新宿鬼王神社の狛犬

自粛自粛でどこにも行けないが、9月に入ればもう三密さえ避ければ外出オーケーの様相になってきた。ということで「狛犬楽会」の探索会を再開する予定ですが、その前に気になっていた新宿歌舞伎町の鬼王神社に行ってきた。歌舞伎町こそが都内の最大クラスターでテレビでも何回も取り上げられている。最近小池都知事が話題にしなくなったのは、歌舞伎町のコロナは鬼王パワーで吹き飛ばされたからではないかな。 大久保村の氏神であった稲荷神と、熊野から勧請した鬼王権現を合祀して「稲荷鬼王神社」となった。大久保村の鎮守なので、歌舞伎町からはちょっと離れているが近年歌舞伎町界隈ではちょっとしたパワースポットとして知られている。ちなみに「鬼」を祭神としているわけではない。鬼王がだれか、だれも知らない。

この神社には二対の狛犬がいる。正面の狛犬は護国系の威張り狛犬だが、拝殿前の狛犬は阿吽ともに子育ての愛らしい狛犬である。もう一枚写真をならべてみる。向かって左側の「吽」の狛犬の子供の様子はよくわかるが、右の子供の狛犬の姿はよく見ないとわからない。お父さん狛犬のひげをしたからかじっているのだ。

この神社はわれら富士塚楽会、狛犬楽会では外せない神社で、裏手には富士塚がある。と言ってもかなりじゃけんに扱われており上半分と下半分が別々に置かれている。本来はもっと立派なものだったろう。写真を載せておきます。

立山 雄山神社へ行って来た

2016年10月に撮った写真です。今回のものではない。

9月1日、三密さえ避ければコロナにはかからない。総理もそういっているので、納得して狛犬探索を再開した。さっそく越中(富山)の一宮、立山の雄山神社に向かった。雄山神社は立山の3千mの山頂にあるが、すでに何回も行っている。今回は麓の岩峅寺の雄山神社前立社壇と芦峅寺の中宮祈願所である。ここも何回か来ているのだが前立社壇にすばらしい狛犬があることを知らなかった。狛犬探索は2016年ごろからだ。目に入っていたのに気がついていなかったのだ。

 まさに私の眼は節穴だった。英語のSeeとLookの違いを習ったことがあるが、ただ漫然と「see」だったのだ。いま全国一宮で対決しているKasori君に聞かれたら、「なに!知らなかったの?」とバカにされそうなので、大急ぎで確認に行ったのだ。文化財になっているようでなかなかいい狛犬だった。
 せっかくなので、神社の下の常願寺川を歩いて15キロ先にある祈願所に向かった。しかし暑さにまけて横江駅で富山地鉄に載った。座席には大きな荷物をもって黄色いシャツを着た人がいた。雷鳥沢に向かうKanya君だった。
 私は一駅のって(それでも320円だった)中宮祈願所に向かった。こちらの狛犬は前に見た通りのものだった。となりに立山博物館があるのだが、本日は次の糸魚川の狛犬探索にむかうので、一気に駆け下って横江駅から富山駅に向かい新幹線で糸魚川に向かった。糸魚川の奴奈川神社は通称一宮だが、全国一宮会には入っていない。これをどうするかKasori君と討論しなければならない。なので記述は結論が出てからにする。

秋の風邪、さてどうなるか、安倍の後!

