7月26日(日)
 地平線の若手主体のランニングクラブが結成された。早速高尾山で試走をすることになった。参加者はおなじみ江本さん、松尾くん、O崎さん。この3人は江本記念のTシャツを着ている。私一人が異端者だった。高尾山から陣馬山往復の予定であったが、ベテランと若手に差があったので、陣馬山から和田峠に下った。江本さんは電灯までもってきていたが、とてもそんな長丁場の山行はむりなので、明るいうちに下山。

 江本さんは若手にはやさしい。私だったらはきっと「勝手に戻ってこいよ」と言って、さっさと先に行ってしまったことだろう。実際にむかしサハラの会の連中は、夜中に置いていかれて泣きべそをかいていた。ひどい人だと言って、二度と顔を見せない連中もかなりいた。それでもしつこく付いてきた連中とだけいまだに付き合っている。来る者だけを受け入れて、脱落した者は知ったことじゃないという教育は今ではまったく受け入れられない。

「体力さえあれば知力が付いてくる」
などと、若者をたぶらかすような言を弄する者がいるらしいが(?)それは知力のない者に言う言葉である。もともと知力のある者は、走るたびに脳細胞がボロボロこぼれ出すので、深入りは禁物だ。

松尾くん、O崎さんあまりおじさんたちの言に惑わされないように、適当にがんばってください。