浦和の「うなこちゃん」

160529unagiNHKのニュースで浦和の「うなこちゃん」の石像が盗まれたとの報道があった。世の中サミットだとかオバマさんお広島訪問など大変なことがあるのに、こんな事放送している場合か! と思ったが、でもちょっと気になった。というのは本日、浦和のウナギの老舗でごちそうになることになっていたからだ。

浦和駅前のうなこちゃんは健在だった。盗まれたのは別所沼に建てられたものだそうで、現在沼の中を潜水士が潜って探しているそうだ。やなせたかしのデザインというからなかなか大変なものらしい。あんな重たい石像をどうやって持って行ったのだろうか?? まあ駅前のは健在だったからいいか。

山崎屋さんは旧中山道にあった。最初に鯉のあらいが出て、さらに鯉こく、まだウナギは出てこない。十分おなかがいっぱいになったころにウナギを焼きますか?とのこと。うな重はなんとウナギが縦三列。目は食べたいのだが、これ以上は入らない。お土産にしてもらって明日朝食べることにした。満足満足。

写真は駅前のうなこちゃん、子どもがどいてくれなかった。我が家の孫ではない。

 

オバマさん 広島訪問

伊勢志摩サミットが終わって、広島の原爆ドームをアメリカ大統領のオバマさんが訪問した。私は被爆者ではないが、その日、爆心地から20キロの乃美尾村で、母親の背に負われていた。閃光と黒雲を見たと母親は言うが、私には記憶はない。しかし10数歳で東京に出てきてから、ピカドンとかゲンバクとか言われ、いやでも原爆を背負っていた。 続きを読む

広島原爆ドーム 黒いビル

オバマさんが広島を訪れる。いろいろ言われるが、アメリカの現職大統領が広島を訪れてくれるのは大変うれしいし、歴史的にも大きな意味があると思う。「謝れ!」などという人がいるが、今回の訪問は戦争の反省から、核を廃棄しようという大きな試みの一環である。核兵器は当然であるが、兵器に転用できる核施設も当然廃棄しなければいけないだろう。北朝鮮への圧力も必要だが、その他国々(アメリカ、ロシア)へも訴え続けなければいけないだろう。160527dome1 続きを読む

暑い、身体がついていかない!

夏の暑さは大好きで、熱気を気管で感じることが快感だったが、今年はそうもいきません。暑さでボーッとなりそうでした。

でもそんななか、これまで車を止めていた車庫(?)を花壇に変えるための作業をやっていました。昨日ホームセンターで花を置くベンチを2本(150センチ)と3段の棚、植木用のプランターを10個、土を何袋も買った。車はないので、ホームセンターの軽トラを借りて我が家まで運んだ。(無料)

まあ1週間ぐらいかかりそうだが、ぼちぼちやっていきます。花壇は私がつくっているのですが、どんな花や樹木を植えるかは奥さんが決めることになっている。ちょっと高めの樹木を植えて道路から区切りをつけて、中にベンチを置いてビールと思っているのだが・・・

白根全企画のチャンビ写真展

160620zen1 白根全さんがペルー人の写真家マルチィン・チャンビの写真展を企画し、ペルー大使館で開催しています。写真もすごいけど、この写真展を一人の力と財力で成し遂げたことはもっとすごい。ぜひお運びを!残す日は23日(月)だけです。

チャンビという人がどんな人か、案内書を書き写しておきます。 続きを読む

ねこの手 モモの摘果

今年はお花見時期に山梨の一宮のモモ畑に行くことができなかった。摘花の手伝いはできなかったが、本日は摘果に行ってきた。熊本地震の手伝いにはいけない分、山梨で手伝いをしよう。モモの実は梅の実と同じぐらいの大きさになている。一本の枝にびっしり付いているが、それを全部育てることはできないので、間引いていく。エリート教育みたいなものだ。 続きを読む

オリンピックなんてやめたら!