安倍総理はまたもや病気を理由に政権を投げ出した。病気と言えば皆さん優しいから、ご苦労様でしたと言ってくれるだろうことが見え見えだ。この先、コロナの終息は望めない。小池都知事の言う通りwith corona で行くしかない。10月にはオリンピックの中止を言わなければならない。「コロナに勝って完全な形で2021年にオリンピック、パラリンピックをやる」と大見えを切ったが、今回「コロナに負けて中止になりました!」と言うことだ。それだけはいやだったのだろう。

さらに株価だけは黒田日銀総裁の操作によってV字回復をした。しかし景気は昨年の増税の時からどんどん悪くなっている。コロナのせいにしているが、より構造的な原因だということに皆が気がつき始めている。アベノミクスが破綻していることがばれる前にやめなければ。失業者や貧困層がどんどん増えている。この人たちの怒りが政権に向かってくるのも時間の問題だ。

まだ理由はある。目玉政策のIR事業汚職で議員が逮捕された。口裏合わせの疑惑が出てきて再逮捕された。河井元法務大臣夫妻も捕まっている。この裁判も進んでいて有罪は確定的のようだ。となると政権幹部への追及も始まる。総理の身で聴取を受けるなんてできない。議員を辞めたらもっと追及が激しくなる。そこで総理はやめるが議員の特権をなくしたくないので、病気だががんばって議員は続ける。

もし後任が石破や岸田になったら、裁判にかけられるかもしれない。そこで同じ穴の狢(むじな)の菅に後を託すことにした。菅は実質安倍政権の管理者だから同罪のはず。自分が捕まるかもしれないような運営はしないという確信があるので、安倍総理は、意中の人だった岸田を外して菅になるように工作をした。そのとりまとめは麻生元総理が仕切ったと田原総一郎が言っている。なるほど。親中国派の二階幹事長の目を亡くす方向なのだろう。派閥の動きは見え見えでまるで田舎芝居! ゴメン田舎の人に失礼だな。

総理を辞めるそうだ!

何はともあれ日本の道徳的危機が取り除かれたことに喝采を上げなければいけない。去る者に礫を浴びせるのは好みではないが、総理の重責に耐えることができない体なら、議員もやめなければダメだろう。議員に居座って後任ににらみを利かせようとするのは大変迷惑だ。後任の人は乱れきった政治道徳をもとに戻すのに大変苦労する。お目付け役がいたら改革はできない。

安倍総理は自分が傷つかないよう辞めることができるように周到に用意したらしい。その中に「コロナも終息し始めたから」という理由も述べられていた。私たちは、まだまだ大変だと思わされているが、巷に流される情報よりも何千倍も正確な情報を持っている権力者が言うことだから、たぶんまもなくコロナも終息するだろう。その時には称賛されるという道筋もつけられている。

三密を避ければ感染しない、ということはすでにはっきりしている。密になりそうだったらマスクをすればいい。昨日のNHKでもかなりはっきりと示していた。それを守らなくて感染すればそれは自己責任というにされそうだ。夏のコロナウィルスは弱毒化しているので、今のうちに多くの人が感染して、集団免疫をえれば、冬に強毒化したウィルスにかからないという説があるそうだ。嘘くさいが、現在の政府の政策はこれに近い。

たぶん冬には世界の貧困層の多い国々で獰猛なコロナウィルスが再び猛威を振るうだろう。しかし日本は安倍さんのおかげで、軽くすんだ、という希望的筋書きができているのだろう。そして日本はアンダーコントロールのもとにあるのでオリンピックは可能という筋書きだ。しかしWHOやIOCは、もう一年延期を提案するだろう。

もしトランプ大統領が再選されたら、オリンピック実施可能になっても「中国を排除しろ!」と無理難題を吹っかけるだろう。安倍総理ではこれを断ることはできない。今辞めておけばアベのび太はジャイアントランプの無理難題の被害を受けないですむ。まさに「辞める時期はいまでしょう!」だったのだろう。

高尾山は遠かった!

