本郷弥生峠

  第8回の峠楽会のお散歩。本日は台風余波の雨が心配される中でした。「雨が降ったら行きません」と連絡したところ、何人かの方から「家を出ようとしたら降ってきたので行かない」との連絡をいただきました。しかし半分老人会みたいなもので便利なスマホや携帯など持たないという人もいますので、とりあえず茗荷谷駅に行きました。雨にバラつきがあるらしく、こちらでは雨は振りそうもないので実行。雨で延期と思った方、ごめんなさい。

しばられ地蔵が移動していました。そのあと環三播磨峠を越え、植物園脇の白山御殿峠、そのあとお茶する予定でしたが雨が降ってくるといけない、家で療養中の奥さんが心配で早く帰りたいとかの理由で、そのまま本郷弥生峠へ行きました。どこもみなさん認定済みです。そのあとまだ雨は大丈夫そうだったので、竹下夢二美術館のカフェ「港や」に入ろうと言ったら、「高いから嫌だ!」との意見。そのまま不忍池まで行って解散でした。

下の地図から峠を探してください。赤い点々がついていますが。環三播磨峠は赤点がいれてないです。

北海道で空襲警報!Jアラート!

北海道の友人から「Jアラートがなりました」とのメールが来ました。「北朝鮮に圧力をかける」と毎回同じことを繰り返すだけ。ちっとも建設的ではない議論はいい加減にして欲しい。もうJアラートなど鳴らさなくて結構です。

こちらでは防災無線情報の方がはるかに有用です。昨夜は「夕方ちかくに熊が出ました。気をつけてください」との放送が流れました。わたしのいつも歩く散歩コースなので今朝は自粛しました。こちらのほうがはるかに有用で、何をすればいいか判断できます。

そんな内容のメール。東京付近はただ人々を脅かすだけの報道。子どもたちが防災頭巾をかぶって廊下の隅で伏せている姿は恐ろしい。子どもたちに恐怖を与えるのは良くない。日本にミサイルが落ちてくる可能性はほとんどない。さらに、落ちてきたら防空頭巾など何のいみもない。子どもに敵国意識を植え付けようと言うのだろうか。脅かされて育った子は、大きくなってから人を脅かすようになる。成人して政治家にでもなったら、「やられる前にやつけよう」という意識になる。

北朝鮮の問題は政治の世界で解決してくれ! これは子供にはどうにもならないことなのに巻き込むことはしないでくれ。トランプアメリカは何にもできないのだから、もうひとつの大国、中国がでてくるにちがいない。そうなると日本は大変な不利になる。トランプと完全に一致している政府はトランプアメリカと一緒に沈没することになる。アメリカの核の傘なんかと言っている状況ではない。早く独り立ちしないとまずいことになる。

やすらぎの郷

ここのところ毎朝昼、テレビ朝日の「やすらぎの郷」を見ている。石坂浩二が元奥さんや愛人と一緒に出ているので、ドラマだか現実だかわからないような内容だ。倉本聰の最後の番組になると言われているが、石坂浩二が倉本聰を演じているのかもしれない。先日は八千草薫が亡くなった。がその後で番組に出ていた。野際陽子が亡くなったが、ドラマの中では今も元気だ。なんだか夢か現かよくわからないところがいい。

石坂浩二の孫が表れた。まだ20歳だが52歳の妻子ある男と同棲をしている。男が妻と別れるための慰謝料をお爺ちゃんに無心に来た。なんで男の慰謝料を出さなけりゃいけないのか。石坂じいちゃんの血圧は上がり、混乱して、孫を追い返す。さてその後、どうなるのか。明日も見なけりゃ。

それはそれで、こんないい場所(舞台は川奈ホテル)で楽しく老後を暮らしている人たちも日本にはいるのだろうか。そっちのほうが気になるが、これはドラマだが、わが老後と比べていろいろ考えさせられる。身につまされてみている人もいる年寄りもいるが、あこがれも! ミッキーカーチスがいい。75歳の爺さんが35歳の常盤貴子に言い寄られ結婚する。そんなことありっこないのに。実際の夫(長塚圭史・わが教え子)が怒るだろうに。

911も遠くなった!