舛添都知事たたきが行われている。舛添さんも脇が甘く、付け入られるような行動はもちろん悪い。しかし寄ってたかってみんながたたくという時には、ちょっと待てよ!と思ったほうがいい。インターネットにはいろいろ書かれているが、オリンピックがらみだというのは当たっているかなと思う。「東京都の金は使わない!」とか都民には評判が良かった。しかし文科省とオリンピック委員会に反抗的態度に見えたのだろう。都知事は民意を背景にしていて強気に出ていたが、実態を知らせれば民意は離れていき「辞めざるを得なくなる」という算段がどこかでなされているように見える。なるほどここで積年の恨みを一気に晴らすぞと意気込んでいる勢力があるのだろう。 続きを読む

桧原神社から伊賀神戸神社へ

東京から名古屋、近鉄で名張駅に行き、そこでレンタカーを借りた。運転しないことになっているが田舎道で奥さんが隣に着くので特別例外で運転する。でなけりゃとても到達できる場所ではない。

三輪神社末社の桧原神社から始める。最初崇神天皇の皇居内に祭られていた天照大神は一緒に祭られていた大国主と仲が悪く、厄災を招くというので、別々にされて桧原神社に祭られた。一方の大国主は大和神社に祭られた。それで厄災はおさまった。

桧原神社:三輪の三つ鳥居のみ。本殿拝殿はない。

桧原神社:三輪の三つ鳥居のみ。本殿拝殿はない。

三輪神社の前の「森正」という三輪そーめんのお店はこのあたりでは一番のお店。わが奥様のお友達の実家で、本日はお店に出ていた。aDSCN4392次は大宇陀にある阿紀神社。蛍能が有名なのだそうだ。鰹木が10本あるのは伊勢神宮と同じ。ふつうは許されないがここは元伊勢だからオーケーなのかもしれない。

aDSCN4420名張駅に戻って市内の蛭子神社に寄る。名張の観光案内書にはここも元伊勢とあるが、私の見た限りでは元伊勢とは言えない感じ。ちょっと寄っただけで駅に戻る。なんと事故で列車は大幅遅れ。ということは次の神戸神社にレンタカーで行っておけばよかった。

上林という伊賀鉄道の駅まで行き、そこから歩くことにしたが無人駅で人は誰もいない。揖斐川が流れているのだが、どこに橋があるかもわからない。自転車の中学生に聞いて、交番の近くから橋を渡り4番目の神戸神社に入る。ちょうど日が沈む時で、真新しい鰹木が一瞬ピカーと輝いた。これはすばらしかったが、帰りの道は暗くなりかかっており、急いで上林駅へ。

真新しい社殿。伊勢神宮の柱をもらった!

真新しい社殿。伊勢神宮の柱をもらった!


上林駅から伊賀上野へ。駅前はさびしくホテルまでの道は真っ暗。雨も降ってきて気分はめいるがホテルは立派だったので安心。奥さんに怒られないで済む。

やまとひめの旅

logo1 伊勢神宮に祭られている神さまは天照大神だが、この神様は最初は高天原におられたが、日本国ができてからは九州高千穂にいた子孫の神武天皇に連れられて征服を重ねて、大和の地に祭られるようになった。しかし神武天皇の系統が衰えると大和にはいられなくなった。皇女である「やまとひめ」は天照大神を祭る場所を探して旅をして行き、最後に伊勢の地に到達した。「ここはいい場所だからここに永久に祭るように」と天照さまはいい残して森の中に鎮座した。

お連れした「やまとひめ」もここに祭られたが、それ以降、天皇の皇女が代々伊勢の地で天照大神をお祭りすることになった。伊勢の地に来られた皇女は「斎王」というわれ「斎宮」に住んでおられた。「やまとひめ」は物語であるが、斎王は歴史的事実で、近年斎宮の発掘も進み立派な資料館なども建てられている。斎宮跡は東京ドームの何十個分の広さがあったとか。もしかするとこの地にも都があったのではないかと思われるような雅な発掘物もあるそうだ。

歴史的事実にもとづいて物語が作れたのだろうが、これはなかなか面白い。さらに「やまとひめ」の旅の出発点は三輪山になっている。これは興味深い。やまとひめが立ち寄った場所には元伊勢の神社が残っているとのこと。ある本によれば15か所という。まえから全部歩いてみたいと思っていたが、体力の衰えは激しく、今回電車とバス、タクシーを乗り継いで歩いてみることにした。全行程は300キロほどある。走りでは一週間ぐらいかかりそうだが、今回は2泊3日。画像1