 東京都民は都外へ出ることは自粛という。なので都内にある高尾山や御岳山に繰り返し通っている。今回は高尾山口の駅からすぐに川を渡って有喜堂のすぐ裏から草戸山への山稜に入った。
この道は城山ダムに続く尾根道だが、今回は草戸山(365m)から城山ダムに降りないでそのまま三沢峠へ向かい、さらに大垂水峠に降りてから、高尾山に上り返すというコースをとった。

このコースは東京都と神奈川県の県境を行くのだが時々神奈川県側にはいるので、正確に言えば東京都外に出たことになるが、まあこれぐらいはお見逃しを! 昔はこのコースは4時間かからなかったが、後期高齢者にとってはさすがに長くきつい。草戸山から景色はいいがその後は林の中。日影があっていいのだが蒸し暑く汗びっしょりになる。見晴台で初めて景色が開ける。ここから見えるのは相模原の千木良あたり。あとから地図を見たらあの「やまゆり園」のある場所だった。2016年7月26日、事件の日、私は友人の車で通行止めの中央高速道路から目の下で起こっている事件の様子をラジオで聞いていた。今回反対側の山の上からみて、あの凄惨な事件を思い出ししばらく頭を垂れた。

大垂水峠の歩道橋の上では、バスで下ろうかと考えたが、ここまで来たのだから頑張ってみようかという気持ちになり登り返した。

暑い一日だったが高尾山に上り始めるといくつかの沢を横切る。ここで水浴び、水分補給ができ気分は良は回復。しばらく林道を行き稲荷山コースの途中にでる。稲荷山コースは下山路。そのまま下った方が楽だったが、ここまで来たのだからと山頂に向かう。我が頭は、「もういいよ、下ろう!」と言うのだが、足は勝手に登り始めた。長い階段を上ると高雄山頂。ペットボトルの飲料は210円だったので、さっき汲んだ沢水で補給。

そのまま薬王院、権現堂を経てビヤマウントを横目で見て高尾山口の駅への急坂を下る。この急坂は疲れた足にくる。

 朝子どもたちが水浴びをしていた河原で私も水浴びをして着替える。そばにある温泉に行けばいいのに、ケチな年寄りだ。こんな客ばかりだと地元はちっとも潤わないだろうな。申し訳ない。夕闇迫るころ。歩行時間はほぼ6時時間。

コロナ渦の中、大塚山へ

連日東京都の感染者は400人を超え、小池都知事は自粛自粛を要請しています。しかし政府はGoToを推進中。安倍総理も広島の原爆慰霊に訪れてGoToを続けると宣言している。どちらをとったらいいのか素人にはわからない。都内から出ることは避け、GoToの精神をもって、換気のいい場所に行くことにした。奥多摩の御岳山に向かった。ところが我が同志は大勢いるようで、ケーブルカーに向かうバスは超満員、まさに「密」になっている。

そこでバスには乗らず多摩川の川辺の遊歩道を行くことにした。川には大勢のカヌーの客など川遊び。ここも三密はなくOK。私はケーブル道を避けて、古里の丹三郎から大塚山へ登るコースに変更した。川沿い遊歩道はすぐに通行止め。しかたなくバス道を4キロ歩き丹生(たんせい)神社を経て山に入る。丹生都比米を祀る神社なので「にう」神社だと思っていたが地元の人はたんせい神社と呼んでいる。

先日歩いたしか道とは違い里道なので緩やかなジグザグ登り。私の実力でもあんがい楽に登ることができる。御岳山へのまき道もあるが、私はゆっくりと大塚山頂上へ。荒れ果てた休み場があるが手入れができないなら撤去してもらいたい。大塚山を下ると見慣れた御嶽神社への参道に続く道になる。けっこう人が多い。目的の紅葉屋は大勢が並んでいる。

私が作った紅葉屋の90周年記念動画が影響したのかもと思ったが、youtubeの視聴者はまだ95回、そのうちの半分は紅葉屋のおやじさんが見ているというから、この宣伝動画の影響ではないようだ。でもこの不況の中、行列ができる店になっているのはうれし事だ。ここで若い山ガールのMAEDAさん一行に会い、天然かき氷を食べる。涼しい山で体が冷え冷えになる。

