森将軍塚古墳

2月、私の入院中にいとこの旦那が亡くなった。お葬式に伺えなかったので本日お線香を上げるために妙高市のお宅に伺った。私のひとつ上のほぼ同世代の人だ。ここのところ同世代の訃報がいくつもある。ちょっとさびしい。もう2カ月たっているので、みなさん立ち直っていた。よかった。田舎の草餅などたくさんのお土産をいただいて戻った。

帰り道千曲市で高速を降りてこんな古墳を見に行った。高速道路から見える高台にある立派な前方後円墳だ。立派な古墳は奈良や堺など古代の大和にしかないという先入観を持っていたが、信濃の国には古代から国が成立していたのだ。XDSCN4310

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今日もお花見!

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BDSCN4187連休中、年寄りはおとなしくしているように言われているが、例年のように越後湯沢の桜まつりにやってきました。ちょうど今日から越後湯沢―新潟間を『走る美術館』(新幹線)が運行するとあって越後湯沢駅はにぎわっていた。美術館の中の写真は石川直樹くんの作品だそうだ。しかし桜まつりは雨にたたられて、しょぼんとしている。ちょっと残念。桜まつりは本日だけで、3時になったらすべて片付けている。連休はこれからだというのに。商売っ気のない街だな。でもまあいいか。肝心の桜は「関山」「一葉」の八重桜としだれ桜が雨にけぶっている。ほぼ満開なのに。

原発の報道 テレビ!

 NHKの籾井会長が「当局の発表の公式見解を伝えるべきだ。いろいろある専門家の見解を伝えても、いたずらに不安をかき立てる」と指示した。NHKはお上の公式の報道だけを流せという意味だろう。これは熊本地震を基に述べたもので、原発以外でも自衛隊の活動をもっと伝えるようになど指示したそうだ。この会長はNHKを政府の広報機関と勘違いしているようだ。お上の言うことだけを真に受けていたら、とんでもないことになったという反省は少しもないようだ。

 不思議なのは、これだけ重要なことに対してどこからもほとんど反論がないなんておかしいんじゃない。NHKには反骨のジャーナリストはいないのか? 昨年原発に対して批判的報道をしたということで大越キャスターがニュース番組をおろされた、今年の3月には国谷さんが23年間やっていたクローズアップ現代がなくなった。民放でも古舘伊知郎がクビになった。政府に批判的な番組は軒並みなくなり、どうでもいい芸能人のお茶らけ番組ばかりになった。

■ テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億総白痴化』が展開されていると言って好い。「週刊東京」1957年2月2日号 – 大宅壮一
・・・大宅壮一の心配通りの現象がますます進行している。でも安倍内閣は実に賢く、この言葉をもじって『一億総活躍』という言葉を作りだした。なかなかやるなあ。

腰痛・不注意・半ボケ

 ここ数日半分ボケの症状があり、不注意で人に迷惑をかけ、おまけに腰痛がひどくてよたよたしている。まさに三重苦。まあ年なので「しょうがないか」と思っているが、迷惑掛けられた人は「しょうがない」と許してはくれないだろう。

 人様に多大なご迷惑をかけそうなものは処分することにした。第一弾はロードバイク、もうスピードを出さないが、このバイクは歩道ではなく車道を走るためのバイクだ。駐車中の車があるとセンター側によるが今は恐ろしい。ということで先輩のNAGA沼さんからいただいたイタリア製の高級車は後輩のもとに移動した。2年前に追突防止のついた最新のハイブリッド車に変えたが、高齢者が逆走をしたり小学生の列に突っ込んでいるのをテレビで見たら、他人事とは思えなくなった。この車も親戚の若い人に譲ることにした。

 ということで少しは身の回りはすっきりしたが、なんとなくさびしい。乗り物は両足がつくママチャリと車いす。今の車いすを軽量のに買い替えようかと算段中。でも軽量車いすになると、これで東京マラソンに出ようかとか考えそうなので、ちょっと中断している。腰痛がひどい時には椅子に座っているしかない。お出かけはなかなか難しくなったが、バスとエレベーターのある地下鉄の組み合わせでウロウロすることになりそうだ。

東京でまだお花見!