 

 

ブラリバー 銀座から築地、佃島

「ぶらリバークラブ」って、ぶらりとバーに入るクラブですか?という質問があった。昼間っからバーに行くのもいいな!と思うけど、違います! ぶらぶらとリバーを散策しようというクラブです。「リバー」は「川」ですが、我らの川は「化石川」が中心です。化石川というのは昔川があったがいまは暗渠になったり、埋められたりしたもので、まあ「川跡」ですね。

我が師匠の貝塚爽平(「東京の自然史」の著者)さんは、東京のタクシー運転手は山の手では「坂」下町では「橋」を覚えておけば勤まるというようなことを書いていた。本日行く下町には川はほとんどないが「橋」名はたくさんある。昔は川がたくさんあったという証拠だ。「川じゃなくて掘りですよ」との指摘があったが、その辺りは細かく言わない。川も掘も運河も湖もみんな橋がかかっていた。

数寄屋橋、京橋、三原橋、万年橋、采女橋、海幸橋などなどをわたって波除神社前から築地の市場を見物。いまの時間はセリ人はだれもいないが、観光客が並んでいるところがあった。場外市場ではなくて場内のお店。ながめるだけで通過して聖路加大学のあたりまで来たら「なんで食べさせてくれないの」とクレーム。本日は10人、これだけ入るには1時間ぐらい並ばなけりゃ。年寄りはおいしそうなものを見るとすぐに食べなけりゃ気が済まないようだ。

隅田川土手に座ってお腹すいた!と叫ぶTさん。なだめるのは大変だ。それでも佃大橋をわたって佃小橋まで。その先で解散。佃煮やに行っておつまみを買うT さん。まだこの時間では「ぶらりバー!」はやっていません。

今日で車とお別れ!

最近年寄りの交通事故が多くて社会問題になっている。一昨日も歩道に乗り上げたとの報道。これも60歳以上だった。周りからの圧力は増しているのでついに我が家の車も手放すことになった。我が車は2014年に出たばかりのホンダのFitのハイブリッド。これはなかなか優れ物で、燃費はいいし、オートクルーズも付いているので運転は楽だ。低速度では追突防止機能もある。しかし周囲は「いくら車が良くても、ぼけ老人が運転したら逆走は防げない!」と容赦ない。

幸いなことに親戚の看護師さんが夜勤のときに必要だが、前のが古くなって買い換えようと思っているとのことだったので、渡りに船!じゃなくて渡りに車ということで、本日手渡すことにした。買主は娘に甘いお父さんなので、一緒に陸運局、今はなんとかと名称が変わっているが、そこへ直接持ち込む。本人同士なので実に簡単に名義変更ができた。昔は税金や自賠責保険など日割り計算をしたりしたが、いまは車検の時にも納税証明はいらないのだそうだ。

ただしまだ車検前の新しい車なので自動車の取得税は取られた。私の計算よりも安かったが、同じ自動車で二度取得税を取られるのは悔しい。ナンバープレートを自分でとり替え、刻印してもらって終了。引き渡そうとしたら、そのお父さんも運転は厳禁と言われているとのことで、お宅まで「他人の車」を運転して行った。家に娘さんはおらず、「お父さん!駅までも運転しないように!」とも書置きがある。バスで浦和駅まで戻る。

家の前の車庫はすでに奥さんの手でお花の鉢置き場に代わっていた。かなりの寂しさを感じたが、多少の不安があったので、すっきりしたことも確かだ。高級自転車のロードレーサーもすでにないし、まだほとんど使っていないスキーも寄贈してしまった。高速の遊び道具はすべてなくなった。ママチャリだけがお友達かな!

 

まだお花見!雲海桜

>ADSCN4318 もういい加減にしなよ! と言われそうだが、伊香保のグリーン牧場のKAMA田さんが誘ってくれたので急いで出かけた。もちろんソメイヨシノは散った後だがいま八重の桜の関山が最高の色を出している。なかなかいい風景だった。ついでに高山村のパエリアのお店に行く。アラゴンという知る人ぞ知るお店。火曜日は定休日なのだが本日はあいていた。群馬天文台に行く途中の道の桜も今が満開。いつまでもお花見なんかしていないで、もっと世のためになることをしなけりゃと思うのだが、その時には体はなかなか反応しない。XKIMG0399 ADSCN4319

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築地市場も間もなく移転!