ここで別れる予定だったが、ケーブル駅は混雑していそうなの山ガールについて日出山からツルツル温泉にいく。入場制限をしているが、夕方近くになってきたのですんなり入ることができた。久しぶりのツルツルの湯。皆さんの美人度がさらに増したようだ。彼女たちはみっちゃんたちとは違って飲んべいではないので、すんなり拝島で別れ、西武線で帰宅。温泉に入ったのに8時には家に着いた。

 

神長官守矢史料館:空飛ぶ泥船


諏訪上社の近くにこの史料館がある。建物は建築家の藤森照信が手掛けたもので、1991年に開館した。藤森はこの地の出身で守矢家の第78代当主守矢早苗氏と幼馴染であったことから依頼を受けて、ちょっと奇抜な建物を建てた。博物館なのでコンクリート造りだが外観は様々な細工が施され、地元の風景になじんでいる。

屋根を貫く木材は諏訪の御柱を意識している。内部に入ると壁面にシカの頭部、ウサギの串刺し、何十ものイノシシの頭部が展示されている。かなりグロテスクな感じがするが、昔の「御頭祭」の神事の時に行われたものを復元したのだ。1784年菅江真澄は御頭祭を見聞し、そのスケッチを残した。それをもとに復元したものだそうだ。

諏訪神社の祭神は出雲から逃れてきた大国主の息子のタケミナカタである。天照大神が派遣したタケミカズチ軍との戦いに負けて姫川を経由して逃げてくる。諏訪にはすでにミシャグシ神を祀る勢力があったが、タケミナカタに負けた。しかし諏訪上社の神事は昔のまま取り仕切ることになった。大祝は諏訪の現人神で、神事は守矢家が取り仕切った。守矢氏は縄文の昔からの神事を受け継いできたんだろう。実は守矢氏は近くにある守屋山の名前から推定されるように物部守屋と関係があるといわれている。こうなると古代史好きの人間にとっては想像がどんどん広がっていく。

藤森さんはこの建物を建てた後、背後にヘンテコな建物を建てた。高過庵(たかすぎあん)・低過庵(ひくすぎあん)・空飛ぶ泥舟(そらとぶどろぶね )である。高いのは茶室であるが実際に使われることはないようだ。

中央構造線 がけ崩れ!

  長野県の大鹿村を日本で一番規模の大きな大断層である中央構造線が通っている。構造線というのはプレートが押し合って地層が割れたりずれたりしたものだ。上の地図を見ると四国紀伊半島ではほぼ東西に延びているが、静岡県に入ると急に曲がって諏訪湖に北上している。曲がっているのはフィリピン海プレートが北向きに突っ込んできたからだ。

いずれにしても構造線は地層が壊れているので雨が降りこんでくるとグズグズになり、長い間に構造線に沿って谷ができる。ここ大鹿村を流れる川はみなグズグズで崖くずれ、土砂崩れが起こる。

中央構造線博物館から見える大崩れは「大西山崩れ」で昭和36年の集中豪雨で崩壊した。村民42名が亡くなる大災害だった。いま桜山になっている台地は山体が崩れた土砂でできている。当時の集落はこの土砂の下にあり、川の流れは大きく迂回している。 大西山の崩れよりもまだ大きな崩れは鳶ケ巣崩壊地で砂防工事をしているがあまり意味ない感じだ。ここは蛇紋岩(かんらん岩)地域で特に崩れやすい。

しかし地滑り、土砂崩れの地では土地が肥えていることが多いので古くから人が住んでいる。南北朝時代、後醍醐天皇の皇子の宗良親王は上蔵集落に流された。ここには福徳寺や松川家住宅など由緒ある文化財もある。こんな危ういところだが人々の営みは続いている。

HANAOKAさんは砂防の専門官、砂防ダムの見学にも行って来た。

簫の笛山でシカの食害調査

伊那谷の西側に中央アルプスがある。その前衛に簫の笛山(1700mくらい)がある。登山道もついていないので登山ガイドブックには載っていない。その山でシカの食害を調査しているHANAOKAさんから、一緒に行かないかと誘われた。GoToキャンぺーンで東京人は嫌われているので大丈夫か?と聞いたら三密にならなければ大丈夫。周辺1キロの間に人は誰もいない、暑いけど換気もいいし問題にないという。