高尾に多摩森林科学園がある。広大な園内には日本中のサクラが移植されている。そのために2月末から5月まで様々な桜が楽しめる。ソメイヨシノはとっくに散ってしまったが、今はサトザクラが満開。本日はここで毎年サクラの写真展をやっている寺澤秀治さんに参加いただいて、いろいろ説明していただいた。寺澤さんは昔私が勤めていた清瀬高校の出身。当然私が教えていたと思っていたら、私が去った後に入学したそうだ。ずっと私の教え子だと思っていたがいつまちがえたのだろうか。

本日は現役清瀬高校の生物の先生も見えていて、レベルの高いお花見になった。「今日は二人の講師がいて、すばらしい会だったね!」との評価。私も講師の一人なのだが、数に入っていなかったみたい。ちょっとひがみながらも、関山、うこんなどのサトザクラ、それから匂いが強いサクラなど堪能する。さらに写真にあるような猫の尻尾みたいなのも桜だそうだ。知らなかった。やっぱり先達はあらまほし! ウワズミザクラだそうだ。(直ちに訂正が来た…ウワミズザクラ「上溝桜」でした)

おじさんたちはバスで新宿まで帰ろうという。でも後1時間待たなければ八王子行きが来ない。さらにそれから何時間かかるのか? つきあいきれないで駅へ行くと、なんとおじさんたちも待ちきれなくなって、結局京王線で戻る。

かわいらしいでしょう。なんという名前だっけ?

かわいらしいでしょう。なんという名前だっけ?

ウコンサクラ。黄緑色!

ウコンサクラ。黄緑色!

本日の講師。寺澤さん!

本日の講師。寺澤さん!

これも桜だって!ウワミズザクラ!

これも桜だって!ウワミズザクラ!

もうサクラは見あきたよ!バスでかえろう!

もうサクラは見あきたよ!バスでかえろう!

神代植物園はボタンの花ざかり

深大寺から神代植物園に行った。65歳以上は250円。園内は我らと同じジジババだらけ。ハンカチの木と藤が見ごろというが、ボタンが真っ盛り。今年のお花見はサクラではなくボタン。今年見た中で一番のボタンだった。

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帰ってきてテレビを見ていると、高速道路に架ける橋げたが落下して何人かなくなったというニュース。先日インドのカルカッタで建設中の橋が崩壊して大勢が下敷きになったというニュースが流れたばかり。インドの技術レベルは日本に比べてかなり低い。日本ではあんなことは起こらないと解説の人は言っていた。三菱自動車の不正隠しも、昨年末のフォルクスワーゲンの不正隠しとおなじ構造だ。日本は諸外国とは違うと威張っていたが、まったく同じことが起こっている。どうも日本の技術力、判断力が劣化してきているような気がしている。困ったことだ!

深大寺 散策

テレビで深大寺の門前風景を写していた。奥さまは何回も行ったことがあるというが、私は行ったことがなかったので即行動。京王線の調布駅に向かった。いつもなら歩いて行くのだが、最近はバス券があるのですぐに機械力に頼ってしまう。私たちのようなジジババが大勢並んでいたが、みなさん来たバスに乗らないで待っている。私たちのバスは空いていた。後で気がついたら、我々の乗ったバスは深大寺入り口からまっすぐにどこかへ行っった。一緒に降りたじいさんが、こんなに歩かせて!とおばあさんに文句を言っている。門前まで行かないバスに乗ったかららしい。300mぐらいよけいに歩いた感じだが、いい道だからいいじゃない!Jindai01 門前には深大寺そば屋さんが並ぶ。赤い花は花ミズキ。jindai02 なんじゃもんじゃの花の名所なのだそうだが、まだこの程度。>
jindai04 なかなかすばらしい古刹だ。もともとは法相宗のお寺だったらしいが、元三大師が天台宗になおしたらしい。jindai03元三(がんざん)大師さんの名前は関東東北でよく聞く。大師さんといえば弘法大師と思っていたが、佐野の厄除け大師、川越の喜多院の大師様はこの元三大師さんだそうだ。元三大師さんのお札を貼っておくと魔除け、厄除けになるらしい。その姿はちょっと恐ろしい。
jindai06 鬼太郎のほうがユーモアがあって恐ろしくないなあ! 

だれが指揮をとっているのか??