2001年9月11日(日本時間では12日)はニューヨークの超高層ビルにボーイング767機が突撃し多くの死傷者を出したテロ事件の日だ。当時勤めから家に戻ったら、テレビで中継をしていた。なんのドラマ化と思ったら実際の現場映像だった。このテロ事件からアメリカはアフガニスタン、イラクなどに報復戦争を仕掛けた。テロ事件で国を相手に報復をするというのは間違いであったが、アフガニスタンではいまだに戦争は続いており、イラクではISが台頭してめちゃくちゃな状態になっている。

日本のテレビで9.11をどう報じるか見ていたが、あまり報道はなかった。17年もたった今、すでに歴史の中の事件になってしまったようだ。しかしその余波はまだまだ世界では続いている。アメリカは今新たに北朝鮮と対峙している。日本はアメリカと完全に一致して行動するようだ。気まぐれトランプさんは突然攻撃するやもしれない。完全一致しているとわが国も巻き込まれる。

  日本でも核シェアが話題になってきた。核を持っていようが、持っていまいが小競り合いでも起こったらめちゃくちゃになること必定。もう我々が考えることではないが、文明国の政治家ならもっと知恵を出しメンツを捨てて話し合ってほしい。アメリカの片棒を担いで戦場に出ていくことはまっぴらだ。

我が家では朝顔がいま盛りに咲いている。小競り合いでも起こったら朝顔なんかにかかわっていられなくなる。ミサイルと朝顔とどちらを取るか。そんな比較は意味なしだが、朝顔を見れない世界になるのは困る。

巨大なお富士さんがあった

山梨県博物館の方から鉄道王雨宮敬次郎のお話を伺った。雨宮さんは明治の実業家・投資家で甲州財閥の一人だ。新宿・八王子の甲武鉄道、八王子・甲府の山梨鉄道などに投資、東京市街鉄道にも進出した。帝都の足は甲州財閥が支配したと言われたそうだ。さらに政治家と組んでますます大金持ちになった。その話はもちろんすばらしかったが、私は次の写真の方に興味がひかれた。  雨宮敬次郎の還暦記念の宴の様子が風俗画報354号(山本松谷画)に残っている。その写真を見せてもらった。私が興味を引かれたのは、邸宅内に作られた模擬富士山だった。もとホテルニュージャパンがあった場所が雨宮邸だったが、そこに木造で22mもある富士山を、この日のために作らせたという。22mといえば相当の高さ。現在江戸の「お富士さん」が数十カ所あるが、大きいのでも8m程度(千駄ヶ谷鳩森富士でも6m)だ。22mといえば8階建てのビルの高さだ。

明治の政商と呼ばれた人たちはこんな大尽遊びをしていたのだ。集まったのは山縣有朋、後藤新平など政府要人だったという。

本郷弥生峠

 我が家の近所はお祭りの太鼓でにぎわっている。我が家は町会の役員は終了、老人会の役員なのでお祭りの手伝いはなしになった。私は地元のお祭りはもういいので、都内ウロウロ徘徊してきた。一応目的は今週の土曜日に再開する「峠楽会」の下見ということだが、あちこちのお祭り見学になった。 それはそれで、今回の峠楽会は本郷弥生峠、そんな名前はわれらが勝手につけているが、文京区の弥生町、弥生式土器が最初に発見された場所だから、いい命名だと思う。東大の本部校舎と農学部の間を「言問通り」が通っているが、本郷通りと交差する場所がちょうど峠地形になっている。そこを歩いてみようという企画。峠を降りたところから不忍池に下る道に「竹久夢二美術館」がある。夢二ファンは見学をしてください。今回は茗荷谷駅集合ですが、ここまで3キロほど歩いて終了解散。あとは勝手に上野駅か根津駅か、もどって東大前駅か白山駅か、考えておいてください。バスという手もあるな。

北朝鮮独立記念日

この日に合わせてなにか重大なことが起こりそうだとマスコミ各社ははしゃいでいる。深刻そうな雰囲気を出しながら、何か起きたらマスコミは盛り上がりそうだと期待しているような感じだ。政府もこれを機に安倍さんの人気回復をもくろんで、ロシアのプーチンさんと会談したりしているが、全くの進展はない。ロシアは北朝鮮を支援しているのだから安倍さんの言うことなど聞くはずはない。

北朝鮮とアメリカのいがみ合いで、日本がそんなに肩入れすることはないはずだ。いくらトランプさんがアホでも戦争するまでには行かない。きっと水面下でゴルゴ13に依頼しているに違いない。うまくいっても軍人がやけになって暴発する恐れがあるので、北朝鮮の高官が実行するように仕向けているはずだ。ビッグコミック愛読者ならそんなシナリオは丸見えだ。

北朝鮮の独立記念日は1949年の9月9日だ。私よりも5歳も若い! 世界から相手にされていない国なのかと思っていたら百数十か国と国交があり、国連にも加盟しているのだ。人口は2千数百万人。ほとんどが飢餓状態にあるとマスコミが言うが、これだけの人口を抱えている国を曲りなりにも運営できているのは指導者にそれなりの力があるのだろう。

ミサイルが飛んでくるかもしれないからと言って、小学生に避難訓練をしている映像が映っていたが、みんながおたおたするのは北朝鮮の思うつぼだ。子供たちに恐怖心を植え付け、敵愾心を持たせようとする訓練はいいことではない。少し冷静になって、池上さんに子供ニュース解説をしてもらいたい。

9月になった!

