隅田川花火を見に行く

7月25日(土)
 夕刻、隅田川の花火見物に一家でいく。わが一族の三輪家は江東区の17階の高層住宅に住んでいる。この部屋を選んだ大きな理由が花火見物というだけあって、最高の観覧席。

薄暗くなった頃からドンドンと音が聞こえてくる。テレビでも中継をチェックしながら本物の花火を見物する。この建物からは打ち上げている台船は見えないので、テレビと交互にみる。

今年は桜橋と厩橋(うまや橋、かわやではない。)の二カ所で交互に、あるいは同時に打ち上げられている。ここからは両方が等距離に見える。テレビの画面は直近で撮っているので迫力がある。

ちょっと遠くてもやはり本物はいい。音、煙、花火、そして下町のにおいあるいは雰囲気が合わさっているからだ。おいしい飲みもの、食事、最高の花火見物でした。

モンゴル娘のサイハナさん

7月25日(金)
昨年の今ごろ、我が家にはモンゴルの娘さんがホームスティしていました。うちの奥さんがモンゴル旅行をしたときに通訳をしてくれた女性でしたが、つとめていた会社の研修で3ヶ月間、東京で過ごしました。

日本の駅で乗り換え方法を聞くと、
「日本人なのに、なんでそんなことを知らないのか」
といぶかられるぐらい日本語は上手でした。私は、「方向音痴」と「おさんどん」など学校では習わないような日本語を教えてあげました。

 その彼女が昨日1年ぶりに日本にやってきました。今は兄弟が日本にいるので、そこに遊びに来たそうです。お土産にインスタントの塩味ミルク紅茶をもってきてくれました。昨年はモンゴルにはインスタント紅茶などなかったのですが、どんどん新しい試みがなされ、怒濤のように外来文化が入り込んでいるようです。

大きな変わり目にいる彼女たち若者は、国を変えるような力をもっているように見えます。最初は外来文化にあこがれるかも知れないのですが、自分たちのよき伝統を保って、新しい国を築いていってほしいものです。

 私は、「うちの娘だよ」といって、昨年のようにつれて歩きたかったのですが、滞在期間が短いのでそうもいかないようでした。
「結婚式には行くからね」
と言って、しばしの別れになりました。来年はモンゴル結婚式ツアーをやらなくちゃ。待ち遠しい楽しみがまたひとつ増えました。