熊本の大変な状況は続いている。本日気象庁は震度7が2度あったと訂正した。14日に発生した大地震(前震)は震度7だったが、16日未明の地震(本震)はM7.3でありながら震度は6強で、前の地震より小さいとされていた。前震の後に家に戻っていて本震の揺れで倒壊した家屋の下敷きになって亡くなった方が多くおられた。最初は前より小さな地震で、それまで大丈夫だった家が壊れるのか?と疑問に思っていたが、やはり本震の揺れは前と同じぐらい、それ以上に大きかったのだ。

それで二度目の地震の方が被害を大きくした原因は納得できたが、気象庁としては訂正しただけで、こと足りたとしていいのだろうか。自然現象なので予測は難しいことは重々承知だが、それでも震度7のような大きな地震の後にはかなり大きな地震が来ることは経験上分っていたはずだ。だからすぐに戻ったら危険だということをもっと周知させておくことが必要だったのではないか。大きな地震の後のさらに大きな地震が来たという例はあまりなかったが、同じような余震が起こることは、東日本大震災でも経験したばかりだ。空振りでもいいから、余震は1週間は続くぞ!避難を続けて下さい。という警報は出せなかったものか。2度目以降の余震の被害の方がはるかに大きくなったことに防災担当者は責任を感じてもらいたい。

もうひとつ心配なのは、今回の地震被害と復興に対して、いったい誰が指揮をしているのか、明確にしてもらいたい。安倍さんがパフォーマンスをしようとしたが、選挙や消費税、サミットなど懸案事項がありすぎて、地震には専念できていない。こういうときのために防災担当大臣がいるのだから九州に行って陣頭指揮をとってもらいたい。さらに国土大臣、復興大臣、防衛大臣もいるのだから、それぞれ役割を決めてきちんとした指揮命令をしてもらいたい。このまま無責任体制では速やかな復興はできない。パンツ事件の復興大臣はここで汚名挽回をしてもらいたいものだ。

政治家はもっとまじめに働いてくれと言いたい。元参議院のドンといわれた大阪維新の会の片山議員は、政局に影響する「大変タイミングのいい地震」と発言した。冗談だろうと思ったが、まさにタイミング良く、下がり続けていた株価は急上昇始めた。政治家や経済界の人はこの地震をなんかのチャンスとしか考えていないのかもしれない。マスコミも「これで消費増税はなくなった!」とか「衆議院の解散はできなくなった」などと解説している。マスコミ人も片山議員のように考えている人が多いということだろう。

 

 

活断層 地表に現れた!

熊本地震の被害の様子はまだまだ広がりそうだ。カルデラ内の宿などが土石流に襲われて埋もれており、何人もの人が生き埋めになったようで、現在捜索が行われている。地震から3日もたったのに、知られていなかったようだ。国会では安倍さんが懸命に答弁しているが、こういう場合は専門の防災大臣や復興大臣が返答するのが普通だろうが、表に出せない大臣なのだろうか??

160417fault02 160417fault01活断層というのがやっと皆さんに認識されてきたようだ。今回は30キロ近くにのびた断層が地表に表れてきた。テレビで示された画像を写真に撮っておいた。畑に走った亀裂はかなりはっきり見える。右横ずれの断層で、上下の食い違いはないようだ。淡路島で見た野島断層は横ずれもあったが、上下のズレも大きかった。ちょっと違いがあるようだ。でもこれが四国の北部を横切る「中央構造線」(断層帯)と同じだということが分かる。

京都大学の先生が解説していたが、GPSで地形変化を調べると、今後危なそうなところは地図の場所だという。見て驚いた。全部原発のあるところだ。①は四国の伊方原発、②は琵琶湖の西岸から若狭湾。ここは原発銀座。大飯、高浜、もんんじゅなどの原発がある。③は松江の近く。ここにも島根原発がある。特にこの原発は県庁からわずか4キロのところにある。ところで島根原発のあるところは佐陀(佐田)神社のすぐちかくである。ありゃ四国も佐田岬半島。「さだ」の神様と原発、関連があるのか??さだ=岬の意味とか??160417fault03

新幹線脱線 ガル!原発は?

