昨日は奈良の新大宮で泊り、本日は法隆寺辺りを歩く予定だったが、雨がひどく、屋根のある美術館か博物館に行こうと思った。近鉄の駅で情報を収集しようと思ったが、本日は三連休のあとで、博物館美術館はお休み。
天気予報を見ると南の方を低気圧が通過中。ということは北の方へ行けば雨も弱いかも、と判断し京都まで北上し、さらに大原あたりまで行けば大丈夫だろうと判断。京都バス17番、C3乗り場から大原にむかった。運賃は600円、500円の一日券の範囲外だった。ほぼ1時間で大原へ。
奥さんは50年ぶりと言う。私は30年前の東海自然歩道を走って以来。その時に寂光院から奥に入り金毘羅山に登り、江文峠へ下りる道を間違え崖の上に出て難儀したことがずっと頭の中に残っていた。当時の私は頭がさえていたので、道を間違えることは絶対にないと信じていた。なのにまちがえた。その原因を探りたかった。奥さんは寂光院はいいから、三千院に行こうというが、私はなんとしても寂光院行きたかった。
写真の指導表を見れば、江文峠へ行くことができると思うのは当たりまえ。でも大変な道だった。30年前からこの道表はそのままになっているのかな。ともかくここがまちがえの原因だった。30年来の疑問が氷解した。寂光院には入らず、三千院にむかった。