シカが繁殖して困っていると聞いたが、根こそぎ植物を食いあらすので表土がむき出しになり、雨が降ると土砂崩れを起こすのだそうだ。特に伊那谷は地質構造も軟弱で今年のように大雨が降ると大規模崩壊につながるそうだ。本当にシカと土砂崩れとの間に関連があるか、あるとすれば、どう対処すればいいか。砂防の専門家のHANAOKAさんは地元の大学の研究者とともに、基本調査を続けている。

まずシカの行動を調べるために、各所にカメラが取り付つけられている。急斜面を上り下りできるシカの道をたどるのは大変だ。2か月に一度はカメラデータを集積し、電池を交換しなければいけない。一つに10本の電池がいるので、1か所分の電池を持つのはけっこう重い。私は足手まといにならないようについているだけだが、研究者の皆さんはコロナ外出自粛の中、もくもくと電池交換に登りおりしている。こういう人がエッセンシャルワーカーなのだろう。

夜は一緒した登山家のHYODOさんが所属する大阪市立大学の山荘に泊めてもらう。ログハウスの素晴らしい山小屋だ。すぐ近くにやはりログハウスのピザ屋さん(OZ)でテイクアウト。

 

新型コロナ第2波 熊野八幡神社!

このグラフを見れば当然第2波と言うことがわかるが、偉い人は誰も第2波が来ているとは言わない。このグラフの右端はさらに上がるのか、ここをピークに下がり始めるのか、それはわからないがともかく第1波よりも大きな第2波が来ていることは確かだろう。この最中にGOtoキャンペーンをやるというのは異常としか言いようがない。コロナが終息したらやると明示して予算を付けたのだから、それを前倒しなんかしないで欲しい。政府は世界とは一桁違うといっているが、とうとう累計感染者は1万人を超えた、死者も千人を超えた。確かにアメリカ、ブラジルとはだいぶ違うが、日本の渦中にいることは確かだ。経済が回らないと大変だというが命とどちらが大変なのか!せめてあとひと月待って欲しい。そのお金は、疲弊しきっている医療関係に回して欲しい。これだけがんばって救命をしている人たちにボーナスを出してあげたら。

そんなことを言いながら、相変わらず私は三密を避けながら、しかし体力を落とさないように散歩を続けている。本日は腰が痛いのと足の裏のイボが治療中なので自転車散歩。我が家から石神井川を下って隅田川へ、隅田川左岸を下って尾竹橋まで行きそこから都電通りを引き返し、田端の電車の車庫を上から見て飛鳥山経由我が家へ。

荒川沿いに我が母校があった。これまでは首都大学東京だったが、小池都知事のご尽力?で東京都立大学という名前が復活した。しかしこんなところにもあるとは知らなかった。

この後は熊野八幡神社、境内の厳島神社。狛犬さんに疫病退散を祈願してきた。狛犬は神社の門番だから、ここに祈願してもダメかな??

COVID-19感染者200人越え、大松富士山!