新幹線が脱線した映像が流れている。新幹線が脱線したのは2004年の中越地震のときが初めてで、衝撃だったことを覚えている。これまで地震で脱線したのは2004年の上越新幹線8両、2011年の東日本大震災で試運転中の東北新幹線1両。と今回の九州新幹線。脱線の要因は簡単ではないが、地震の揺れの単位ガルの大きさと関連している。今回の地震の最大揺れの大きさを1580ガルという発表があった。ガルという単位は聞きなれないが加速度を示す古い単位、ガリレオにちなんだ命名だ。地震や原発論議の時にはしばしばでてくる。

重力加速度は9.8 m/s2  だが、ガルで表すと980ガルになる。宇宙に行くときにG(ジー)がかかるとかいうが、同じものである。今回の地震の1580ガルというのは重力加速度よりもかなり大きい。単純に比較はできないが、地面が1580ガルの加速度で下に揺れたとすると、線路上にいた新幹線は980ガルで自由落下する。しかし地面(線路)から見れば1580-980=600ガルで浮きあたったことになる。すなわち脱線。

エレベーターに乗っているときにロープが切れても箱と人間は一緒に落ちるが、何かすごい力が働いて箱が重力加速度980ガルよりも大きく引き下げられたら、人間は突然浮かびあがり箱の天井に激突する。(高速エレベーターで飛び上がる実験などしないように!)地震で列車が脱線するのは980ガルを越えているときだ。ちなみにこれまでの地震の最大加速度を示しておきます。

1995年 阪神淡路大震災  900ガル ガル
2004年 中越地震 2000ガル ガル
2008年 岩手宮城内陸 4022ガル ギネス記録
2011年 東日本大震災 2933ガル
2016年 熊本地震 1580ガル
1923年 関東大震災 300~400

ところで、原発。今回の地震断層の延長線上には四国の伊方原発と稼働中の川内原発がある。川内原発は安全基準が厳しくなり、620ガルの揺れに耐えることができる。ということで再稼働した。アレレ、もし今回の地震が波及したら大丈夫なの?? 620ガルというのは関東大震災の400ガルを参考にしたものである。さらに基準を厳しくしたというが、実は数値を直しただけだ。原発に関してはみな戦々恐々としている。ちゃんとした情報を出さなければ不安はまだまだ増す。伊方原発の再稼働方針も改めて見直して欲しい。裁判所はこの数値をどう見ているのだろう。さらに原発の燃料棒の移動先を早く決めなければいつまでも心配はつきない。早く何とかしてほしい。

九州東海大学 阿蘇キャンパス

夜中の1時ごろに益城町を中印にM7.3の地震が起こった。1昨日の地震がM6.5で震度は7だったが、本日の地震の方が規模が大きかったので、今回の地震が「本震」、一昨日のを「前震」と呼ぶことになったそうだ。こんどの地震の方が20倍(Mが1違うと32倍になる。)近く大きいのだから、被害も大きいはずである。阿蘇に近い方で大きな被害が出ているようだ。

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私は数年前に益城町あたりを下島さんとウロウロ走っていた。その後も何回か熊本から阿蘇のカルデラへ入ったことがある。阿蘇のカルデラには多数の町があり、阿蘇一宮もあることを知っていた。そのカルデラ内に入る入口は白川沿いの道だけである。すなわち巨大カルデラの中にたまった水はすべて白川を通じて熊本平野に流れ下る。白川は深い谷を刻んでおり谷壁に鉄道、国道が危うくつけられている。ここを塞がれたらカルデラ内は孤立するなと思っていた。

(上は被災した阿蘇神社、2012年私が訪れたときの様子。)

そんな場所だから当然集落などはごく小規模なものだった。ところがある年(1980年)にカルデラの入り口近くに九州東海大学ができた。なんでこんなところに東海大学!と思ったが、広い土地はこのあたりにしかなかったのだろう。大学が来ても周囲は学生のアパートだけで町としての発展はなかった。後から言っても詮方ないが、この場所は危険な場所だから人が住んでいなかったのだ。古い阿蘇の一宮でさえ建物が倒壊したのだから、そのほかの場所は推して知るべし。東海大学は衛星画像GPSなど先端技術を駆使する大学なのに、この場所は危うい!という人はいなかったのだろうか?若い人たちが亡くなったという。残念なことだし、かなり怒りも湧いてくる。

活断層が白川の谷に沿っていることはわかっていたそうだ。今頃言っても詮方ないが、なぜだれもこのあたりが危ないと言わなかったのだろうか。地震の広がりは、断層線に沿って北東方向、南西方向に伸びはじめている。その両方の先には停止中の伊方原発、稼働中の川内原発がある。それを知ったら誰でも「大丈夫か?」と思うだろう。しかしどの放送局も「人心を惑わせてはいけない!」とばかりにだんまりを決め込んでいる。私は皆に知らせる必要があると思っている。あとから「知らなかった!」と後悔するのは嫌だろうに。災害国に住む住民は、知っていて覚悟を決めて暮らしていくしかないのだから。

熊本地震 驚いた!