9月になって急に涼しくなった。なんか急に忙しくなったら、腰が痛くなった。忙しい原因は10月21日の戸山高校のホームカミングデーなどなど。ほとんどパソコンにしがみついています。

その1、私の仕事ではないが消息不明者の探索作業。これが意外と面白くて何人か見つけ出した。全部インターネット検索。有名人になっている連中も多い。

その2、同じく10月21日の伊南川100㎞の名簿作り、これは第一回からやっていることだが、だんだん物覚えと段取りが悪くなっているのでエクセルの関数をもう一度おさらい。日時が重なったので今年は伊南川はお休みです。

その3、賀曽利君が70代日本一周を始めたので、私も負けていられない。全国一宮めぐりの報告を作り始めた。すでにもう90%はまわっているので、ホームページに入れ始めた。まだ10数か所だが、今年中に100か所の報告書を作る予定。

その4、峠楽会の下見。涼しくなったので再開します。9月16日(土)東京メトロ茗荷谷駅、1時半集合です。本郷弥生峠の探索です。

その5、夏休みが終わったのでまた孫のプールなどの送り迎え。

姫路城を駅から撮った

世の中、いろいろ大変なのですが我が身は何の変化もなし。ブログが滞ると、また入院してる? とか聞かれるので、とりあえず何か書いておきます。この写真は先日姫路駅を通った時にホームからとったもの。けっこうキレイに撮れているでしょう。最近のコンパクトカメラはすごいですよ。もう重たい一眼レフカメラは持ち歩けません。ちなみにこのカメラはカシオ。

先日成城学園の駅のポスターを見たらカシオの創業者は樫尾さんだって書いてあった。そうだったんだ。

 

姫新線にのった

津山駅から姫路に行くには姫新(きしん)線でまず佐用まで行く。朝7時6分発、ホテルの無料朝飯は6時半から。大急ぎで食べて駅に急ぐ。1両の列車には高校生が大勢乗っていたが、しばらくいくと全員がおりて乗客は3人になった。時刻表を見るとこの電車のあとは10時半までない。途中下車ができないと思ったとたん、トイレに行きたくなった。食べてすぐに出てきたのがいけなかった。キョロキョロすると運転手のすぐ後ろにトイレがあった。助かった。

佐用駅で姫路駅行に乗り換える。乗り換え時間は50分。その間に駅前の市役所に行き、播磨一宮の行き方を訪ねるが、宍栗市なのであまり情報がなかった。「シシクリシ」と言ったら「しそうし」ですと言われた。そんなことも知らずにやってきたのだから苦労するよな。播磨新宮駅で降りてバスで山崎まで行き、コミュニティバスで一宮伊和神社前まで行く。すんなりと行けたのは、佐用市役所の方のおかげだった。  帰りのバス時間をチェックしてのお参りをする。立派な神社だった。一緒にお参りした人の話では、伊和というのは「おわ」がなまったもので、大国主神がここで生涯を終えたので、「おわった」という意味だそうだ。大国主さんはここで亡くなったとは知らなかったが、どんな文献にも秘密になっているそうだ。みなさん知らないはずだ。でもこの人はどうして知っていたのだろうか?

備前国一宮・石上布津魂神社は山の上

  備前には一宮が3か所ある。ものの本は2か所だが、一宮専門家の賀曽利さんと相談し西大寺の安仁神社を加えて3か所にした。本日は3か所の中で一番行きにくい石上布津魂神社に挑戦。岡山の観光案内所でいろいろ聞いてみたが、どうも岡山市と赤磐市の境にあるので岡山市はあまり宣伝をしていない。

津山線の金川駅から行くのが最も近い。たぶんバスがあるだろうとのことだったので、とにかく行ってみた。コミュニティバスはあった。でも一日に3本で、予約制だそうだ。12キロもあるので歩くには遠すぎる。タクシーしか手はない。もう年寄なので片道だけタクシーを使った。

タクシーはどんどん山の中に入っていき、岡山市と赤磐市の境を越える。宮司さんの家は岡山市にあったが、神社はさらに3キロ行った赤磐市にあった。タクシーを下りたところに杖がたくさん置いてあった。そこから山道が始まった。10分ほどで手水舎があり石段上に社殿があった。「なんだたいしたことない」と思った。

