本日はことし2回目のぶらリバークラブ、化石川探索。今年は台地の上から、下町の平坦な場所で化石川探索をしている。台地の上では地形を見れば川筋は判ったが、開発の進んだ東京の平地では、古地図などが手掛かりだ。幸いなことにSEKI根さんが、江戸の古地図を持っていたので、それを参考に今回のコースを選んだ。
左の地図は地下鉄の駅にあったものだがなかなか便利。まず弁慶掘りを見て、旧赤坂見附(外堀にかかる橋と門)を見に行く。桜田門などと同じ門だったようだ。
そのあとは日枝山王神社へ。エスカレーターのある階段ではなく、赤い鳥居の下を上って行った。ここには山王稲荷神社もある。稲荷神社の特徴はこの赤い鳥居。寄進した人の名前が書いてある。一基いくら寄進すると建ててもらえるかが、話題になる。
山王神社は立派。ここのお祭りは江戸三大祭りだそうだ。巫女さんたちも多い。江戸城の裏鬼門を守る神社として、当時の権力者から寄進が多かったようだ。現在はすぐ目の前が首相官邸。政教分離だからいまは政治家の寄進はないのだろう。
溜池を過ぎて、虎ノ門の駅近くで、外堀の石垣が保存されているのを発見。文部省の構内のようなところにあるので、立派に保存されている。