大森 山王峠!

峠楽会の6回目の散策で、大森に行きました。今回も京浜東北線の事故で集合場所の大森駅に時間通りに集まることはできませんでした。しかしこういうのもなかなかいい。どうしたらいいか自分で考えるから。ともかくみなさん15分遅れぐらいで全員集合したから大したものだ。TAさんなどは品川から歩いてきたとか。すごい。
今回は山王峠を認定するかどうか。山王小学校の前にある歩道橋に登ると確かに交番わきが峠地形であることがわかりました。昔は大森駅がある崖を登ってこの場所まできて、馬込銀座の方に降りていったのでしょうが、東海道線の線路があるので、登る道はありません。強烈な峠地形ではありませんが、なかなかいい峠で、認定することになりました。
<下の地図は弁天池からの上り坂>

江戸の昔にはまだ峠道があったでしょう。地形的に見ると大森貝塚のあたりに川跡が有り、そこから登る道があったようです。ということで貝塚を見に行きました。

私はみなさんに配ったパンフレットに、大森貝塚が取り持って大田区とアメリカのセーラム市(メイン州)が姉妹都市になったと書きました
ところが貝塚公園の銅板には下のようにポートランド市と姉妹都市と書いてありました。みなさんに「私の間違いでした、ごめん!直しておいて!」と謝りました。 が、実はこの公園は品川区にありました。だから大森なしの貝塚公園でした。品川区はモースさんが活躍したポートランド(マサーチューセッツ州)と姉妹都市になったそうです。私が謝ることはなかった。モースの貝塚つながりで大田区=セーラム、品川区=ポートランド なのです。紛らわしい!

スプリング8

 先日四国遍路を続けるために松山空港まで行った。格安航空のJetStar航空を使ったので成田空港からはいつもと違う経路を飛んだ感じだった。進行方向右側の座席を取ったが富士山は左側だったので見えなった。しかし京都上空を過ぎてしばらくすると岡山空港が見えたが、そのちょっと前に下の写真のような怪しい施設が見えた。なにかわからなかったが、あとでGoogleの衛星写真を見ていたら「Spring8」(Super Photon ring-8 GeV<80億電子ボルト>)とという国の施設であることが分かった。理化学研究所が主体となって運営するもので、放射光で原子の構造やたんぱく質の立体構造を調べるものらしい。円形の建物は加速装置で高エネルギーのビームを光の速度まで上げる装置だそうだ。これはすごい装置らしい。スーパーカミオカンデと同じように、ここからノーベル賞級の実験成果が表れることを期待しよう。(下の写真はgoogleから)

 ヒコーキはしまなみ海道をとおって今治から松山空港に降りた。今治にはいま話題の獣医学部をもつ大学が設置中だ。こちらは鳥インフルエンザ対策をする獣医さんたちを教育する大学らしい。定員は160名で日本一の獣医学部になる。安倍総理のお友だちが経営するそうだ。Spring8も敷地は兵庫県が寄付したそうだが、こちらも今治市が土地を加計学園に寄付した。しかし近年獣医学部を卒業した人の大半はペットの医者になるそうで、鳥インフルエンザ対策に進む人はほとんどいないそうだ。この新しい学園でどれだけの人がまともな獣医さんになるか。大臣は「そんな予測はできない。神のみぞ知る!」とごまかしていたが、そんなずさんな計画でいいのかな?

いい加減にしてくれ!加計学園!

暇なので国会中継を見ている。おかしな資料がたくさん出てきているのに、だれも確認はしない。首相も大臣も証人喚問もしないと言って逃げ回る。官房長官は、役職に恋々とし、歌舞伎町に通っているような人が言っていることは信用できない。その書類は怪文書であるから確認はしないと言っている。

偉い人が、情報機関を使って得た情報で個人攻撃をしている。こんなひとが認定するのだから共謀罪はいつでも効力を発揮するに違いない。中国ではすぐに国家反逆罪とかで牢屋に入れられる。北朝鮮なら銃殺される。日本ではそんなことはないだろうと思うが、創価学会の初代会長も牢屋に入れられて獄死している。

公明党の人は共謀罪に賛成しているが、自分たちの歴史を知っているのだろうか。もっと反骨の人の集まりだったような気がするが。なんで公明党はこんなひどい安倍政権に恋々としているのか?もういい加減に見切ればいいのに。都議会では反自民になったが、国政でも反安倍になって欲しい。とりあえず安倍おともだち利権を排除すべきだろう。韓国はそれができたが、日本の政治レベルは韓国以下ということになる。