専門家会議が廃止されたので正確な情報が入って来なくなった。公表されているデータだけでもこんなグラフができる。これを見たらだれでも新宿歌舞伎町のキャバクラなどに営業自粛を要請すべきと考えられる。しかし都知事は検査を増やしたからこうなったと言い訳している。
そんな状態なのに政府はGO to キャンペーンを始めた。ごく常識的に考えれば東京都の人がやってきたら地方の人は嫌がる。こんな時期にあちこちに旅行を始めたらウイルスを全国にまき散らし放題ということになる。政府、都知事はこの状況に対してどうしたらいいかの指針をなにも発表しない。我々は何をしたらいいのか。
専門家会議の皆さん、独自にデータを発表して欲しい。それを見て自ら判断しますから。テレビを見ながらぶつぶ言ってもらちが明かない。自分は自分の判断で地元をウロウロすることにしている。繁華街には行かない。混雑した電車やバスには乗らない。それなら大丈夫だろう。今日の行き先は練馬区の大松氷川神社の富士登山と狛犬探索。こんな日差しが強く暑い中こんな場所に来る人はいないから三密になるはずもない。この神社は2009年だったかに放火で焼けてしまったが地元の方々の努力で再建がなされ、立派な社殿になっている。氷川神社にお参りしてから鳥居脇の富士山に登ってきた。ここには丸吉講の石碑がある。私は富士講の石碑がある塚を富士塚と認定しているが、ここには二基ある。山頂までは3mほど。頂上には浅間さまが祀られている。

この神社がある場所は斜面に面している。一見するとこの辺りは平坦な土地に見えるが昔は田柄川が流れており、河道跡は少しくぼんでいる。この大松氷川神社は緩やかな斜面に位置している。河道はいまバイパス工事の最中。せっかく河道跡で低地だからもうちょっとだけ掘りこめば川越街道と立体交差できるのに、平面交差になっている。これじゃ新しく渋滞場所を作ることになる。

忘れていた。肝心の狛犬は初夏の青葉の中に埋もれていた。

赤羽付近は緑色!

東京の新型コロナ感染者が100名を超えたというニュースが流れた。昨日は感染者は新宿歌舞伎町を超えて池袋がトップになったと報じていた。私が池袋に歩いて行くときに通る道筋である。こりゃまずいのでコースを変えなくちゃ。私が歩くのは昼間、夜の町ではないから大丈夫だろうが。1月24日からのデータをグラフにしてみた。上昇カーブは赤色の線のようで、このまま一気に上昇したらこれは東京都はロックダウンだが、お金が無くなったのでもう自粛要請だけだろう。どうなるかシミュレーションしたくても専門家委員をクビにしたので政府に指針はないだろう。

散歩コースを変えて赤羽に行く。バスで来た奥さんと落ち合って「鯵や」でアジフライランチ。ここは人気のお店でいつも混雑していたが、ちょっと早かったせいかすぐに食べることができた。一応満足。

 

赤羽駅に出たら選挙演説で混雑。緑のスーツをきた女性が「本人」という旗を従えているので小池都知事かと思いきや、北区の都議会補欠選挙候補だった。北区は女性だけ5人が立候補している。大混戦。ポスターをみて驚いた。一人はホリエモン新党、白いのはアベノマスクだよ。こんなのいいのかな?ちょうど今神社では茅の輪くぐりが行われている。蘇民将来ととなえると疫病が退散する。私も8の字に回って疫病退散を祈願をした。我が家に戻る。
今月の散歩の歩数、前半は順当だったが、免許の認知症検査のショックでぎっくり腰になり、後半は腰折れした。年寄りは歩き過ぎてはいけないとの教訓。

わが家の花々

東京の新型コロナの感染者は50人超えた。第二波ではないかと心配されているが、町中はもう完全に元に戻ったという感じだ。感染者は成田空港などで多くなっているようだ。もう中東などから人が入っているそうだ。このまま外国との交流が続くと第二波は必死だろう。どこの国も鎖国状態をしばらく続けないといけないだろう。

ブラジル、アメリカなど南北アメリカ大陸ではまだまだ流行が続きそうだ。さらにアフリカはこれからだろう。オリンピックで人々が来ては、さらなる感染が広がるかも。もうオリンピックを引っ張るのはやめた方がいい。速く宣言をしてあげないと選手も役員も、チケットを持った人たちもかわいそうだ。