昨日の夕方のテレビを見ていたら緊急地震情報が報じられ、ニュースが止まった。テレビを見ていると熊本ではテレビ画面がめちゃくちゃに揺れている。驚いてみていたが、熊本城の後ろでライトアップされた土ぼこりが立っていた。あの石垣が崩れたなということはすぐ分かった。震度7だという。震度7というのはほとんど聞いたことがない。昨日はほとんど被害はわからなかったが、一夜明けて何人もの人が崩壊した家屋の下敷きになっていたという。素早いレスキューで赤ちゃんが助けられた時には、よくやった!と歓声をあげた。しかし何人もの人が亡くなったようだ。

昨日あったシモジイと1999年に九州縦断マラソンをした。その第2弾は熊本空港からただちに走りだして益城町、御船町をとおって通潤橋に行き、そこから椎葉村を通って川辺川ダム(予定地)経由で人吉に出た。そんな話をしていたばかりだ。google-map をみていたら、明らかに断層が見える。御船町の地層からは恐竜化石がでる。同じ時期の恐竜化石はさらに天草でも発見されている。ということは地層はここから宇土半島をへて天草に続いている。

断層はこんなにはっきり見えるのだ。自分が住む場所のことをきちんと把握しておけば自然災害を避けることはできる。原発の下に活断層があるかどうかが大問題なのは、これだけの揺れがあれば原発もひとたまりもないからだ。しかししっかりと衛星画像を見れば断層の位置ははっきり分かる。いつ動くかはわからないが、知っていれば覚悟はできるだろう。このブログを見た人は、すぐに自分の住む地域のgooglemapを見てほしい。素人目にもなんか変だなという地形が見えるはずだ。自分の命は自分の知識で守る。それが大事だ。

以下に布田川断層、日奈久断層を示しておきます。どうですか!見えるでしょう。 白い矢印をつけた場所もなんかあやしいね。ここも断層かな?160415kumamoto-map2

 

 

西新井大師 ボタン

001西新井大師はボタンで有名。昨年は行かなかったが、一昨年その前は行ったような気がする。前に見たボタン園は門を入った右手の新しい牡丹園に引越していた。あと数日したら満開になるが、本日も雨にぬれた姿がなかなか良かった。奥さんは「また来る!」と張り切っている。我が家からはバス券で来れる。

一番下の欄は八重桜・ウコン桜・シャクナゲ

地球永住計画

武蔵野美術大学の関野吉晴さんらが「地球永住計画」というとんでもなく大きなスケールのプロジェクトを始めた。本日はその最初(?)のトークで  「玉川上水を探検する」と称して小泉武栄さんがお話し下さった。

いつものように国分寺のジャズ吉のシモジイが教えてくれたので、早速飛んで行った。関野さんの発想はいつもとび跳ねている。このプロジェクトは火星移住を前に、まず地球永住を確実なものにしておくために、科学、芸術、地域があいまって話し合っておこうというものらしい。

今回は地域ということでGeo ecology を提唱をする小泉先生がお話し下さった。小泉さんは学芸大の名誉教授で日本の山はなぜ美しいなどの著作があるすごい自然地理の学者さんだ。5月には次には生命学者の中村桂子さんも来られるとか。これはおもしろくなりそうだ。毎月ムサビに行かなければ。

主催 武蔵野美術大学共同研究・地球永住計画実行委員会
協力 ちいさな虫や草やいきものたちを支える会

プロジェクトのリンク

木穂り・満丸展 ペンギン!

高城満丸さんからこんな案内が来ました。京都洛北の松が崎にそびえていた楠がペンギンに変身。高城さんは彫刻家、ランナー。私は1983年ごろからの知り合いで、実は彫刻家とは知らずに一緒に走っていた。先日の石神井川のお花見でもご一緒した。160415kibori

ところでこの案内はがきの文字、イラスト、どこかで見たような! 我が著書「ちょっとそこまで走り旅」で見たような・・・・