一宮 桃の袋かけ

先日摘果をしたばかりと思っていたらもう袋かけの時期になった。農家はいつも大変だ。今日も7時半のあずさで山梨市に向かう。最近は山ブームなのか大勢の登山客がいる。ジジババばかりだったが若いカップルが非常に多い。みなさんファッショナブルだ。田部井さんの影響が大きいのだろうなという感じがする。あの山ガール姿が若者のアウトドアスタイルが一変したものだろう。

私たちは相変わらずの農家スタイルで袋かけ。しばらくやっていなかったので速度は遅く、やっと300枚やっただけで終わった。西山先生と一緒に戻る。最近桂林に行ってきたとか。老人たちは皆元気だ。

6月暑い日、トランプ脱退

トランプ大統領がパリ協定から脱退すると発表した。やっと世界の国々が調印して発効することになった地球温暖化防止協定なのに。日本はアメリカに追従していて昨年までは入っていなかったが、オバマ大統領の説得によって参加することになった。しかしトランプさんが脱退といったのでどうするのか?

環境大臣はアメリカを説得すると言うが、総理や大臣は何も言っていない。一応ポーズだけはアメリカは復帰すべきだと言っている。ポーズという理由は、トランプさんの「脱退」を産業界は歓迎して、アメリカの株価は一気に上昇した。それに合わせて日本の株価は2万円を一気に超えてさらに上昇している。脱退を経済界は関係しているようだ。ここで「脱退」に反対すると経済界から反対されるのではないか。様子見をしているのだろう。

トランプさんにとっては温暖化防止よりも経済回復の方が大事なのだ。低迷していた石炭業界、シェール石油業界など活気を取り戻している。日本もその恩恵にあずかれるのだから、アメリカを引きずり下ろすことはないというのが本音だろう。デーブスペクターさんが「なんでトランプ大統領は脱退するのですか?」と尋ねられて「単純にバカなんですよ」とコメントしていた。自国の大統領をいとも簡単に切り捨てたが、日本のコメンテーターはいろいろ忖度していた。

でもダメなものはダメとはっきり言わなければますます付け上がるだろう。忖度など必要はないはずだ。これは日本の指導者に言わなければならない。もしかすると首相はトランプさんは賢いのできっと何かいい解決をしてくれると期待しているのかな。自分にはできなかったが、こんなに株価急上昇させることができたのは何か素晴らしい力を持っていると、我が首相地は考えているのかもしれない。・・・これも忖度だな。

それしても日本国は暑いなあ。このままいくと日本は台湾あたりの気候になる。首都機能は北海道に移さなければ。・・・北方領土や樺太を取り返さなければ。

お遍路 報告書を作りました。

お遍路から帰って、毎日パソコンに向かって報告書を作成しました。以下のようになっています。クリックしてみてください。ホームページンの方からも行けます。

四国遍路第7弾
1日目(2017.5.18)内子駅から小田支所
2日目(2017.5.18)小田支所から久万高原
3日目(2017.5.18)44番大宝寺・45番岩屋寺
4日目(2017.5.18)46番浄瑠璃寺・47番八坂寺・48番西林寺
5日目(2017.5.18)49番浄土寺・50番繁多寺・51番石手寺

四国遍路第7弾 50番まで

 四国遍路第7弾を終えて帰ってきました。5月なのでまだ大丈夫かと思っていましたが、全国各地真夏並みの暑さ。四国はまた一段と暑く、5日目はもう歩くことはできず、温泉施設で半日以上涼んでから戻りました。最初は道後温泉を目指したのですが松山の温泉はすごい。久米という駅そばの温泉施設「そらともり」のほうがすばらしかった。道後温泉から伊予鉄電車で210円。入場料は1080円。これで一日ゆっくりと過ごすことができるし、1600円追加で夜も泊まることができる。

 最初の2日間はお遍路用の旅館だった。修行だと思えば仕方がないが、できることなら泊まりたくなかった。床はふかふかでいつ抜けるかわからないようだった。インターネットでも内子からの宿は最悪とある。途中で会った女性二人組は毎日松山に戻ってホテルに泊まって、次の朝同じところまで戻ってから歩いていた。「そらともり」を知っていれば、最初から私たちもそうしたのだが。

 最悪の宿の後は、最高の宿。松山にUターン中の友人のお宅に泊めてもらった。こちらは松山でも高級住宅地にある大きなお屋敷。毎日豪華お食事。現在彼は「主夫」で、おばあさんの食事、息子の弁当つくり、さらに東京に住む奥さんにもクール宅急便で毎食送っている。彼は最先端「主夫」として雑誌でも取り上げられている。次回四国遍路第8弾はシェフ付きお屋敷宿としてここから各寺を廻ろうかと思っている。

