山梨の一宮町のNさんから立派な甲州柿が送られてきた。今年は全般に不調でNさんのモモ畑のお手伝いはほんの数回しか行けなかった。それなのにモモを送ってもらい、またまた干し柿も送ってもらった。申し訳ない。御礼にこんど上梓(じょうし)した本を送った。物々交換にはちょっと足りないが、それで勘弁してもらおうか。
物々交換と言ったが、「本」では糊口をしのぐことはできない(ヤギならできる?)が柿やモモなど食べ物は生きるために最も必要なものだ。食物や道具を作る仕事は、「働いている!」という感じがひしひし伝わる。しかし口先三寸のテレビや本、さらに金融商品だとか株式とかは、お金は儲かるかもしれないが、どうも虚業という感じがする。そんなもんなくたって生きていけるのに。
勘弁してもらおうかと言ったが、とても等価交換ではない気がする。やはり来年御礼働きをしっかりせねばならないなあ。モノの価値を決めるのは何か・・・昔経済学の授業で習ったような気がするが、よく解らん!