ところが本当の神社は今の奥社でそこからさらに山登り。まあ10分ぐらいだから、山登りというほどではないが、お宮参りだとたかをくっているとけっこう大変だ。奥宮は磐座のうえにある。昔の神社形式だ。しかし今の時代、こんなところまで来る人はよほどのもの好きだろう。

でも来る人が少なければご利益の分け前も多いかもしれない。ちょっと得した感じだ。帰りはヒッチハイクを試みようと思ったが、車が来ない。1時間ほど歩き集落にでたところでおじさんが乗せてくれた。駅まで連れて行くよと言われたが、着いたところは瀬戸駅。岡山駅に戻って津山線にのり、タクシーにのった金川駅経由で津山駅に着いた。もう薄暗くなっていた。

讃岐の田村神社・祭神はモモソヒメ・モモタロウ

讃岐の一宮に来ています。この神社には数年前にも来ているのですが、モモタロウとモモソヒメの像があったことは知らなかった。モモタロウはご存知の通りの鬼退治の桃太郎。でも彼は吉備団子を持って岡山駅前にすっくと立っている。誰もが岡山県の象徴だと思っている。私も香川県にいるとは思わなかったが、地元の人に聞いてみると桃太郎が退治した鬼は讃岐の国の「女木島」にいたそうで、いまや女木島の鬼の岩屋は大変な観光地になっているそうだ。だから桃太郎伝説は香川県のお話だという。

それじゃモモソヒメは? モモソヒメというのは大和の箸墓に眠っているヒメ様で、近年は卑弥呼といわれている方だ。その卑弥呼様が何でこんなところにいるのか不思議なことだ。実は私は知っているのだが、それを確かめにやってきたのだ。

モモソヒメは第7代孝霊天皇の娘、その弟は吉備津彦で、四道将軍として吉備の国の祖先となった人だった。そんな関係でモモソヒメは吉備津彦と一緒に吉備の国づくりをしたのだそうだ。こちらの人に言わせたら姉として吉備津彦を指揮していたという。前の写真を見ていただきたい。田村神社の境内にあるモモソヒメとモモタロウの像であるが、明らかに姉が桃太郎を指揮している様子が分かる。

実はこの像は田村神社創建1300年に合わせて作られたものだそうだ。どうりで私たちが前に参ったときには見当たらなかったはずだ。この神社はなかなかおもしろい。というのはいろいろな神様をごったにして祀っている。この感じは私は好きだが、「やりすぎだよ」と思う人も多いのではないかだろうか。そんな雰囲気をもう一つ写真に乗せておきます。

田村神社のページも作りました。←ここをクリック

 

 

 

 

無段差社会

夕方の銀座に行ったのは何年振りか? というよりも行ったことはなかったかも。大昔の知りあいの相田さんが銀座のライブハウスで歌うというので行ってみた。昔はすごうでの編集者で、私はいくつかのPR誌に連載を持たせてもらった。私の最初の本「水水水こぼれ話」は相田さんの企画でできた本だった。

その彼は数年前大きな事故で、全身まひの身になった。数年間のたいへんなリハビリの結果、右手だけがかろうじて動くようになった。つい最近介護付きだが電動の車いすで外出できるようになった。今彼は「無段差社会」の実現を目指して活動を立ち上げた。すべての段差、差別を解消しようというイベントを催している。彼の思いに同調する人は多く集まっていた。

桜のころに久しぶりに会ったのだが、それから半年もたたないうちにこれだけのイベントを開催できるなんて、まさに昔の凄腕編集者の魂がいきているのだろう。 感動的な集まりで、涙がこぼれそうになった。

もうそろそろ人生も終焉と感じるこの頃だったが、私ももう少し動き回ってみるかという気になった。外に出て日比谷駅に向かうところに、太陽の塔みたいなのがあった。そういえば彼と一緒に大阪の万博公園に行ったことがあったなあ。写真を入れるつもりだったのですが、見つからない。後程!

山城国一之宮 上賀茂神社

山城国には一之宮が2つある。もともとは賀茂神社で1つだったが、なんかの原因で2つになった。上賀茂神社の祭神は雷様、下鴨神社の祭神は雷様のお母さんの玉依姫である。こういう自然神を祀るのはいいね。日本の古代の神社は山や川、岩や大木など自然崇拝だった。なんとなく畏敬の念をいだかせる神様ってのが日本風でいい。唯一絶対神というのは畏れ多いのではなく恐ろしいな。上賀茂神社のページ ☚ここをクリック