 今回の札所巡りは内子駅から道後温泉までほぼ80キロを歩いた。前回最後の43番明石寺から44番の大宝寺までは65キロある。この距離は23番から24番室戸岬までの80キロ、37番から38番の足摺岬85キロに次ぐ3番目の距離だ。前回は25キロ歩いておいたので、今回はまず40キロ歩かなければ札所は出てこない。まえ2日間は峠越えの道だった。しかしほとんどが舗装道路暑い暑い道だった。詳しくは日付をさかのぼって順番に書き込みます。

農祖峠をこえて久万高原へ

 本日も札所はない。小田支所脇のふじや旅館を仲間とともに出発する。途中お店は何もないので弁当を仕入れる。アップルというお店を7時には開けてもらう。今日はほとんど380号線を行くだけ。暑くなりそうだった。途中21キロには全くお店はなかった。自動販売機もほんの数台。湧水で補給した。途中の道標が楽しみだった。でも道標は国土庁が作った「四国の道」と「遍路道」が競っているみたいで、かなり困る。今回の農祖峠は「遍路道」だが「四国の道」ではない。ちょっと迷惑。

この後は後程、明日も元気で歩きます。

四国遍路7-1 内子から小田へ

3月以来のお遍路行。もたもたしているうちに暑くなった。熱中症にならないようにゆっくり行くつもりです。今回は成田からJETSTARという航空会社の便で行くことにした。今回お世話になる松山在住のOTSUKAさんから聞いたからだ。なんと一人5590円。成田はターミナル3という特別なところから出る。アジアのローカル空港のごちゃごちゃした感じだ。何から何までシンプルでいいが、年寄には無理かも。遠い、エスレーターが少ない。タラップ搭乗などなど。空からの景色は最高。かつて走ったしまなみ海道が見えた!

 

四国遍路第7弾

あすから四国お遍路の第7弾、内子駅から松山市周辺です。成田空港からJETSTARで松山空港へ行くので、運賃は高知の時の半分以下です。お泊りは松山へUターンした友人宅です。44番から51番まで行けそうです。前回とは違って札所の数は増えそうです。でもこれでやっと88ヶ所のうちの半分です。まだまだ先は長いようです。写真2枚。今回の場所と高度差です。

北朝鮮 ミサイル発射

 朝のニュースで北朝鮮がミサイルを発射したと官房長官が語っていた。そのあと稲田防衛大臣が「高度2000㎞に達して、水平距離800㎞を飛んだ」と言っていた。記者の人は高度の意味を質問するかと思っていたら「大変だ」というだけでなんの解説もない。
 2000㎞というのは大変なことだ。宇宙ステーションが遥か遠くを飛んでいるように思うが一番遠い時に450㎞ていどである。その4倍以上もの高さまで上がった時ことは、そのあと遠くへ落とすことはわけない。今回のミサイルでハワイまでは簡単に飛ばせるそうだ。
 我が国など近いところに落とすときにはほぼ真上から落ちてくる感じだ。底辺800㎞で高度2000㎞の三角系を書いてみた。ほぼ80°の角度で落下してくる。これでは絶対に迎撃できない。いくら各国が反対してもやめないのだから、「もう我が国には落とさないように!」とお願いするしかないのではないか? 爆撃して金正恩軍を壊滅させる時期はもう過ぎてしまった。戦争になったら韓国、日本では多くの犠牲者が出る。さてどうしたらいいか? 私たちにはわからん。政府首脳は何を考えているか???

東京峠楽会 中止

 雨が降ってもこれまでぶらりバークラブも峠楽会も中止はなかった。今回も事前に雨の予報だったが「実行します!」と連絡しておいた。雨がひどかったら赤羽駅の新幹線したの商店街にいってお茶でもしようと考えていた。なにせ赤羽が最近吉祥寺や自由ヶ丘などを抑えて、住みやすい街として人気がある。私はこの商店街も住みやすい街の一因だろうと思っている。我が家は時々バスで赤羽まで行って角上商店で買い物をすることもある。

 雨がひどくなってきたので赤羽商店街に変更することにした。北赤羽駅で改札を出ないように皆に知らせるために早めに北赤羽のホームで待っていた。埼京線の鈍行しか停らない駅だが、ちっと列車が来ないと思っていたらも、「池袋駅で人身事故があり電車の再開は13時50分頃です、とのこと。みなさんから電車が動かないという連絡が入る。急いで中止にすることにした。ほぼみなさんには連絡がついたが、一人だけ御大に連絡が付かない。この人は最近携帯をスマホに変えたのだが、「使い方がわかない!」と言って持ち歩いていない。

