毎日がめまぐるしい!

 年寄りになると、やることは一日一つで目一杯になる。昔トルコで1人暮らしをしていた時には、朝ごはんを作ったらもう一日終わり、今日は日本へ手紙を書いたので充実、という暮らしをしていた。それは現地の皆さんにあわせた暮らしで、楽しかった。しかしいまは他に何かをやろうとおもっても、体も頭も動かない。ブログを書くのは頭の体操のつもりなのだが、それだけで一日終わってしまうので、3、4日に一回まとめて書くことが常になってしまった。

 先週はおばあさんの入院騒ぎで、京都から飛んで帰ったり、あちこちへの連絡だったり、一日に5個ぐらいの事件?がある。こうなるとほとんどパニックで、ひとつ何かやって、お茶を飲んでしばらく休み、さてそれから次へ・・・。

 本日あばあさんは無事退院。何事もなかったような感じで出てきた。いったいなんだったのか? 「年寄りはいつ何があるか分からないので見守っていてください」と医者に言われた。私も見守ってほしい年代になっているのに。・・・・いよいよ老老介護の生活かな。

 ぼーっとテレビを見ていたら、今月解散だって。やはりじゃぶじゃぶお金を印刷したアベノミックスは行き詰まったので、また政権投げ出しなのか。そんな兆候はあったよなあ。

と思っていたら、消費税を先延ばしにしますということの信をとう選挙だとの解説があった。消費税を10%に上げるのを先延ばしにするといえば、皆さんは賛成するので、圧倒的に支持を得る。その勢いで原発再稼働、沖縄辺野古基地移転、集団的自衛権などの難問を一挙に解決するつもりなのだそうだ。あれれ! 私の想像は全く違っていたなあ。困っての解散ではなく、政権維持のための選挙なんだ! それでみんな納得するのかな?? 国民って、たぶん私程度の認識しかしていないので、賛成票は入れないと思うのだが???  政治家のやることはやはり分らん。少なくとも私たちのような年寄りを相手にしていないことは確かだな。

大丈夫かい?? 羽生選手!

 上海で行われているアイススケートのなんとかファイナルで、ソチオリンピックの金メダリスト羽生選手が、練習中に中国選手と激突した。氷上に倒れてしばらく起き上がれなかった。たぶん脳震盪だろう。しばらくして立ちあがった彼は頭やアゴにテーピングをして4分半の演技に登場した。観客は驚き歓声を上げた。しかし10分前に脳震盪を起こした選手が、まともな演技ができるわけはない。私はまさか出場するとは思ってもいなかったが、5回も転倒しながら演技を終え、抱えられる様にして控室に戻った。5回も転んだにかかわらず得点は高く、銀メダルになった。マスコミは褒めたたえているが、私は怒りでいっぱいだ。

 ラグビーの選手でさえ、脳震盪を起こした選手は24時間は安静にして様子を見ることが義務付けられている。ボクシングなどただちに試合停止になる。テレビを見ていて私は、コーチは絶対に出場させてはいけないと思った。外国人のコーチなので、危険させるだろうと思っていたが、「大丈夫か??」と聞きながら出場させた。これは選手生命を短くする犯罪的行為だ。スケート連盟はこのコーチの資格停止をすべきだ。
1.脳震盪を起こした選手が10数分後にまともな演技ができるわけはない。
2、脳みそが振動を起こす異常状態は簡単には治らない。様子を見るべき。
3.お涙ちょうだい演技をやることはマスコミ受けはするが観客に対して失礼だ。
4.こんな前近代的な態度はスポーツを貶める行為だ。
5.スポーツ選手を見世物にしているとしか思えない。 

 もし羽生選手になにごとかが起こったら責任はだれが取るのか。スケート連盟、コーチ、そしてマスコミは責任を逃れられない。もしかすると羽生選手に声援を起こった観客にも責任があるかもしれない。みんなで寄ってたかって羽生選手を壊している。いまはただ安静にしてあげるべきだ。アイスショーならいざ知らず、スポーツは人のためにやっているのではない。次につながるためにはここで傷を広げるべきではない。いくら本人がやりたいと言っても正常な判断ができるわけではないから、主催者、コーチは止めるべきだった。

ラグビー 勝ちそうだったのに!

娘一家がラグビーの試合を見に秩父宮ラグビー場に行った。まだ小学生と保育園生の女の子だが、親の影響でラグビースクールに通っている。ラグビーもオリンピック種目にもなるそうだ。夕方からラグビーの放送があったので見ていたら、なんと日本代表が世界最強と言われるマオリオールブラックスに勝ちそうになっている。15点対15点だったが、フルバックの五郎丸選手のペナルティゴールで18対15になった。後3分踏ん張れば、歴史的な勝利になるとアナウンサーは叫んでいる。
 しかしあっという間にトライされて18対20と逆転されて、日本代表は敗戦。残念なことだが、我が家の孫たちは、あとほんのちょっとで歴史的瞬間に立ち会うチャンスだったのに。残念だったが、大人になってもきっと思いだせる試合だろう。写真はわが孫たちのラグビー姿。
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散歩 地下鉄があった!