5月7日にはぶらリバーくらぶのお散歩がある。ここのところ下見をせずに出たとこ勝負だったが今回は少し時間があったので急いで下見に行った。でも全部歩くことはできないのでもうすぐ移転する築地市場を見て回った。いつもは晴海通りから行くのだが、今回は采女橋から行ってみたところ、青果問屋さんの定松さんの前にでた。「おおーここは私のサッカーのお友達のお店」こんな大きなお店とは思わなかった。残念ながらお友達は外出中だったが、いつもベンツに乗ってサッカーに来るわけだ。。BCIMG3677

ここから連休で賑わう場外市場を抜けて、海幸橋脇の波除神社(TA口さんの馴染みの神社)にお参りして市場に入ってみる。外国人がかなり見学に来ている。もうこの時間セリはやっていないので閑散としている。セリ時間は見学は制限されているが、まああたりまえだよ。買い物はできないの、場外市場にあれだけいた中国人観光客は、ここでは全くいない。BCIMG3692

見学の後は築地川のあとをたどる。ほとんど建物が建っている。川跡の地盤は悪い。地震の時には一番先に倒れるよ。いいのかな?? 晴海通りをわたると築地川は駐車場になり、脇に遊歩道があり、それをたどると聖路加大学脇に出る。芥川龍之介の碑が建っていた。隅田川沿いに出て佃大橋を渡って佃島に行くのが予定コースだが、疲れたので新富町から戻る。入船橋の下の川は埋め立てられ運動場になっている。でも雨が降ったら大変そうだ。BCIMG3695

森将軍塚古墳

2月、私の入院中にいとこの旦那が亡くなった。お葬式に伺えなかったので本日お線香を上げるために妙高市のお宅に伺った。私のひとつ上のほぼ同世代の人だ。ここのところ同世代の訃報がいくつもある。ちょっとさびしい。もう2カ月たっているので、みなさん立ち直っていた。よかった。田舎の草餅などたくさんのお土産をいただいて戻った。

帰り道千曲市で高速を降りてこんな古墳を見に行った。高速道路から見える高台にある立派な前方後円墳だ。立派な古墳は奈良や堺など古代の大和にしかないという先入観を持っていたが、信濃の国には古代から国が成立していたのだ。XDSCN4310

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原発の報道 テレビ!

 NHKの籾井会長が「当局の発表の公式見解を伝えるべきだ。いろいろある専門家の見解を伝えても、いたずらに不安をかき立てる」と指示した。NHKはお上の公式の報道だけを流せという意味だろう。これは熊本地震を基に述べたもので、原発以外でも自衛隊の活動をもっと伝えるようになど指示したそうだ。この会長はNHKを政府の広報機関と勘違いしているようだ。お上の言うことだけを真に受けていたら、とんでもないことになったという反省は少しもないようだ。

 不思議なのは、これだけ重要なことに対してどこからもほとんど反論がないなんておかしいんじゃない。NHKには反骨のジャーナリストはいないのか? 昨年原発に対して批判的報道をしたということで大越キャスターがニュース番組をおろされた、今年の3月には国谷さんが23年間やっていたクローズアップ現代がなくなった。民放でも古舘伊知郎がクビになった。政府に批判的な番組は軒並みなくなり、どうでもいい芸能人のお茶らけ番組ばかりになった。

■ テレビに至っては、紙芝居同様、否、紙芝居以下の白痴組が毎日ずらりと列んでいる。ラジオ、テレビという最も進歩したマスコミ機関によって、『一億総白痴化』が展開されていると言って好い。「週刊東京」1957年2月2日号 – 大宅壮一
・・・大宅壮一の心配通りの現象がますます進行している。でも安倍内閣は実に賢く、この言葉をもじって『一億総活躍』という言葉を作りだした。なかなかやるなあ。