 仕方がないので30分ほど待っていたら、最初に動き出した電車で御大が降りてきた。待っていて良かった。帰ったらお怒りを喰らうところだった。「スマホをもって出てくださいよ!」と言ったが、「そんなもの持って歩けるか!」とのこと。新しく作った「東京峠楽会」旗をお渡しした。これからは足立支部長が持ってきてもらうことにする。赤羽商店街で二人でお茶して解散! 疲れた一日だった。

有耶無耶の関

鳥海山登山も終わり、象潟をあとにして山形県の鶴岡を目指して国道7号線を走り出した。とすぐに「有耶無耶の関」の信号があった。ここが有名なうやむやの関だと感激したが、自分の車ではないので止めてもらうわけにも行かず通り越した。
 家に帰ってから有耶無耶の関についてちょっとだけ調べた。下の地図のマークの位置が有耶無耶の関とされている場所だ。この次にこのあたりに来た時にはゆっくり「奥の細道」を歩いてみたいものだ。
 有耶無耶の関は蝦夷の侵入を防ぐために9世紀頃に築かれた関。山形県と秋田県の境の三崎峠付近と言われている。宮城県と山形県の県境の笹谷峠が有耶無耶の関という説もあるが、芭蕉様はこの峠を越えて名勝の象潟(きさがた)に向かった。有耶無耶の関は「歌枕」の地なので芭蕉は思い入れがあっただろう。しかし句は残していない。
◎ 有名な和歌
●越もせず 過ごせもやらぬ 三つの森 とやとやとりの うやむやの関
●霧ふかき とやとや鳥の 道とへば 名にさへ迷う 有耶無耶の関 
●たのめこし 人の心は 通ふやと 問いても見ばや うやむやの関
●武士の いづさ入るさに 枝折する とやとやとおりの むやむやの関
◎ 芭蕉:奥の細道
「南に鳥海天をさゝえ、其の陰うつりて江にあり。西はむやむやの関路をかぎり東に堤を築きて秋田に通ふ道遥かに・・・」        
◎ 曽良(芭蕉のお供)
「十六日吹浦ヲ立。番所ヲ過ルト雨降出ル。女鹿。是ヨリ難所、馬足不通。大師崎共、三崎共云。一里半有。小砂川、御領也。新庄預カリ番所也。入ニハ不入形。塩越迄三リ。半途ニ関ト云村有。ウヤムヤノ関成ト云。此間、雨強ク甚濡。」
 この日記にある「女鹿」は男鹿半島に対する名前だが、鉄道ファンに有名な駅らしい。羽越本線にありながら列車がほとんど止まらないのだそうだ。ちょっと行ってみたくなる駅だ!
 もう一つ!
「とやとや鳥」とあるがこの鳥は三本足の鴉(八咫烏)らしい。この地には手長足長という怪物がいて旅人を苦しめた。それを知った鳥海山の神様がこの鳥に命じて、手長足長がいるときには「有耶」と泣き、いない時には「無耶」と泣かせたという。それが有耶無耶の語源なのだそうだ。

  

読売新聞は安倍新聞になった!

国会で総理大臣が、「私の考えは読売新聞に書いてあるから読むように!」と答弁した。あれれ、マスコミは嫌いだったのでは?? 読売新聞だけにしか出ていないというのは、安倍さんの広報誌なのか?

それにしてもちょっと調子に乗りすぎているのではないか。質問は憲法第9条に国防軍を明記するかどうかというものだった。日本国にとっては一番大事な問題への質問だ。話を茶化してはいけない。9条と国防軍は全く相容れない話だが、どうやれば併記できるのか?? それを知りたいものだ。読売新聞をとっていない人には知らせなくていいの?

余りにも国民を舐めている。私たちはもっと真剣に考えている。憲法を現実に近づけるのではなく、現実を憲法の理想に合わせなければいけないのに。こんな内閣は長続きはしない。自民党の中にも「そりゃおかしい!」という人もいるのに。でも歩調を合わせて経団連会長が憲法改正を言い出した。それこそお門違い!武器輸出、原発輸出で経済発展をしようという経済人に牛耳られた社会などまっぴらだ。

年寄りの繰り言なのかな? インターネットを見ると早く憲法改正して、北朝鮮をやっつけろ!という声がかなりある。我らジジババは、紛争解決を武力に頼らないという精神を貫かなければならないと思っているのだが。さもないと私も少しだけ経験したあの悲惨な戦争が再び現実になる。年寄りの言うことを少しは聞いてくれないかな、とも思っているのだが。