本日はやることもないので、目先を変えて散歩。池袋へ向かう道に重林寺という真言宗豊山派のお寺がある。そのお寺の裏道を通ってみたら、写真のような建物があった。さらにその脇には丸ノ内線を走っていた車両がある。建物の方は学校の校舎。なかなかユニークでいい。ここは昔の昭和鉄道高校、現在は豊昭高校になっている。鉄道員の養成高校で、卒業して東上線の駅員になった同級生もいる。昔は鉄道員といえば花形職業だったが、いまは鉄道高校では生徒が集まらないという。しかたなくあまり特徴もない高校名に変わったようだ。
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 やることがないと言ったが、95歳の母親が入院中だ。一日中ついているわけにもいかず、かといってどこかへ遊びに行くこともできない。そこで携帯電話を持ってその辺りをウロウロしているしかない。困ったもんだけどどうしようもない。

古希のクラス会 そのあとサッカー

11月3日は高齢(恒例)のクラス会ということになっている。高等学校の時のクラスは3年間変化なし。担任も変わらなかった。私は席もずっと同じだった。3年同じ担任でも先生とはほとんどしゃべったことはなかったなあ。そんな時代だった。

古希の会ということだったが、古典に詳しいIGAKI君によれば、古希は数え年だから、すでに終わっているとのこと。古希+1の会ということになった。クラス替えなしの高校時代にあやかって、来年も同じ日、同じ場所でということになった。これで7回目かな??

お昼の会だったが、お酒は沢山出た。でも私はウーロン茶。理由は2時からのサッカー試合に出るためだ。幸い近くの巣鴨三菱養和のグランドだったので、15分ぐらいで到着。走って行ったのでウォーミングアップはすませた。15分4回だった。2点は入れたいと思っていたが1点どまり。いい場面が2回もあったのだが、シュートが弱くキーパーに取られてしまった。

明日から京都高雄へ紅葉見物。明後日は大阪に移り石切神社にお参りする。この神社の祭神は天孫降臨の際、舟から落ちたニギハヤヒという神様を祭った珍しい神社だ。一昨年参ったが、奥さんにぜひお参りさせたくて、そこに行きます。

そん神社から生駒連山の暗がり峠に上がります。この道は松尾芭蕉が亡くなる直前に越えた道だ。奈良のほうから越えて住吉神社に行き、俳句の会をやった後亡くなった。私たちは逆に越えてみようと思っている。

あとで写真を入れます。

野菜、柿 いろいろいただく!

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昨日は現代アートの後に赤城山ろくに移動して、小林さんの農場に行き、大量の野菜をいただいた。ありがたいことで、帰ってから、近くに住む娘一家、息子一家、それに弟一家にも届けた。

141031okesakaki一昨日は佐渡からおけさ柿が大量に届いた。卒業生で地理を専攻した中島君が送ってくれたものだ。彼はトキを追って佐渡に住みついき、NPOの職員として環境問題を中心に取り組んでいる。「みんなすばらしい活躍をしているなあ」、柿を送ってもらったから言うわけではないが、偉い!

柿の木プロジェクトに参加!

群馬県の渋川にあるHARA MUSEUM ARC のマネージャーのKAMA田さんから、「おもしろいイベントがあるから来てください!」との招待を受けた。前橋の小林さんご夫妻と一緒に参加した。子どもたちが主体のイベントだったので、ちょっと浮いた存在になったが、まあ還暦から数えれば、同じくらいの年だからまあいいか。

1945年8月長崎原爆が落とされた。その爆心地の傍にあった柿の木が奇跡的に1本残った。その柿の木を樹木医の海老沼さんが回復させ、二世の柿の苗木を生み出した。その苗木は日本各地に、さらに世界各地に送られて、子どもたちの平和学習のきっかけに活用されているそうだ。

その苗木の一本がHARA MUSEUM の庭で育っている。この木をテーマにしてアーティストの中島さんが、柿の墨を使って絵を描こうと企画したのが本日のテーマだった。柿の炭は、中島さんが炭焼き窯を使って作成した。その炭を粉にして墨にして絵を描き、それを持って柿の木の周りをあるこうというものだが、本日は雨。そこでゴミ袋のカッパを着て、ぐるぐる回り心霊写真みたいな写真を撮影。

 子どもたちは何のことかよくわからなかったが、面白がっていた。私たちも、「こんな経験はないよね!」と言いながら、長崎に思いをはせ、楽しませて?もらった。これが現代アートというものか?? それについてはよくわからなかったけど。

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