新:四国遍路

戦後70年。我たち二人も生誕70年。この年までよく生きてきた。感謝のかぎりだが、 だれにお礼を言ったらいいのか? と考えた。とりあえずと言っては申し訳ないが「四国遍路」をしてお大師様にお礼を言おう。そのあとはどなたに???

2015年第36番の青龍寺(しょうりゅうじ)まで行ったところで、一休み。2016年の春から再開しようと思っています。最初は1年で何とかなると思っていましたが、全長は1200kmもあり、1日20キロのペースでは60日はかかります。この年で一日20キロはけっこう大変な距離です。

2016年春に再開と書きましたが、なんと二人とも体調不良で繰り返し入院手術で2016年10月、1年ぶりに高知県の須崎に戻って歩き始めました。一年間の入退院の繰り返しは大変な体力低下をもたらしました。これまではすべて人力にこだわってきましたが、以降は時々交通機関に頼るという旅に変わりました。

と言っても足摺岬から宇和島への道は交通機関がない峠越えの道ばかりでした。宇和島を過ぎると列車に沿った道がいくつもあります。今治を過ぎると岡山から瀬戸大橋経由で便利になり、5泊6泊をしないでもよくなり、疲れる前に終了ができるようになりました。

当初の予定では10回で結願と思っていましたが、結局は11回かかりました。1200㎞だったかどうかわかりませんが、ほぼこれだけ歩けたことはなによりもうれしい事でした。70歳まで生きてきたことを感謝するために始めた遍路旅ですが、さらに4年間、74歳まで生きさせてもらったことを感謝。ついでにもうあと5年くらいお願いしたなどと言ったら、「いい加減にしなさい!」と諭されるかもしれない。でもよろしく!

四国お遍路:古稀の御礼詣
●四国遍路旅第1弾 (2015.3)
●四国遍路旅第2弾(2015.5)
●四国遍路旅第3弾(2015.6) 
■四国遍路旅第4弾(2016.9)
 ■四国遍路旅第5弾(2016.10)
■四国遍路旅第6回(2017.3)
■四国遍路旅第7回(2017.5)
■四国遍路旅第8回(2017.11)
■四国遍路旅第9回(2018.3)
■四国遍路旅第10回(2018.5)
■四国遍路旅第11回(2018.10)

 

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