部分が赤色になっている。普通の虹は凸部の外側が赤色であるので、ちょっと様相が違う。もしかすると地震雲かなどと騒いだが、その時にはよくわからなかった。
家に戻って調べてみるとこれは環水平アークと呼ばれるもので太陽から45度離れて大きく取り巻く氷晶雲に映る虹だそうだ。太陽高度が低い冬季には見ることができないが春から初夏にかけて太陽高度が58度くらいになると地表から10数度のところに見えてくる。これは副虹で、内側に本虹があるはずだ。それは内暈(ないうん)と呼ばれるが日傘のように見える。太陽から22度のところにできるので22度ハローとも呼ばれるようだ。残念ながら車の屋根の上だったので確認できなかった。
日本海はなんだかきな臭いが、大臣たちは外遊しているので、まあ安心なのだろう。ミサイルが発射されたというだけで地下鉄が停まるとかの過剰反応はやめて欲しい。防衛大臣は一体何をやっているのだろう?
明日は憲法記念日! 時代に合わせて憲法を変えることは必要だろう。しかし戦争放棄の理念は残さなけれりゃいけない。改憲勢力は具体的に何を変えるのかなにも説明しない。戦争ができる国に変えます、と正直に言えば、たぶん日本人は大多数が反対するだろう。しかし共謀罪の説明では法務大臣の説明は支離滅裂、3人でキノコ採りをしたら共謀罪だって?なんだかわからないよ。復興大臣も変わったことだし、法務大臣もお引き取り願いたいものだ。こんな人に憲法の話をさせたらめちゃくちゃになりそうだ。
今日は初夏のような暖かさ!全国的にハレー日和らしい。奥さんのガーデニングに付き合わされている。我が家のひろーい庭。昨年の今頃は私の車が鎮座していたのだが!我が家の高齢者は運転禁止!大分県では高齢の女性が運転する車が病院に突っ込んだとか放送をしている。今のご時世、高齢者は運転をしないで、ガーデニングをしていた方がよさそうだ。
毎年越後湯沢の桜を見に来る。ジジババ割引がないので上越線の鈍行で、清水トンネルを超えて来た。土樽駅には昔山の家があって周左衛門さんがいた。私も何回か来たことがあるのだがいまは廃業になって無住。駅から見ても荒れ果てており何か寂しい。土樽スキー場というのもあったが、いまは土たる駅周辺には誰も住んでいない。
越後湯沢のしだれ桜はすばらしいのだが、スキー場もそろそろ終わりで人が少ない。私たちはゆっくり愛でることができたが、ちょっと寂しいなあ。わざわざ角館に行かなくても、ここでしだれ桜を楽しむことが出来るのに。
渋川のグリーン牧場の場長さんから「雲海ザクラが満開ですよ!」のお誘いを受けていた。もたもたしているうちにソメイヨシノは散り、八重の桜が満開になっているとのことなので急ぎ列車で向かった。
東京で美魔女マダムからランチを誘われていたので、お花見に変更しようというとみなさん話に乗ってくれた。急ぎ前橋のKOBAYASHIさんにアッシーを頼んで、渋川からグリーン牧場に行く。シープドッグショウをみてジンギスカンでランチ、桜見物、ソフトクリーム、そのあとは円山応挙を見るために隣の美術館に行った。
美魔女軍団を伊香保の露天風呂に送って、私たちは渋川駅へ。とてつもない雨が降り出したが渋川駅では虹が出ていた。前橋では昨日も大雨で水浸しになったそうだ。美魔女たちは露天風呂でどうなったかな?