2003年4月23日(土)
閑人の道楽に「みわ塾」なるものを始めた。世の大人たちに科学をもっと知ってもらおうという試みである。新宿区の榎町区民センターで月に一回行うことにしたが、一回1000円を払って、科学なんぞの講義を聴こうなどという変わり者がいるか危惧していたが、驚いたことに40人もの人が集まってくれた。
もちろん誰も来ないとかわいそうだからといって参加してくれた方もいるが、わざわざ愛知県から駆けつけてくれた人もいる。選挙中なのに聞きに来た市議会議員や、仕事の休暇をとってきた人や、中学生の子どもを連れて来てくれた人もいる。閑人を遊んでくれるありがたい人たちだ。
楽しんで帰っていただきたく、最新画像などを示すために新しくパソコンを買った。映し出すために液晶プロジェクターも買った。もっともこれは地平線会議の所有にしてもらったので、借り出してきた。そんな準備もたのしかった。内容はあとで別ページに示します。
久しぶりに疲れたが、心地よい疲れだった。次の教材づくりをしなけりゃ。でも来月はさくらがいなくなるので、ほとんど人はこないんじゃないかとちょっと弱気になっている。
●あしたから、こんどは熊野詣でだ。和歌山の小森さんの呼びかけで、東京からは下島伸介さんが一緒だ。吉野から入る「熊野奥駈」で、熊野古道の中では最難関の道だ。でもちょうどいい時期なので満開の吉野の桜を眺めながらの走り旅になりそうだ。今回は4泊5日の長丁場で、テント泊。 とは言うが重たいのでテントは持たないことにした。寒いかも知れない。雨降ったらどうしよう。などなど楽しい想像をめぐらしている。