世界は大変だが、我が家は遊びに行けないだけで全く何の変化もなし。我が家の庭は花盛り、ご飯は毎日三食奥さんが作ってくれている。ありがたいことだ。

認知機能検査受験

75歳以上の後期高齢者の免許更新のためのには認知症機能検査を受けなければならない。その通知は4月にはついていた。「重要:速やかに開封してください」と書いてあったので急いで中を見て警視庁免許本部に電話した。もちろんこの当時はコロナで検査の申し込みは自粛除後になるとのことだった。6月1日から自粛解除になると聞いたので、1日朝一番に電話したら電話が混んでいるから後でかけ直してくれとのこと。それから毎日5回ぐらいかけたがまったく変化なし。仕方ないので板橋警察に電話したら、5万人ぐらいが待っていて電話をしているとのこと。なのにオペレーターは17人しかいないそうだ。

webで申し込めないの?と聞いたら、高齢者はスマホやパソコンは持っていないだろうからやっていないとのこと。ということで辛抱強くやるしかないようだ。時報と共にかけること数回で通じて22日月曜日に受験可能になった。家から歩いて行ける滝野川庁舎での受験だった。朝から雨、歩き始めて15分で突然ぎっくり腰、道が入り組んでいるのでバスもタクシーもない。下板橋駅に行き電車に一駅のり北池袋からまたよたよたと歩いて到着。入り口で30分前に集合ですよ。もう皆さん席についていますよ!と注意された。

試験は記憶力テストと認知テスト。一問目は今は何年何月何日何時かという問題。入り口で注意されたので時間はかなりきっかり答えることができた。試験前に時計は外すようにと言われた。2問目は16枚の絵を見て記憶する。答える前に数値遊びが何問かある。これは後で聞くと採点されないようだ。記憶を遠くするためにやるみたい。回答をするのだが16枚の絵を思い出すのは難しい。私は半分しか思い出せなかった。前の人も横の人も全部書いている。第3問目は時計板を描いて1時45分の針の位置を書けというものだった。これは私は問題なし。

しばらく待つと採点結果が配られる。「76点以上は記憶力判断力に心配はありません」結果は色別に印刷して配られるので、他人の結果は見える。私のまわりはみな青色で合格。前の人は98点。私は78点でまさにギリギリセーフ。腰痛はひどかったので成績が悪かったのだろうと慰める。家に戻ってインターネットで検索してみたら、なんと認知症検査の問題が載っている。奥さんは事前準備をしないで行くからよ!と言う。みなさんちゃんと準備しているのか。インターネットを見ることができる人も多いのだから、警視庁は高齢者はスマホは持っていないなど言わずにweb申し込みにすればいいのに。

この後さらに高齢者講習を受講しなければ更新手続きができない。また電話で申し込むがどの教習場も混雑で電話待ちだ。本日やっとつながった。8月23日㈰9:00開始。30分前に行くことだ。なんとか誕生日前に更新できそうだ。こんどは少し準備をしていこう。

 

下練馬富士は散歩コース

   わが家は「大山」町にある。大山街道が通っていたからその名がついた。大山というのは相州の大山のこと。日本橋から出ると反対方向みたいだが富士山に行く富士街道もみな川越街道に沿っていた。本日はこの大山道が散歩コース。練馬の環状8号線の交差点が昔の東工や東高野道との分岐だ。その石碑が移転して残されている。示す方向は反対になっている。

下練馬でお富士さん(富士塚)にであった。まもなく山開きなので、私も初登山。

入り口にはちゃんと役行者がいるし小御岳神社のまえには天狗がいる。合目の石もあり富士講の石碑もある。都内でもなかなかのお富士さんである。東武練馬駅で奥さんと待ち合わせてかなりしゃれたランチ。

 

 

午後からは東小金井のNさん宅へ。自宅でJさんの三回忌の個展。TAKAGIさんら珍しい人に出会った。その後下ジイさんと飲み会。ちょうど御岳山紅葉屋の紹介をYoutubeにアップしたので一緒に見る。企画者はシモジイである。https://www.youtube.com/watch?v=2kAuV_1JVEs